『226』(ににろく、にいにいろく)は、1989年に公開された日本映画。題字には副題として「THE FOUR DAYS OF SNOW AND BLOOD」という英文が付されている。 概要[編集] 二・二六事件の経過を主に陸軍将校の側から描いた作品であり、決起した青年将校達をはじめとして豪華キャストを揃えた大作映画となっている[2]。また、青年将校らの妻子との関係にも多くの描写が割かれており、事件に参加した河野壽の実兄・河野司が監修に当たった[3]。 制作会社はフィーチャーフィルムエンタープライズであった[4]。日本で初めて映画ファンドによって制作された作品である。 総製作費20億円[4]。 あらすじ[編集] 昭和恐慌により拡大する貧富の差に、皇道派の青年将校である野中、河野、磯部、栗原、中橋、安藤らは、「君側の奸」を打倒し天皇親政の政権を作ろうと1936年2月26日、雪の降りしきる夜にク