AppleのWindows版QuickTimeで深刻な脆弱性が報告された。だがAppleはサポートを終了して修正パッチを提供しないため、米セキュリティ機関US-CERTなどが直ちに利用を中止してアンインストールするようユーザーに促している。 トレンドマイクロ傘下のZero Day Initiativeによると、脆弱性は2件あり、悪用された場合はいずれもリモートから任意のコードを実行されてしまう恐れがある。共通脆弱性評価システム(CVSS)による評価値は2件とも6.8(最大値は10.0)としている。 2件の脆弱性はWindows版QuickTimeの全てのバージョンに影響するとみられ、Appleサイトでは1月に公開されたバージョン7.7.9が最新になる。