ブックマーク / socius-lover.hatenablog.com (220)

  • 麺喰らう(その 362)半ラーメン+半チャーハンセット - 今日も 来て しまった

    ラーメンべようと券売機の前に立ち、セットメニューに気が揺らぐ。半チャーハン、餃子は魅了的だけどちょっと重いなぁ、と胃をさする。 で、見つけたのが半ラーメン+半チャーハンのセット。これなら、合わせて一人前、胃にちょうどおさまるのではないかとほくそ笑む、ニヤリ。 まあ、麺に米。炭水化物の重畳なわけで、贅沢、欲張り、優柔不断ともいえる。ただ、+チャーハンはやはり、+ライスとは違う喜びがある。 半ラーメンは醤油、味噌、塩から選べるので、あえて味の強い味噌をチョイス。テレビのワイドショーを眺めていると、まずはチャーハンが到着。 みたところ、玉子、チャーシュー、ネギのシンプルイズベストなひと皿。これ半チャーハンかな、7割くらいある気がするな、と嬉しい憶測。 遅れてやってきた味噌ラーメンは、具沢山みそ汁の感覚で、チャーシューがちゃんとのってるのでニンマリ。ひと口スープを飲めば、口福です。 チャーハン

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  • 定食春秋(その 238)新サンマの塩焼き定食 - 今日も 来て しまった

    サンマが歴史的不漁とか。なんでも中国人にそのおいしさがばれたらしいとラジオで言ってたな。資源保護のために、ぜひ漁業協定をヨロシク。 で、新サンマの塩焼き。1000 円というのはかなり頑張っているお値段だろうナ。初物で1尾 5980 円という記事もあり、サンマは高級魚なのかも。 サンマといえば古典落語「目黒のサンマ」。冷めて、脂も抜けた上品な魚をふだんべている殿様が、目黒でべたサンマが忘れられないって話。 かつては大衆魚だったサンマは高貴な方にはとてもべさせられない外魚。でも、脂がのって、こんがり焼けたサンマは、おいしい庶民の味方。 さて、待つこと 15 分。凛としたサンマの塩焼きは気品すら感じる。まずはみそ汁をひとすすり、そののち徐に箸をのばし、身を削いでパクリ。 ンマーイ。引き締まった身、程よい脂、さっぱりの大根おろしが三位一体。苦〜いワタも、かえって嬉しい年頃となりました。もう一

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    ohanaguzuguzu15
    ohanaguzuguzu15 2020/09/16
    ホネだけ!
  • 麺喰らう(その 361)自家製・しらすのペペロンチーノ - 今日も 来て しまった

    痛勤を終えて、近所のスーパーで晩酌の酒を買い込む。用もないのにいつものクセで回遊していると、魚売り場でお値打ちな、しらすと目が合う。 あちらは何百匹といるわけですが、ここで目が合ったのも何かの縁。ほかほかの銀シャリにのせようとお買い上げ。そしてすっかり忘れてしまう。 週末ふと冷蔵庫を開けると、しらすたちに睨まれる。気づけば日が消費期限。お酒で満足して、銀シャリまでたどり着かない悪いくせ、すまん。 カルボナーラ気分だったけど路線変更。ペペロンチーノのパスタソースにしらすをのせることとする。そうと決まれば、大鍋に湯を沸かそう。 並行してオリーブオイルにニンニクを加え、しらすを揚げ焼きする。すでにいい匂い。残りわずかで使い切りたい藻塩を加えて、味つけは万全。 お湯が沸いたら、茹で時間の異なるパスタを時間差で投入して同時に茹で上げる。イタリア人、怒りそうだけど、糧棚はスッキリしました。 フライ

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  • 麺喰らう(その 360)あなご天そば - 今日も 来て しまった

    あなご? ああ、マスオの同僚ね。あんな顔してまだ若いんでしょ? なーんてイメージ。鱗なしウネウネ界隈で、うなぎに比べると影は薄い。 そんな書き出しの記事を書いたのが7月。 https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2020/07/21/070400 だけど、あなごにはあなごのよさがある。ウナギほど脂が強くないがゆえのクセのなさ。白身の淡白な味わいがよりわかるのが、あなごなのだ。 そんなあなごの天ぷらそば、聞くだにおいしそうだ。そういえば、ウナギはあまり天ぷらにしないな。もったいないからか、合わないからか。 ウネウネ界隈でいえば、ナマズあたりは天ぷらありますね。やはり決めては淡白さかな。泥臭いドジョウだと柳川のように強い味をつけますし。 ともあれ、あなご天そば。こちらはたぬきそばの揚げ玉でも揚げたてを提供してくれる店なので、あなご天なんて、ワクワクが

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  • 麺喰らう(その 358)つけ麺 - 今日も 来て しまった

    つけ麺とラーメンがあると、ついラーメンを頼んでしまう。スープのぶん、なんとなくオトクな感じかな。でも、今日は思い切ってつけ麺を頼む。 つけ麺は麺をしめるぶん、手間はかかるよなぁ。実際、後客のラーメンのほうが早く来てるしね。蕎麦なら盛りが通のべ方だったりするしなぁ。 いろいろ考えているとつけ麺のお成り。アツアツのつけ汁は魚介の香りがして、欲をそそるね。まずは、麺をとっぶりつけてツルツルすする。 うん、べやすい。舌ではないけど、ラーメンに比べると麺そのものの香りや風味は冷たいほうがわかるかも。その辺は盛り蕎麦同様だね。 で、つけ汁にもやしを漬け込んでおき、先に水菜をまとめていただく。つけ麺だとシャキシャキ感が残って、麺と相性がよくないように思う。 で、メンマは味が十分ついてるのに、なんとなくつけ汁に入れちゃうな。コリコリおいしい。チャーシューは、どっぷり漬け込んでからいただく。 ラーメ

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  • 麺喰らう(その 357)味噌バターコーンラーメン - 今日も 来て しまった

    味噌ラーメンべたい。あっさり醤油や淡麗な塩ではなく、こってり濃厚な味噌。なんだろう、たまにあるこの情熱。ナトリウム不足かな? で、テクテク遠出して札幌ラーメンを出すこちらへ。味噌ラーメンに+150 円でバターコーンがのるならば、迷うことなくトッピングしますゾ。 ランチタイムは麺かもやしが増量できるらしく、もやしを選択。常連風の老夫婦が平日の昼間っから酒盛りをしているのを尻目に、到着を待つ。 やってきたのは、北の大地の恵みそのもののような一杯。コーンとバターがのるといかにも北海道。やはりスープが味噌なのがご機嫌です。 味噌バターの風味は独特ですよね。とん汁にごま油、味噌汁に揚げ玉など、味噌と油は相性がいいんだけど、バターは群を抜いてコクがあるのね。 コーンが沈むのも、もののあはれ。なーんて覚悟していたら穴あきスプーンがついてくるナイスプレイ。これ、ラーメン屋の義務にしたいくらい。 スープ

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  • 麺喰らう(その 356)自家製・坂内おみやげラーメン - 今日も 来て しまった

    久しく家族で外していない。休日の午前中に、大きな屋さんへ行って、帰りがけにランチべる。当たり前の日常、早く戻ってほしいな。 さて、そんなランチの思い出のひとつ、坂内。日三大ラーメンに数えられる喜多方ラーメンの名店で、初めておみやげラーメンを購入する。 レンチンで気軽にべられる「お持ち帰り」ではなく、あえて家で茹で上げねばならない「おみやげ」にしました。店の再現性の高さを優先です。 さて、大鍋に湯を沸かすのと並行して、雪平鍋でスープをつくる。おお、いい匂い。味見のオタマが止まりません。麺を茹でたら、盛りつけへと。 ネギ、メンマ、チャーシューを並べ、スープを注ぐ。ああ、楽しい。商いとして作るのは大変だろうけど、たまに家でつくるぶんには楽しいだけ。 ズルルとべてみれば、なるほど店の味だ。麺も具も店で使うものそのものだし、茹であげ、湯切りに不安はあれど、再現度は三重丸の自画自賛。 こ

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  • 麺喰らう(その 354)醤油らぁめん・こってり - 今日も 来て しまった

    ラーメン屋さんというのは流行り廃りが激しく、地味ながらも長く続けている、それだけで実力が推し量れる。創業昭和◯年なんて、すでに老舗。 で、ちょっと足を伸ばして久しぶりにノレンをくぐる。そうそう、ちょっと手狭なこんな感じだったと思い出すも、メニューは完全に忘れている。 白湯スープ、とんこつ醤油が二大看板。ほかにも野菜と八丁味噌、天然粗塩の塩など、多士済々のなかから、昔ながらの格醤油らぁめんを選ぶ。 200 円で半チャーハンか半餃子がつくのか。お値打ちですな。でも最近胃がよろしくないので単品で。青年期の壮健な胃腸は帰ってこないのダ。 やってきたのは、みたところ昔ながらのしょう油ラーメンスープは鶏ガラ、浮かぶ背脂がこってり味の証。ズルズルすすれば、細麺に合うこと! もやしや青梗菜はシャキシャキ。メンマは濃いめでクキクキ。虎の子のチャーシューは脂が甘くてうれしくなっちゃう。いい仕事してますねえ

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  • 麺喰らう(その 352)豚骨しょう油ラーメン - 今日も 来て しまった

    ふと、ランチタイムに家系ラーメンに入る。近所なのに、なぜだか入ったことのなかった不思議な店。券売機を吟味して、基のしょう油を選択。 券を出して、壁に書かれたおいしいべ方を読みながら到着を待つ。ご飯と合わせるとおいしいってのは知ってるけど、そんなにべられない。 家系は、ニンニクをドカッと入れてさ、スープをまとった海苔でご飯を巻いたり、チャーシューをご飯にワンバンさせてべるのがうまいわけさ。 でも、午後も仕事だからニンニクはガマン。胃腸もよくないのでご飯もガマン…なるほど、家系の楽しみが半減するから、足が向かなかったのか。 ともあれ、やってきた丼ぶりに罪はなし。ぷぅんと漂う豚骨臭がたまりません。固めの太麺はもっちもち、油膜の張った熱いスープをまといます。 ストレート麺だけどすするとはねるので、押し込むようにべる。やはりおいしいなぁ。ニンニクはガマンだが、ショウガは入れようかなあ。

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  • 定食春秋(その 233)自家製・カプレーゼ - 今日も 来て しまった

    紅白といえば源平合戦の昔から対立軸で語られがちですが、コントラストは美しい。色相、色彩、細かいことはともあれ、日人の腑におちる。 そうそう、紅白まんじゅうもあった。昭和の子なら卒業式が思い出されます。なんの癒着があったのか、縁起物として配られませんでしたか? で、カプレーゼ。トマトとモッツァレラチーズを交互に並べた美意識の高さ。冷やしトマトにも通ずる、シンプル  イズ  ベストなひと品です。 もともとトマトは観賞用だし、夏ということもあり、色濃く鮮やかな濃ゆい赤ですね。そのままかぶりついても、間違いなくおいしいヤツだな。 そして、モッツァレラチーズ。水牛の牛乳からつくられて、クセはないけどコクがある。ピザにのってると、ムチムチした感が嬉しいヤツです。 冷えたトマトとモッツァレラをひと口大に切りそろえて並べてゆく。ドレッシングはレシピ通りだと、オリーブオイル、塩、バジル。えっバジル? じ

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  • 麺喰らう(その 350)ミニ山かけそば+いなり寿司 - 今日も 来て しまった

    渋谷駅の家しぶそばが再開発でなくなるとか。しぶそばは普段の通勤動線にないので、散歩の途中でべるくらいだけど、思うところはある。 最近、立ちい界隈は個人店、チェーン店ともに明らかに勢いがない。外全体の問題かもしれないけど、入れ替わりではなく、数が減っている。 土曜日の朝、暑くならないうちに人っ気のない赤坂日枝神社に参拝。鳥居参道を写真におさめてご機嫌な帰り道、乗換でしぶそば前を通りかかる。 混んでないし、朝から飲まずわずで活動していたし、これ幸いと暖簾をくぐる。朝定は3種類、せっかくだからそばがつくC定にする。 パスモで支払い、手を消毒すると、いなり寿司を渡される。いなり寿司で席を陣どり、水を汲んで待っていると、奥からそばを持ってきてくれる。 七味をかけ、ズルズルすすれば、塩っ気のあるつゆが身にしみる。汗かいたからかな、つゆが格別においしい。やはり朝そばはエナジーになるな。 い

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  • 麺喰らう(その 348)揚げ餅おろしそば - 今日も 来て しまった

    先日べた力(チカラ)そばがおいしかった。とそば。炭水化物の二乗ですが、お雑煮をべているような、どことなく懐かしい感じがあった。 力そばはチェーン店ではあまり見かけない。手間がかかるのかな。でもきっと、個人店がそれぞれの流派、流儀で工夫を凝らしているに違いない。 まだ暑いけど、積極的にべていこう。いつまでもあると思うな個人そば店。コロナ騒ぎもあり、冬まで待っていると店仕舞いされかねないのダ。 で、こちらのメニューをみるに、力そばはない。たぶん、揚げそばが該当するのだろう。名前からして店ごとに個性が出るんだなぁ、と感心。 冷やしもあるけど、お雑煮感のためにもここは熱いのを頼もう。後客のカツ丼のほうが早いところからも、の扱いは手間ひまかかるんだな。 やってきたそばには、たっぷり4個も揚げが。なるほど、カツは出来合いだけど、揚げは受注生産なんだな。ふふふ、得した気分ですね。 1つか

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  • 麺喰らう(その 346)ランチラーメン - 今日も 来て しまった

    ガツンとしたものがべたくて、二郎系ラーメンへ。券売機前に立てば、無料トッピングがない「ランチラーメン」を発見。へえ、お値打ちね。 二郎系といえば、ニンニク、野菜、脂、スープの濃さなど、好みに合わせたトッピングができるのが有名ですが、それがない代わりにお安いのダ。 例えば野菜は多め、マシ、マシマシと増量できます。写真で見るに、山盛りの野菜は迫力満点だけど、最近が細いのでノーマルでちょうどかな。 AM ラジオが流れる店内は誰も無口で、換気扇の音が、あたかもタイガーモスの飛行音のように静かに聞こえている。モノクロームな時間だね。 ここで静寂が破られ、ニンニク入れますか?  との質問がくる。トッピングはできないけど、ニンニクは OK なのね。では少なめでお願いしよう。 さて、やってきたランチラーメン。デフォルトでもかなりのボリュームてす。一味とかえしを振りかけて箸をわる。まずはスープ、しょっぱ

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  • 定食春秋(その 232)そば屋のかつ丼 - 今日も 来て しまった

    「そばつゆで作った そば屋のかつ丼」の貼り紙をみて、そりゃそうだと思う。むしろ、中華スープやコンソメで作った、なら真新しいけどサ。 な〜んて斜に構えても、そば屋のかつ丼、大好きです。かつそのものよりも、だし、ご飯との一体感が素晴らしい。腹具合と相談したのち注文。 よくみれば、合鴨丼、天丼とともに各種丼ぶりは 1000 円から 700 円に値下げされている。デフレ圧力というより、メニュー体系の見直しかな。 飴でも舐めて待っててねえ、とトレイ一杯の飴が提供されたけど、丼ぶり到着のタイミングがわからないので遠慮、熱いお茶をすすりつつ待つ。 やってきたのは、ミニそば、冷奴、お新香つきのひと品。丼ぶりは小ぶりだけど、かなりのボリューム。さすが学生街、恩恵に与ることとしよう。 へえ、ブロッコリー on かつ丼とは珍しい、パクリとべる。たっぷりのった水菜はサラダがわりかな、女性を意識したのかもしれない

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  • 麺喰らう(その 345)自家製・ジャージャーそば - 今日も 来て しまった

    暑ければ冷たい麺をべればいいじゃない。心のなかのマリー・アントワネットがそう呟く。夏バテ気味の胃腸を甘やかすべく、日もてぬき麺。 頼みのシマダヤ流水麺、レトルトの肉味噌、きゅうり、買い置きの麺つゆ、小パックの豆乳。切ったり、洗ったり、わずか5分で仕上がりました。 日そばに肉味噌、豆乳タレを絡めてべるジャージャー麺。ざっくり混ぜてべれば、間違いないお味。肉味噌の濃さを豆乳が受け止めている。 家人にも驚くほど好評で、ちょっと複雑。まあ、何時間煮込もうと、遠くまで買い物に行こうと、目の前のひと皿の味には関係ないんだよねえ。 時間をかけるのが美徳ではなく、その日の気分に合ったものがおいしいんだよな。ズルズル。肉味噌にはタケノコが入っていて、歯触りがいいネ。 ジャージャー麺というと、盛岡じゃじゃ麺ではうどん、中華屋さんでは中華そばを使いますね。シマダヤのそばはクセがなく肉味噌と相性がいい。

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  • 麺喰らう(その 344)自家製・てぬきうどん - 今日も 来て しまった

    夏バテなのか疲れがたまり、晩ごはんを作るはおろか、べるのも億劫な夜。習慣でスーパーを回遊するも、ピンとくるものもなく3周目に突入。 出来合いの冷やし中華に惣菜でもつけるかな、なんて思っていると天ぷらコーナーの隅に揚げ玉を発見。言い方はアレだが、新鮮な揚げ玉だ(笑) ここでようやく組み立ては決まった。味付けお揚げ、温泉卵、冷凍ネギ、シマダヤの流水麺を次々とカゴに入れる。うどんをツルリといこう。 自宅に戻り、ケトルでお湯を沸かし、出汁パックを入れた耐熱容器でつゆ作り。粗熱をとるのも面倒で、濃い味をつけてを入れて一気に冷やす。 いざ、夕餉の時間。流麺を水でほぐし、たぬき、きつね、温玉、ネギを盛りつけ。上からタプタプとつゆを注げば、てぬきうどんの完成です。 包丁いらず、火も使わずの横着ですが、べてみれば淡麗なつゆに冷たいうどんが泳ぎ、サクサクの揚げ玉、甘〜いお揚げ、トローリ温玉が合う。 てぬき

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  • 麺喰らう(その 343)つけとろ - 今日も 来て しまった

    欲がない、そんなお昼どき。夏バテなのかもしれないけど、体力維持のためには何かべておいたほうがいいのは自明。冷たいお蕎麦にしよう。 メニューをみれば、冷たくて軽めのお蕎麦は、もり、田舎、つけとろ、胡麻たれ辺り。どれも魅力的だけど、精をつけるべく、とろろにしよう。 こちらうどんは出さない蕎麦オンリーの専門店なので「◯◯蕎麦」とは書いていない。つけとろ=つけとろ蕎麦なのです。矜持を感じるなぁ。 やってきたのは見目麗しき蕎麦。まずは蕎麦猪口にツユを入れ、普通にべる。ワサビ、ネギ、大根、七味で味変しつつ、3分の1ほどいただく。 すでに喉越し爽やかだけど、残ったツユをとろろの碗に入れ、くるくる攪拌する。すごい粘り気が栄養満点ですって感じ。いいヤツ使ってるねえ。 蕎麦をつけてたぐれば、とろろの喉越しがツルリと楽しい。紫蘇の香り、黄身の旨味と三位一体、ジェットストリームアタックの如く味わい深い。 で

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  • 麺喰らう(その 342)力そば - 今日も 来て しまった

    気は優しくて力持ちというと金太郎や桃太郎、はたまた山田太郎が浮かんでくる。がっちり体格、気さくで、力強い。ステレオタイプな快男児。 そんなところから名づけられたのが、力そば/うどん。スマホのゴシック体だと、「力」と「カ」の区別がつきにくいけど、チカラそば/うどんです。 麺類におが乗った炭水化物ストームなひと品ですが、お雑煮感もあってべると楽しい。暑いさなか、うに〜としたを思い出し、思わず注文。 立ちい界隈では見かけないので、積極的にべたことはないけど、お雑煮の地域性のように、店ごとの個性が際立つジャンルかもしれないな。 店のメニューを改めて見るに、力はうどんが基なのね。壁のメニューを端から端まで眺めても、うどん派は鍋焼き、かき玉、けんちんくらい。 まあ、頼めばそばになるんだけどサ。その境目はどこなのか、考えてもわからないのが実に興味深い。そば屋として、譲れない一線があるのかも。

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  • 麺喰らう(その 341)東京らーめん+排骨 - 今日も 来て しまった

    担担麺の専門店に行くときは、当たり前ですが、担担麺をべたいときです。ところがメニューを開くと東京らーめんがあるわけで、心乱れる。 まあ、前から存在は知っていましたが、今日に限って醤油ラーメンが実においしそう。鶏ガラと野菜のコンソメスープ、なんてフレーズが刺さる。 君子は豹変す。当初の目的を撤回して、東京らーめんを注文。今日は胃腸の調子もいいので、自分に大サービス、排骨をトッピングしちゃおう。 メニューを眺めていると、各種担担麺のほか、酸辣麺やサイドメニューなど実に魅力的。東京らーめんにたどり着くまで、時間がかかったナ。 やってきたのはシンプルな一杯。スープはずっと飲んでいたいやさしさ。鶏ガラ控えめ、野菜はんなり、醤油遠慮がち。でも三位一体で実力発揮。 担担麺と同じ細麺がよ〜くスープと絡みます。ここで排骨をパクリ。揚げたては、サクサク、カリカリして、口腔器官が宴会を開くような喜び。 彩りの

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  • 定食春秋(その 230)自家製・酢豚 - 今日も 来て しまった

    パイナップルというと、かつては缶詰に入っていた印象。流通が発達した今では、生パイナップルも手に入りやすく、気軽な果物になりました。 そしてパイナップルといえば酢豚問題。果物をオカズに入れるなんて、という声もあるけど、個人的にはありです。生ハムメロンくらいありです。 原体験とである給がそうだったからだと思う。給は残さずべるものという義務感とともに、違和感なく酢豚ッブルを受け入れましたヨ。 で、こちらは私の信用厚い、ニッポンハムの中華名菜シリーズ。パッケージをみるにパイナップルは入っておらず、レシピにも勧められていない。 玉ねぎをくし形に切り、パプリカとともに炒め、酢豚体を投入する。火が通ったらソースを混ぜ合わせて完成。実にいい香りですが彩りは地味。 でも、のり弁が黒一色だけどおいしいように、酢豚も茶色オンリーだけどおいしい。パプリカがなんとか色合いを主張しており、ガンバレと思う。 こ

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