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ブックマーク / iincho.hatenablog.com (24)

  • 上野千鶴子「幸せでしょう?」発言への見解 - いいんちょさんのありゃあブログ

    社会学者・上野千鶴子の語り下ろし(?)のコラムが賛否を分けている。 「女子力を磨くより、稼ぐ力を身に付けなさい!」上野千鶴子さんが描く、働く女の未来予想図 - Woman type[ウーマンタイプ]|女の転職@type まずはこちらをご一読。 ぼくの感想としては、総論としては納得できるところが多いのである。 安倍内閣が女性を活用するとしているが、それは「正規の総合職として男並みに働かせて使い倒すか、非正規の労働力として使い捨てるか」の2通りであると、上野さんは指摘する。 さらに、総合職になれても女性は結婚・出産を捨てキャリアをとるか、キャリアを捨て結婚・出産を取るかの2択を迫られる。 出産した女性の多くはキャリアを諦めなければならず、また時短制度を儲ける企業も増えたが、多くでそれは「二流の労働者」への格下げなのだという。出産し、なおかつ元のキャリアに戻れるのは親の援助が求められるレアケース

    上野千鶴子「幸せでしょう?」発言への見解 - いいんちょさんのありゃあブログ
    ohnosakiko
    ohnosakiko 2014/02/27
    >上野さん流の「リップサービス/そのつもりなんでしょね。私も総論に異論ない(というか今頃御大が態々言わんでも皆わかってるでしょ)が、時々混じるああいう気を効かせたつもりの物言いには昔からイラッとくる。
  • 「あなたがネトウヨにならなかった理由」が残念な理由 - いいんちょさんのありゃあブログ

    あなたがネトウヨにならなかった理由を教えて下さい。 - Togetter ここに理由を挙げている人たちとぼくの考えはそう遠くないと思います。差別的な言動がよくないと思うことに、異議はないです。 でもこれはちょっとないかなーと思うツイートも散見するわけで。 反差別を掲げる人の差別を憎むときの口調が、差別主義者のそれと瓜二つになってくる、ということが往々にしてありまして。 @rinda0818 人間として当たり前の倫理感と道徳心を持ってるからですかね?それに…ネットとか不得手だから^^;— 姜さん (@kangjaewon0619) 2013年4月22日 @rinda0818 理由も何も、あの姿をみてネトウヨになりたいと思う人は、人として終わっている。理屈や論理で考えるまでもない。— リチャードさん (@rich_styles) 2013年4月22日 両親にまともな教えを受けたので。RT @r

    「あなたがネトウヨにならなかった理由」が残念な理由 - いいんちょさんのありゃあブログ
    ohnosakiko
    ohnosakiko 2013/04/24
    「ネトウヨになった理由」は確かに聞いてみたい。自分を「ネトウヨ」という蔑称(?)で規定してないことも多そうだけど。
  • 【書評】日本文化の論点/宇野常寛 ★★★☆☆ - いいんちょさんのありゃあブログ

    『ゼロ年代の想像力』や『リトル・ピープルの時代』で知られる批評誌PLANETS主催の批評家・宇野常寛の新著。 日文化の論点 (ちくま新書) 作者: 宇野常寛出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/03/05メディア: 新書購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (23件) を見る 【目次】 序章 〈夜の世界〉から〈昼の世界〉へ 論点1 クール・ジャパノロジーの二段階論――集合知と日的想像力 論点2 地理と文化のあたらしい関係――東京とインターネット 論点3 音楽消費とコンテンツの「価値」 論点4 情報化とテキスト・コミュニケーションのゆくえ 論点5 ファンタジーの作用する場所 論点6 日文化最大の論点 終章 〈夜の世界〉から〈昼の世界〉を変えていくために あとがき 付録 『日文化の論点』を読むキーワード 内容(「BOOK」データベースより) 情報化の進行は、二

    【書評】日本文化の論点/宇野常寛 ★★★☆☆ - いいんちょさんのありゃあブログ
    ohnosakiko
    ohnosakiko 2013/04/07
    このあたりの社会学系若手論者はやはり苦手だということを再認識。
  • 女の子の便利だけど欲しくはないもの - いいんちょさんのありゃあブログ

    昨年夏に突然「男の赤ちゃんの父親になった」とフェースブックで告白したクリスティアーノ・ロナウドだが、これまで素性が一切明かされていなかった母親が、20歳のイギリス人学生であったことがわかった。 デイリー・メール紙(電子版)によると、クリスティアーノとこの女性はロンドンのナイトクラブで出会い、一夜限りの関係を持ったそう。女性の妊娠がわかるとDNAテストが行われ、クリスティアーノの子どもであることが明らかとなったという。女性はクリスティアーノから1000万ポンド(約12億6千万円)の大金を受けとる代わりに、子どもの親権などを放棄し、このことについて家族や友人と話をすることさえしない、と約束。クリスティアーノは母親の詳細を一切伏せたまま、男の子を自身の保護のもとポルトガルで育てると発表した。 (以下略) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110104-000

    女の子の便利だけど欲しくはないもの - いいんちょさんのありゃあブログ
    ohnosakiko
    ohnosakiko 2011/01/05
    >登場人物だれからも、「今ここ」の負債を先送りするエゴイズムを嗅ぎ取れてしまう/「世間様」的見方。当事者にも返ってくるなら自業自得になるだろうが、それでも「今ここ」を優先させたいという気持ちはわかる。
  • 「自己卑下のような自己賛美に終始するウチダタツル」のツイートにワロタw - いいんちょさんのありゃあブログ

    今月の初め、こういうトゥゲッターがスマッシュヒットを飛ばした。 Togetter - 「「自己卑下のような自己賛美に終始するオンナノコ」を模倣する」 「自己卑下のような自己賛美に終始するオンナノコ」とは、「自分を卑下しつつも、その実、自分のプライドやセンスを高めに持っていく言動が上手い女性」のことである。女の社会は男の社会の様に単純ではない。自慢がもとで、集団からハブられる危険性だってないとはいえない。だからそうした高度なコミュニケーションが発達したのだろう(もっともそれがバレとるからこうやってトゥギャられているわけだが)。 鬼塚ゆり氏が始めたこのつぶやきに共感した人をも巻き込み、その名も「#fakegirlstalk」というハッシュタグのもと、次々と「名作」が生まれていった。このまとめが「いるいるいるwww」や「イラッとくるwww」という反響を呼び起こしてホッテントリ入りも果たしたのだ。

    ohnosakiko
    ohnosakiko 2010/12/25
    ウチダタツルより鬼塚ユリの方がイラッ度が高い/聞いてもないのに自分のこと語り出すアラサー女子に多い気はする。コメント欄とかブコメで/アラフォーになるともっと手が込んでて一見わからないことがある。
  • 人はいつ「終わる」のか - いいんちょさんのありゃあブログ

    最近、あるの中である意味すごく「怖い」箇所を読んだ。 それは、西武百貨店の元経営者でパルコやセゾングループも創設した辻井喬(=堤清二)と、社会学者でフェミニストの上野千鶴子の対談、『ポスト消費社会のゆくえ』にてだ。 それは今では考えられないくらい、百貨店が消費者だけでなく大衆文化を牽引しようという気概があった時代、渋谷に西武百貨店やパルコが建ち例の糸井重里らが手がけたコピーで行け行けどんどんだった時代の話だ。 日の百貨店では今でも美術展というのを開催されているみたいだけれど、あれは百貨店発祥の地の欧州ではあり得ない話で、これもモノを売るだけでなく消費者マインドを文化的に啓蒙していこうとした辻井さんの発案だったという。そんな美術展を百貨店内で始めたころについての対話の箇所。 上野 (中略)ベンチャービジネスのなかには当たりハズレがあって、現代美術ははずれるとただのガラクタですね。 辻井

    人はいつ「終わる」のか - いいんちょさんのありゃあブログ
    ohnosakiko
    ohnosakiko 2010/06/06
    「終わった」と言われる前に自分で幕引きするのが良いのだろう、問題はその見極めか/『キッズ・リターン』の台詞が出てきたけど30過ぎても「まだ始まっちゃいない」という感覚を持ってる人も今では多そう。
  • バラエティ番組がのこす最後のフロンティア〜きらっといきるの偉大なる冒険〜 - いいんちょさんのありゃあブログ

    教育テレビで毎週金曜日に放送している『きらっといきる』。障害者の活動をとりあげているこの番組の先々週の放送では新企画(? 番組内の一企画なのか、編とは別のスピンオフというあつかいなのかはまだよくわからない)がスタートしていた。それを先週の金曜日、たまたま再放送で見た。 その名もバリアフリー・バラエティ、略してバリバラ。以前からの番組MCの一人で、自身も脳性麻痺を患っている玉木幸則はこれを立ち上げた目的を ぼくらも自分たちの障害をネタにして笑ったり、おもろいことをやったりしている。でも人によっては、「ここ笑っていいところなんかな・・?」と。その壁をとっぱらっていこう、ということ。 http://www.nhk.or.jp/kira/program/past/details/435_rb.html と説明している。いわば「障害者のでるバラエティ番組」だ。 僕が見たのは「バリバラ」の一回目だっ

    バラエティ番組がのこす最後のフロンティア〜きらっといきるの偉大なる冒険〜 - いいんちょさんのありゃあブログ
    ohnosakiko
    ohnosakiko 2010/05/16
    >脳性麻痺ブラザーズのネタに寄せられた感想が「面白い」ではなく「感動した」であったことと、アウトサイダーアートがアートではなく教育や福祉のとりくみとして今日あること/ http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20100212/1265973899
  • 枕もとのディスコミュニケーション ~NHKスペシャル「命をめぐる対話」をみて~ - 倒錯委員長の活動日誌

    「閉じ込め状態」というのを知っているだろうか。発病すると体中の筋肉という筋肉が次第に動かなくなっていく筋ジストロフィーなどの難病や脳損傷の病状が進行していった先、待ち受けているのは腕や足どころか、だれでも簡単に持ち上がりそうなまぶたの筋肉すら自らでは持ち上げることのできなくなる状態だ。まさに体というびくともしない「檻」のなかに、発病前となんらかわらない意識と五感だけが閉じ込められた状況。それが文字通り、「閉じ込め状態」と呼ばれているものだ。 21日にあったNHKスペシャル「命をめぐる対話“暗闇の世界”で生きられますか」は、作家の柳田邦男が別々の地域にくらす三人の「閉じ込め状態」にいる患者をたずねるという構成をとっていた。特にその中の一人照川さんという元警察官の人は、番組終盤で柳田と“ある論点”で激しく対立する。 □□□ 僕はこの「閉じ込め状態」、そういうものがあるということだけはどこかしら

    枕もとのディスコミュニケーション ~NHKスペシャル「命をめぐる対話」をみて~ - 倒錯委員長の活動日誌
    ohnosakiko
    ohnosakiko 2010/04/01
    「閉じ込め状態」について。外界の情報は感受できるのに物理的に反応することがほぼできない地獄のような状態。双方向性というものが人間にとっていかに大切なものかということ。
  • どんなに持ち上げても作品を殺すことに荷担する批評 - いいんちょさんのありゃあブログ

    後悔した。やはり醜い。スノッブとはこいつのことを言う。 何が醜いかというと、モテキの作者がただ見栄えをよくするためだけに楽曲タイトルを引用する態度と その引用元がわかることに喜んでしまうという読者との共存関係だ。 (・・・) この引用は作品のクオリティに何の影響も与えていない。ただただ、作者が好きなものを作品内で提示したにすぎない。 わかってる奴だけが気づいて不気味にニヤリと笑うだけだ。この醜悪な一連の行為はいったい何なのか。 はっきり言うと「私はあなたの仲間である」というマーキングにすぎない。 引用に終始するサブカル好きが日文化を滅ぼす (強調引用者) 「はっきり言うと「私はあなたの仲間である」というマーキングにすぎない」。 わかる、わかる、わかるよ君ぃぃぃと、会って熱い握手とキスを交わしたくなるようなエントリーなのだが、ブコメにてはあまり顕著に賛成はされていない様子。 増田に書き連

    どんなに持ち上げても作品を殺すことに荷担する批評 - いいんちょさんのありゃあブログ
    ohnosakiko
    ohnosakiko 2010/02/14
    >基本的には文化やアートというのは、先行作品の引用が不可欠なのだ/「引用」は意図的な行為だからそう言い切るのはちょっと違和感。先行作品を前提にするものだ‥‥くらいかと。
  • そりゃブスの中にも「階級」があるだろさ - いいんちょさんのありゃあブログ

    ohnosakikoさんの記事経由で読んだ北原みのりさんの記事。 よしもとばなな話で盛り上がっていた筆者とBさんに、猛然とってかかるCさんという図。 「いいですか、Cさん、世の中にブス自認のない女なんて、いなんですよ。それが女の病であるということが前提ではないんですか!?」 http://www.lovepiececlub.com/kitahara/2009/12/post-188.html まさしくこれが前提になっているのだけれど、このことを共有しているかどうかでこの話はまたちがった様相を呈してくる。これがないままだと、北原さんが単によしもとばななの言動を「ブスのくせに」と非難しているようにしか読めない。Cさんのように憤慨するのも、無理からぬ話である。 しかし、北原さんが相手と共有していると思ってたけれど実はしていなかったのは、「私だって同じブスだ、という意識はある」という前提。これが

    そりゃブスの中にも「階級」があるだろさ - いいんちょさんのありゃあブログ
    ohnosakiko
    ohnosakiko 2009/12/28
    まあそういうことですね>つまり「あたしはブスだ」というブス自認と、あの人はブスだというときの優越心は、両立するのじゃないだろうか。/タイトルの微妙な微妙なムカつかせ具合は狙ってる?(笑
  • 現代音楽に対峙する気まずさと場違いな思い - いいんちょさんのありゃあブログ

    先日季節の歯車がまた回り始めただとかなんだとうそぶいて風流や雅の分かる人間を気取っていた者ですが、存外すぐには涼しくならないもんですね(毎年のことか)。だれが考えたんだか「残暑」という巧い言葉がありますが、一度は去った振りしてまだ向こうの木陰でこちらの様子を伺っている少女の眼差しのように、秋口に居残った夏はジトッと僕のうなじに汗をかかせるのです。 さて、夏になれば僕は自動機械のごとく「夏がく〜れば思い出す〜♪」を口ずさんでしまうほどに文部省唱歌に毒されている人間なのだけれど、尾瀬なんて行ったことないので思い出すことなんて不可能なのである。 だからなんだといいますのも、日は音楽の話でして。 今日の夕方に『爆笑問題のニッポンの教養』坂龍一の回の再放送をやっていた。坂龍一といえば、言わずとしれたYMOのメンバーであるとともに、東京藝大を主席で入ったとか出ただとかどっちか忘れたけれど、とにか

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    ohnosakiko
    ohnosakiko 2009/09/07
    ケージ「聴かせた」って?元々アカデミックなのにポピュラー方面に色気を出したことに潜在的な罪悪感を感じていたサカモトは、大衆文化やサブカルへの嫌悪を刺激されたんでしょう(と番組見てないが言ってみる)。
  • 「日本の難点」は「感染」=転移で乗り切れ - いいんちょさんのありゃあブログ

    の難点 (幻冬舎新書) 作者: 宮台真司出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/04/01メディア: 新書購入: 28人 クリック: 233回この商品を含むブログ (227件) を見る 夏の暑さにかまけて、というかかまけているにも関わらず、こんな難解なを間違えて手に取ってしまった。 意外や意外、著者初の新書版らしい。僕は宮台真司のを実はあまり読んでいなくて、『終わりなき日常を生きろ』や『サイファ』ぐらいなのだけれど、最初読んだときはやはりこの人の書いている内容よりもなによりも、その文体が気にかかった。現在売れているのは売れているけれど僕の周りでは現時点でだーれも評価していない宇野常宏の例のは、明らかにこの人の文体の影響を受けていると思う。大塚英志などもそうだが、現在批評家として名の通った人は、文体で読者あるいはファンを魅了しているのだと思う。裏を返せば、魅力的な文体を持たな

    「日本の難点」は「感染」=転移で乗り切れ - いいんちょさんのありゃあブログ
    ohnosakiko
    ohnosakiko 2009/08/20
    かつて宮台に「転移」して終わりなき日常をまったり生きようと思った若者も、既におじさんと言われる年代にさしかかり、まったりどころではないであろうことを思うと、いろいろ感慨深いものがあるのう‥‥。
  • 村上春樹的な「やれやれ」 - いいんちょさんのありゃあブログ

    二日ぶりに学校に来て自分のブログを開くと、すごいことになっとる。やったね!ブクマ自己新更新♪……と喜んでもいられないことを、コメント欄とブクマページを開いて気づく(それにしても更新する度にページビューが何十も増えているのは、初体験だが不気味である)。 正直、読んでいてがっかりした。うんざりである。最近わけあって村上春樹の作品を読みあさっているのだがまさにこの状況、村上春樹的な「やれやれ」、である。 ちゃんと読んでもらえれば、冒頭の「伯父の家族エピソード」というのは話の導入部にすぎず、「僕の問い」の質は後半に集約されることがわかってもらえるはずだ。なのに、書いた人としてはどうでもいい(もっと言えば無くてもよい)前半のエピソードの枝葉末節をあげつらっての批判が大半ではないか。僕はこの状況に、うんざりする。「木を見て森を見ず」とはまさにこのことではないだろうか。 「読みの多様性」や「創造的な

    村上春樹的な「やれやれ」 - いいんちょさんのありゃあブログ
    ohnosakiko
    ohnosakiko 2009/07/23
    http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/usukeimada/20090720に書いたことのお返事がなぜか最後に。じゃ感想待ってます/創作にしてもあの台詞は(失礼というより)不自然とは思った
  • 誰がための「オシャレな女」なのか? - いいんちょさんのありゃあブログ

    連休の初日に伯父の家族がやってきた。伯父には三人の子ども、つまり僕のいとこが三人いるのだがその真ん中、今年14歳になる女の子がおもしろい。毎回会う度に、よくいえばオシャレな女の子に、悪く言えばケバイギャルに変容していくのだ。その変化は普段会わない僕には顕著に見える。最初はさりげない細部に変化の兆候があったのだが、このところはもう開き直ったか、僕に会うときだろうとお構いなしにその変化の度合いを見せつけてくる。 思い返せば僕の中学時代も、この年頃の成長というのは、まだ女子の方がその速度において男子を圧倒していた。夏休みの登校日や新学期の初日、一学期には黒々としたロングヘアーをなびかせていた清純そうなあの娘が、当時の僕ら男子には想像の付かない「一夏の経験」を経て、趣味の悪い金髪になっていたり。とにかくいろいろあるものなのである、14歳というお年頃。考えてみれば14とは中二であり、文字通り男子が中

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    ohnosakiko
    ohnosakiko 2009/07/21
    『「女」が邪魔をする』の第四章「すべてのファッションは女装である」を読みなされ!
  • 「サブカル」がおかしなことになっとる - いいんちょさんのありゃあブログ

    大学院の授業にて。その日はある女の子の発表だったのだが、そこでその子がマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの受容史のようなものを披露した。発表が終わり、聴いてた院生の側からつっこみを入れる段になって(その授業は各々が発表して相互につっこみつっこまれるのが目的)、さっそく担当教官からの素朴な疑問。 「そもそもマンガって、サブカルでない?」 ごもっとも、である。 その子は少年マンガである『ジョジョ』がサブカルとして読みつがれている、という受容の変遷を発表したのだが、そうなのだ。マンガって、そもそもサブカルなのである。サブカル、サブカルチャーというのはハイカルチャーとの対比で初めて存在が明確になる。ハイカルチャーというのは、有り体に言えば古典的な芸術、教養のジャンル。ピエール・ブルデューのいうところの文化になるようなものである。その対義語としてのサブカルチャーはだから、大衆文化といえる。例

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    ohnosakiko
    ohnosakiko 2009/07/20
    受容者の環境、属性、意識によってサブカルかどうかが決まるという話。確かにアートはサブカル化している/最初はカウンターカルチャーって言われたよね。消費に組み込まれ対抗すべき対象も見えなくなったってことか
  • それが、単なるめんどくさがりやで甘党のオナニストと呼べる可能性はないのか? - いいんちょさんのありゃあブログ

    Expired うーん。どうも、一時新人類のようにもてはやされた、草系男子というのが僕はわからん。 僕は恋愛にがつがつしていない若い男がいる、という事実を認めることにはやぶさかではない。僕の周りにも、彼女がいないし女性にがつがつ向かわない、というやつはいくらでもいる。ただ、それだからといって彼らが恋愛に「奥手」だとか、「性的にたんぱく」だとか、そういうことにはならないような気がするのだ。 草系男子が語られる始めたとき、まず最初にあったのは「恋愛にタンパク」という要素だったと思うのだが、それから語の内容が定まらぬうちに森岡正博などいろいろな識者がいろいろな定義を定めた草系男子を出していき、次第に定義がごっちゃになってしまっているので、一応ウィキペディアに載っていた「主な特徴」というのを参考に。なお、便宜上番号をふっておいた。 1恋愛やセックスに縁がないわけではないのに、積極的でない

    それが、単なるめんどくさがりやで甘党のオナニストと呼べる可能性はないのか? - いいんちょさんのありゃあブログ
    ohnosakiko
    ohnosakiko 2009/06/08
    草食系男子について。森岡さん泣きそう/まあ女性雑誌で取り上げて持て囃すには、プラスの価値を付加しないとダメなんでしょうね。
  • 経験を積み、勝ち続けることで唯一広がっていく穴 - いいんちょさんのありゃあブログ

    NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」の再放送を視る。血管外科医の大木隆生『すべてを捧げて、命をつなぐ』の回。 なんでも、ステントグラフとかいう細い管を血管に通すことで、大動脈瘤(りゅう)・頸動脈狭窄(けいどうみゃくきょうさく)症・閉塞性動脈硬化症など、脳と心臓を除く全身の血管の病気を、他の医院では「治療不可能」と宣告された患者のそれを、快刀乱麻に治癒してしまうという逸材。もちろん人気も高く、一日4件、年間で800件の手術を手がけているという。医療の方面には全く明るくない僕だが、さすがにこれがすごいということはわかる。 ところで、この番組には茂木健一郎らとゲストがトークをするスタジオパートとともに、そのゲストの普段の仕事ぶりを追うドキュメンタリーパートがある。事態はその、ドキュメンタリーパートの手術で起きた。 それは、大動脈瘤を患ったある高齢女性患者のステントグラフの手術だった。手術

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    ohnosakiko
    ohnosakiko 2009/04/25
    先日父が同じ治療をした。二本は成功したが三本目は激しい動脈硬化で再治療。失敗するかもしれないことも含んで同意書を書いた。万に一つではなく百に一つの確率ですと言われて(結果成功したけど)。
  • それを言っちゃーおしめーよ - いいんちょさんのありゃあブログ

    人生は、「気持ち」次第でどうにでもなります。そして「気持ち」だけは、自分の意志ではどうにもなりません。「気持ち」が良い方に向いている人は、それでいいです。でも、「気持ち」が悪い方にしか向いていない人は、一体どうすればいいのでしょう? こういう話をすると、「気持ちが良い方に向くよう努力すればいいだけだ」と無邪気に言い切って、問題を解決した気になる人がいます。そりゃそうです、その理屈は圧倒的に正しいです。「貧乏人にお金を与えれば貧困問題はなくなる」という理屈と同じくらい正しいです。それは分かったので、次は意味のある話をしてください。 「勇気があればなんでもできる」という絶望 - 魔王14歳の幸福な電波 ここで言われていることは、徹頭徹尾正しいわけである。しかしそれが正しい「すぎる」が故に、ただそれを主張するのは正しくない、ということもあるのではないか。 どうもErlkonigさんのエントリーを

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    ohnosakiko
    ohnosakiko 2009/04/06
    当事者最強という話。裏返せば、弱者として反発、抵抗することで、ますますその位相に依存し関係性を強化してしまうヒステリー者のジレンマにも似ている。自分がそうだからよくわかる。
  • 吉本がイケメンの量産体制に入った - いいんちょさんのありゃあブログ

    よしもと発表「男前芸人」に新王者 ライセンス藤原1位 トップ10はこちら この記事を読んで、はて?と思った人も多いのではないだろうか。「ザ・ちゃらんぽらん」であったことが早くも黒歴史と化しつつあるあのライセンスの藤原が、ガキ使で「バキューム藤原」として猛威を振るったあのライセンスの藤原一裕が、男前ランキングの一位?と。たしかに、前年度の同ランキングで二位に入っていたことから、この結果は予想できなくもない。学生時代に空手をやっていたこともあり背丈もあるし、決してブサイクな顔立ちではないが、「男前」、と持ち上げるほどのものでもないように思える。 男前、まあ「イケメン」と言い換えてもいいだろうがそれは、具体的な色男とは乖離して、ひとつの「キャラ」と化しているのは、どこの分野でも同じことだ。「デブキャラ」や「オタクキャラ」と同列の「イメージ」として、「イケメンキャラ(男前)」は併置されているのであ

    吉本がイケメンの量産体制に入った - いいんちょさんのありゃあブログ
    ohnosakiko
    ohnosakiko 2009/04/01
    藤原ってなんか面白みのない無難な顔ですね。むしろブサイクno.1の家城の方にずっとエロスを感じるわ。芸はよく知らんけど。
  • 藤原紀香というマクガフィン - いいんちょさんのありゃあブログ

    ohnosakikoさんのブログ。 私にとって、藤原紀香という存在はずっと謎だった。演技が特に上手いわけでもなく、喋りが面白いわけでもない。やたらとCMには出ているが、それ以外ではなんだか中途半端なポジション。あまり今風じゃないやや古臭い美人顔。顔も体も目立つから脇では使いづらいだろうし、かといって大作で主役を張れるほどの力もなさそうだし。 写真展を開いたりチャリティ活動に熱心なのも、女優として大成しない人が走り勝ちな道に見えてくる。いや、それは女優として大成した人がハマる道か。ともかくどういう層に人気があるのか、今いちよくわからない存在である。 藤原紀香という生き方 - Ohnoblog 2 このセンテンスは、おそらくかなりの人の声を代弁してくれていると思う。藤原紀香、彼女について唯一にして最大の謎は、彼女の「演技」、「喋り」、「CMの数」(一時よりは相当減ったと思うが)、「古臭い美人

    藤原紀香というマクガフィン - いいんちょさんのありゃあブログ
    ohnosakiko
    ohnosakiko 2009/03/25
    マクガフィンか、なるほど。そういう意味では藤原紀香は非常に成功したタレントですね。