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ブックマーク / www.cinra.net (30)

  • 荒木経惟インタビュー 77歳でなお勢いを増すアラーキーの生き方 | CINRA

    アラーキーこと荒木経惟の爆進がとまらない。今年5月に喜寿=77歳を迎え、国内外で数多くの個展が目白押し。まさにアラーキー・イヤーとでもいうべき勢いだ。近年の前立腺ガンや右目失明も乗り越える、そのパワフルさを支えるものを探ろうと、このインタビューははじまった。 開口一番に語られたのは、自らのデジタル嫌いの告白だった。しかし、それは変化に追いつけないという意味での「老い」ではなく、むしろ鋭敏さゆえの流儀。陽子夫人ら愛する者との死別さえ写真の糧にした生き方は、非情の天才というより、写真とは人生だと覚悟した「私写真家」の道のりだった。 荒木の写真には、進行形の愛と情、そしてより濃厚になった生と死があふれている。優しさは弱さではないし、センチメント=関わりから生まれる感情こそ人生を豊かにする、と語りかけるかのように。 スマホや最新機器は、便利だからこそ使わない。いまの「才能あふれるカメラ」では、被写

    荒木経惟インタビュー 77歳でなお勢いを増すアラーキーの生き方 | CINRA
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    okasimez 2017/07/15
  • 向井秀徳が語る、音楽に向かう原動力「私は自意識恥野郎ですよ」 | CINRA

    ゴールデンウィークも終盤の5月6日、日比谷野外音楽堂を舞台に『THE MATSURI SESSION』が開催される。このイベントはもともと6年前の2011年10月に、向井秀徳が運営する「MATSURI STUDIO」を使用している3組、ZAZEN BOYS、KIMONOS、向井秀徳アコースティック&エレクトリックが集って開催されたもの。今回はさらに吉田一郎不可触世界とLEO今井のソロバンドが加わり、まさに「MATSURI STUDIOファミリー総出演」といった様相の、大宴会が開催されるというわけだ。 近年の向井は、バンド、ソロ、ユニットと様々な形態でライブを行いつつ、昨年は『ディストラクション・ベイビーズ』と『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』という2映画音楽も担当しているが、ZAZEN BOYSとしては2012年の『すとーりーず』以降、新作の噂は届いていない。 そこで

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    okasimez 2017/04/20
  • 藤井麻輝が語る、相方・森岡賢を亡くしてもminus(-)を続ける決意 | CINRA

    あまりにも突然だった森岡賢の死去から半年。完成寸前ながら森岡の急逝で発売延期になっていたminus(-)の1stアルバム『O』が、いよいよリリースされる。 残された唯一のメンバーである藤井麻輝が、完成寸前だった音源をさらに突き詰めて完成させた。これまでのミニアルバム『D』『G』収録曲の別テイクに加え、新曲3曲を加えた全11曲。オリジナルバージョンではゲストボーカルが歌っていた曲も、森岡と藤井自身の歌唱に差し替えられている。アレンジの建て付けに大きな変化はないが、音色やミックスのバランスなどが大きくブラッシュアップされ、聴いた印象はまるで別物と言っていい変化がある。期待した通りの、いや期待以上の傑作に仕上がったと言っていい。 なお、森岡在籍時最後のライブとなった2016年2月22日の恵比寿LIQUIDROOMでのライブと、森岡不在で行われた8月13日赤坂BLITZでのライブの映像を収録したD

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    okasimez 2016/12/28
  • 世間に誤解されてきた戸川純、貪欲に生き抜いてきた35年を語る | CINRA

    1980年代をニューウェイブの歌姫としてセンセーショナルに駆け抜け、一方では女優として『釣りバカ日誌』や『男はつらいよ』といった国民的な作品に出演し、ドラマやバラエティーでも活躍するなど、その特異な個性が光った戸川純。彼女がVampilliaとのコラボレーションによって過去の名曲を再録したアルバム『わたしが鳴こうホトトギス』を発表した。 今回の取材では、歌手活動35周年を記念した作品のリリースにあたり、戸川のキャリアを改めて総括。「不思議ちゃんとかメンヘラとか、さんざん言われてきたわよ」と笑って語る彼女の表現の源泉に迫った。 女優と歌手を並行させながら時代と戦った80年代から90年代。そして、体調を崩しながらも、女優と歌手を続けることに執着し、「生きる」ことへの情熱を燃やす現在。このインタビューによって彼女の人となりや哲学が伝わることを願いたい。 「私のことわかって」だけだったら歌わない。

    世間に誤解されてきた戸川純、貪欲に生き抜いてきた35年を語る | CINRA
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    okasimez 2016/12/27
  • 田渕ひさ子×原田郁子対談 二人と音楽の関係は今、どうですか? | CINRA

    インタビュー・テキスト by 麦倉正樹 撮影:森山将人 編集:山元翔一 取材協力:ABOUT LIFE COFFEE BREWERS 現在はtoddleでボーカル&ギターを務める田渕ひさ子と、クラムボンの原田郁子が、同じ女子高に通っていた同級生であったということは、知る人ぞ知る事実。しかし、この話にはあまり語られていない背景がある。実はこの二人、高校時代の交流はほとんどなく、むしろ東京に出てきてから互いの素生を語るうちに、その偶然の再会に驚き、意気投合したのだという。 そんな近そうでいて、お互い知らない時間のほうが多いと明かす二人を招いた対談は、親密さと緊張感の入り混じる不思議な時間だった。それぞれ人生経験を積んだ二人は、20年以上の時を経て教室の隅で語り合う少女のようでもありながらも、相手への配慮を欠かさない大人の距離感を保っていた。 同じ1975年生まれの女性として、彼女たちは、どんな

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    okasimez 2016/12/06
  • 規制に縛られずもっと自由に。バブルな社会派ベッド・インの表現 | CINRA

    このド派手なボディコン姿の2人組を見て、あなたは一体何を思うだろうか。2012年の結成以降、セルフプロデュースの活動を通して徐々に認知度を上げてきた「地下セクシーアイドル」ベッド・インが、アルバム『RICH』と共にメジャーデビューを果たす。既に深夜番組やCMにも出演する彼女たちの注目度を考えれば納得のデビュー。確実に、時代はベッド・インを求めている。 当時の文化に対する深い敬意と理解、そして今の社会やカルチャーの在り方に対する明確な批評性のもとで「過去を参照し、現在を更新する」ことは、優れたポップアクトの正攻法でもある。この数年間、tofubeatsのようなトラックメイカーによって1980年代~90年代の歌謡曲やJ-POP文化がレアグルーヴ的に発掘 / 再評価されてきたことを考えれば、ベッド・インが標榜する「バブル」というコンセプトにも、今の日で暮らす若者の何かしらの意志――それは「理想

    規制に縛られずもっと自由に。バブルな社会派ベッド・インの表現 | CINRA
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    okasimez 2016/08/02
  • 型破りな水野しず、資生堂『花椿』を読む。躊躇しないネット論 | CINRA

    資生堂の顔とも言える月刊誌『花椿』。約80年に及ぶ歴史の中で、同誌は時代の風と相同しながら、少しずつ姿を改め、そのときを生きる女性たちに必要なメッセージを発信し続けてきた。2016年6月、そんな『花椿』が大きな変化の瞬間を迎えた。ウェブ版の内容を一新し、月刊誌は季刊誌へ。紙とウェブを組み合わせたクロスメディアに生まれ変わったのだ。 そんな節目の季節に『花椿』に想いを寄せる若き表現者を招いた。『ミスiD2015』のグランプリを獲得し、イラスト漫画のほか、展覧会の企画にモデルまで、幅広く活躍する水野しず。ときにネット界隈を騒がせもする型破りな言動と、独自の美学に貫かれた表現は、多くの人の支持を集めている。そんな水野の目に、『花椿』はどのようなメディアとして映っているのだろうか? 「消費されていくものとは違う何かがここにはある」と思いました。 ―水野さん、『花椿』はご存知でしたか? 水野:学生

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    okasimez 2016/07/20
  • minus(-)藤井インタビュー 急逝した森岡賢への想いと今後を語る - インタビュー : CINRA.NET

    minus(-)の森岡賢の訃報が伝えられたのは去る6月7日のことだった。ニューアルバムの完成を間近に控え、ツアーのチケット売り出しが始まる矢先の、あまりにも唐突な死。ネット上ではファンだけでなく、彼を身近で知るミュージシャン仲間の追悼の書き込みが溢れ、故人の人柄を偲ばせた。 残されたminus(-)のメンバーである藤井麻輝にインタビューする機会を得た。1983年、18歳の時に1歳年下の森岡と出会い、遠藤遼一(Vo)とともにSOFT BALLETを結成。以降30年以上もの間、「腐れ縁」(藤井談)であり続けた唯一無二の盟友は、今なにを考えているのか。ニューアルバム『O』の仕上げと、森岡抜きのminus(-)のライブの仕込みに忙殺される中、話を訊いた。 2時間近くにも及んだインタビュー、そして終了後の酒席に於いても、ついに藤井は「悲しい」「寂しい」「辛い」といった感情的な言葉を一切漏らすことがな

    minus(-)藤井インタビュー 急逝した森岡賢への想いと今後を語る - インタビュー : CINRA.NET
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    okasimez 2016/07/11
  • 来日中のビョークが語る本音「今の時代の変化を歓迎しているの」 | CINRA

    6月29日から日科学未来館で開催されるVR(バーチャルリアリティー)音楽体験展示プロジェクト『Björk Digital―音楽VR・18日間の実験』のために来日しているビョークに、対面で直接話を訊く貴重な機会を得ることができた。 真っ赤なボディースーツに真っ赤なフワフワした飾りのついた普段着(!)に身を包み、筆者が座っていたソファーの端にちょんと腰掛けた、相変わらず妖精のような容姿と仕草のビョーク。その周囲には、非現実的な空気が漂っていたが、いざ話を始めると極めて現実的で具体的。恐ろしいほどの頭の回転の速さと率直さで、筆者の質問にすべて答えてくれた。その会話の内容は、今回の展示『Björk Digital』と、そのベースとなった昨年のアルバム『Vulnicura』の話にとどまらず、自身のキャリアを総括するような音楽論から、2016年の音楽シーンの話まで多岐にわたった。 アーティストとい

    来日中のビョークが語る本音「今の時代の変化を歓迎しているの」 | CINRA
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    okasimez 2016/06/28
  • RHYMESTERがもの申す 「ダサい」方向に進む現状に異議アリ | CINRA

    「美しく生きる」ということ。 それが、結成26年目を迎え新たな挑戦へと踏み出したRHYMESTERが新作で向き合った大きなテーマだ。しかもそれは、単なるライフスタイルの提示ではない。「丁寧に暮らす」みたいなことじゃない。「正しさ」への信奉が不寛容や狭量さに転じる社会の趨勢に対してのアンチテーゼとして打ち出されている。わかりやすく言うならば、戦争に向かう風潮をどう止めるか。プロテストソングとしてのヒップホップが鳴らされている。 レーベル移籍、過去最長の制作期間を経て、通算10枚目のアルバム『Bitter, Sweet & Beautiful』を完成させた彼ら。トラックメイカーには近作を支えてきたBACHLOGICに加え、新世代のヒップホップシーンを支えるPUNPEE、長い付き合いだが実は初の共作となるKREVAが参加。コンセプチュアルな全14曲に「ほろ苦く、しかしだからこそ美しい」人生の様々

    RHYMESTERがもの申す 「ダサい」方向に進む現状に異議アリ | CINRA
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    okasimez 2016/06/21
  • 落語家・立川志の輔が「化け物」と言った桑田佳祐のスター性とは | CINRA

    今年の2月26日に60歳の誕生日を迎えるサザンオールスターズの桑田佳祐。その還暦祝いのメッセージとして、各界の著名人の方に話をうかがうこの企画。最初にご登場を願ったのは、落語界から立川志の輔。 2010年の入院時、桑田佳祐が病室で志の輔の落語DVDを熱心に見ていたというのは、退院後に人によって明かされたエピソードとしてよく知られている。つい先日も、ラジオ番組(『桑田佳祐のやさしい夜遊び』)で桑田佳祐は『立川志の輔独演会「志の輔らくご in PARCO 2016」』にいたく感銘を受けたことを語っていた。いわく、「素晴らしいとか、かっこいいとか、すごいとか、そういう表現を全部取っ払って、落語というのは人間の色気だなとつくづく思います」。 志の輔は桑田佳祐よりも2歳年上。音楽界と落語界、活動のフィールドはまったく違うものの、ほぼ同じ時代の日を生きてきた表現者同士だ。実は大の音楽好きでもある志

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    okasimez 2016/02/27
  • 灰野敬二とジョン・ケージ、名曲“4分33秒”を巡る表現者の思い | CINRA

    音や音楽に「批判」的にアプローチする作品やアーティストを紹介し、参加者に「知的興奮」をもたらす音楽フェスティバル『Sound Live Tokyo』(以下『SLT』)。4回目を迎える今年の演目は、これまでの流れをさらに加速させたものになりそうだ。開幕を飾るのは、音楽家・灰野敬二と、劇団「悪魔のしるし」主宰・危口統之の異色コラボレーション。しかも二人が挑むのは、「無音状態」を音楽であると提案した実験音楽の金字塔、ジョン・ケージの“4分33秒”(1952年)である。 4分33秒の間、楽器の演奏を一切せず、その間に聴こえる観客のざわめきなど、すべての環境音を「音楽」として提示した“4分33秒”。以降の音楽表現に、ある意味ではトラウマ的な影響を及ぼしたケージの代表作に対して、当初は批判的だったという灰野は一体どのような形で挑むつもりなのだろうか。また、大勢の人々で複雑な形状の巨大な物体を狭い入り口

    灰野敬二とジョン・ケージ、名曲“4分33秒”を巡る表現者の思い | CINRA
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    okasimez 2015/08/24
  • 曽我部恵一が語る、自分が父親としてダメだと思う瞬間 | CINRA

    もうすぐ「父の日」ということで、複数のクリエイターにふだんは聞けない「父親」としての話を聞いてみようという、サントリー「伊右衛門 特茶」との連動インタビュー企画。第2回はミュージシャンであり、レーベルオーナーでもあり、そして3人の子を持つ父親でもある曽我部恵一にインタビューしました。人は自身の父親ぶりを「適当」と言うものの、正直に子どもたちと向き合う姿には、きっと心打たれる人も多いはず。もの作りと子育ての両立について、ミュージシャンという激務をこなすうえでの健康法についてまで、幅広く語ってもらいました。父親って、かっこいい! 仕事の話を聞かれたりもしますよ。「いつからやってるの?」とか、「どういうふうにやってるの?」とか。「パパの歌、大好き!」みたいなのは、今はほとんどないですけどね(笑)。 ―今日は曽我部さんに音楽や歌の話ではなく、「父親」をテーマにインタビューをさせていただきたく、プ

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    okasimez 2015/06/09
  • ORIGINAL LOVEが語る「今の状況は渋谷系の頃と似てると思う」 | CINRA

    ここ数年のインディーシーンにおけるポップスのブームを牽引してきたceroが新しいフェイズを示した素晴らしい新作を発表し、彼らの作った磁場ともリンクしつつ、よりオーバーグラウンドを目指すShiggy Jr.がメジャーデビューを果たすその中間で、ORIGINAL LOVEの新作『ラヴァーマン』がリリースされるということには、とても意味があるように思う。1960~70年代のソウルなど、ブラックミュージックをベースにしつつ、ときにはワールドミュージックを大胆に取り込むなど、折衷的なサウンドを展開しながら、あくまでポップスを追求してきたORIGINAL LOVEは、まさに上記2バンドの大先輩にあたる存在。そして、彼らが示しているのは、アーティスト性を重視するのではなく、楽曲そのものの構造的な面白さこそを重視しようという、時代の移り変わりである。 『ラヴァーマン』の最大のトピックは、1994年発表の名

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    okasimez 2015/06/02
  • 北野武が語る「暴力の時代」 | CINRA

    北野武監督の最新作『アウトレイジ ビヨンド』が、10月6日(土)に全国公開される。とても衝撃的な、そして非常に重みのある一作だ。ベネチア国際映画祭でも、受賞こそ逃したものの、現地のイタリア人からは「最高傑作」という声もあったという。以下のインタビューで北野武監督自身が語る通り、バイオレンスエンターテイメント映画の文法自体を更新し、新しい時代の表現方法を開拓するような一作。そして明らかに、震災以降の日の社会のムード、そして世界各地で様々な社会の綻びが明らかになっている今の時代の空気と呼応しあうような作品になっている。 「巨大暴力団同士の熾烈な抗争を舞台に、悪人同士の壮絶な権力争いを描いたバイオレンスエンターテイメント映画」という作。映画を観終わった後に強く印象に残るのは、ひたすら繰り返される暴力と死のあり様だ。前作ではオリジナリティーのある「痛み」の描写が評判を集めたが、それとも違う、ピ

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    okasimez 2015/04/23
  • 北野武インタビュー「老人を大切にしようなんて、大きなお世話」 | CINRA

    北野武監督の最新作『龍三と七人の子分たち』が、4月25日から全国公開される。その内容は、元ヤクザのジジイたちがオレオレ詐欺集団の若者と対決を繰り広げるという筋書きのエンターテイメント作品。近年の『アウトレイジ』シリーズでは強烈な暴力描写が話題となったが、今作はこれまでの北野映画の中でも最も笑いの要素を前面に押し出した、コミカルな一作だ。「金無し、先無し、怖いモノ無し!」というキャッチコピー通り、登場するジジイたちの行動原理は、「ノーフューチャー」なパンク魂に満ちたもの。それが痛快な物語の原動力になっている。 一方で、近年の日においては、昭和時代など過去を賛美しノスタルジーをかき立てるような作品が娯楽映画の王道となっているのも事実。そんな中、なぜ北野武は「ノーフューチャー」なジジイたちをモチーフにした映画を撮ろうと考えたのか? 高齢化社会が格化する中、人は老いとどう向き合っていくべきなの

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    okasimez 2015/04/23
  • シーナへの愛を込めて、日本ロック史の縮図のようなステージとなった追悼ライブ | CINRA

    のロック史におけるシーナ&ロケッツの存在感 シーナ&ロケッツ(以下、シナロケ)は、夫婦である鮎川誠とシーナが1978年にスタートさせたバンドだ。以来、休むことなく活動を続け、日のロック史に大きな足跡を残している。このバンドの歌姫であるシーナが、2月14日に急逝したことが大きく報じられたのは記憶に新しいが、改めて彼女の存在の大きさと、シナロケというバンドの影響力を感じさせるイベントが行われた。 「4月7日を『シーナの日』に決めました」と鮎川が呼びかけて行なわれた追悼イベント『「シーナの日」#1 ~シーナに捧げるロックンロールの夜~』が、彼女が長年暮らし愛した下北沢のライブハウス「GARDEN」にて開催。シナロケと深い関わりを持つレジェンダリーなアーティストたちが集ったこのイベントは、日のロック史の縮図のようだった。 この日は鮎川と、シナロケのリズム隊である奈良敏博(Ba)と川島一秀(

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    okasimez 2015/04/16
  • クラムボン・原田郁子&伊藤大助、歌詞に迷った20年目を語る | CINRA

    クラムボンのアルバムを聴いて失望させられたことなんてこれまで一度もないわけだが、それにしても5年ぶりのオリジナルアルバムとなる今作『triology』における一音一音の瑞々しさ、疾走感、爆発力には心底驚かされる。結成から20年を迎えてもなお、ミト、原田郁子、伊藤大助の三人はまるで「無」から「宇宙」を生み出すようなダイナミックな音楽的運動の中で楽曲を、歌を、生み出し続けている。今回のインタビューでは「どうしてクラムボンだけがそんなことを可能にしているのか?」ということに焦点を絞って、あえてサウンドのキーパーソンのミトではなく、原田郁子と伊藤大助の二人に話を訊いた。ここ数年来、各メンバーの課外活動はますます盛んになってきているが、それでも彼らは「一番過酷な現場」であるクラムボンで音を鳴らし続けることを自らに課している。そこには一体どんな動機があるのだろうか? この20年で、バンドをやったり、音

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    okasimez 2015/03/28
  • ヤマジカズヒデ×チバユウスケ 飾らないカリスマたちの音楽談義 | CINRA

    The Birthdayのチバユウスケと、dipのヤマジカズヒデ。どちらも強い個性のバンドを率い、ステージでの存在感は抜群で、カリスマ的なイメージでは甲乙つけ難い二人だ。けれども話せば飾り気がなく、むしろ飾らなすぎるところが無愛想に見えるのかもしれない。確かに愛想を振りまくような男たちではないが、だからインタビューなどで彼等の応えはとても具体的で痛快だ。半端に抽象的な言葉を振り回し、こちらを惑わすようなことがない。 1991年にどちらも最初のレコードを同じインディーレーベル「UK.PROJECT」からリリースし(チバはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTとして)、その後はそれぞれの道を歩んで24年のキャリアを培って来た。そんな二人が近年は共演の機会が増えている。二人のクロスポイントは1980年代のカリスマ的バンドのひとつ、ザ・ルースターズ。ルーツミュージックを独特な荒々しさ

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    okasimez 2015/03/25
  • AV監督VSアイドルの騙し合い 映画『BiSキャノンボール』の企み | CINRA

    AV監督がアイドルの解散ライブのドキュメンタリーを撮る。歓喜のステージに飛び散る汗、苦楽を共にした仲間たちと流した涙……なんて撮るわけがない。2014年夏、横浜アリーナで行なわれたBiSの解散ライブ『BiSなりの武道館』。物議を醸す事件を立て続けに起こしてきたBiSが辿り着いた最高の舞台の裏側で、とあるレースが仕掛けられていた。映画『テレクラキャノンボール2013』などで知られるAV監督・カンパニー松尾によるドキュメンタリー映画『劇場版 BiSキャノンボール2014』は、一世一代の解散ライブを揺さぶるように、アイドルに対して卑猥なレースを仕掛けるAV監督六人の企みが、ギラギラ黒光りする。テアトル新宿での上映が2月11日現在まですべて完売立ち見という話題作でもある作、監督のカンパニー松尾、BiSのマネージャー・渡辺淳之介、プロデューサー・高根順次に、この映画に仕掛けられた企みの正体を聞いた

    AV監督VSアイドルの騙し合い 映画『BiSキャノンボール』の企み | CINRA
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    okasimez 2015/02/12