映画『フランシス・ハ』より ©Pine District, LLC. 監督作『イカとクジラ』やウェス・アンダーソン監督作品の脚本で知られるノア・バームバックが、ニューヨークを舞台にモダンダンサーを目指す27歳の女性が独り立ちするまでを描く『フランシス・ハ』が9月13日(土)より公開される。進境著しい女優グレタ・ガーウィグを共同脚本と主演に迎え、ニューヨーク出身のふたりが、モノクロの映像とレナ・ダナムなど昨今のインディ映画に顕著な即興的な会話劇のスタイルを用い、失敗続きの冴えない主人公フランシスの生活をリアルに活写。またデヴィッド・ボウイなどのロックとジョルジュ・ドルリューのノスタルジックなスコアをミックスした音楽も魅力のひとつとなっている。 今回はノア・バームバック監督のインタビューを掲載する。 台詞がキャラクターを形作っていく ──グレタ・ガーウィグと共同で脚本を作ることで何か苦労はあり