「女性はエンジニアに向かない」主張のGoogle元社員に右翼は賛同、反対者を攻撃:Googleさん 「Googleのダイバーシティへの取り組み方は間違っている。女性は生物学的にエンジニアやリーダーには向かない」という文書をめぐる議論が、文書を書いたエンジニアの解雇やオルタナ右翼の参戦で燃え広がっています。 前回のおさらい 7月にある男性エンジニア(その段階ではまだ社外には名前が知られていませんでした)が、「Googleがダイバーシティに力を入れているのは会社にとって不利益だ。なぜなら男女は生まれながらにして違うものであり、女性は協調性があってストレスに弱いのでコーディングには向かないから、無理にエンジニアとして雇うべきじゃない」という趣旨の文書(できれば全文を読むといいです)を社内コミュニティで発表し、それについて8月になって複数の従業員がTwitterなどで問題にしたため記事になり、世間
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ジェフ・ニコルズ監督が選んだ10作品【“Sight&Sound”誌/2012年】 *代表作 受賞歴 ①『暴力脱獄』“Cool Hand Luke”(1967/米) 🏆受賞歴 ②『地獄の逃避行』“Badlands”(1973/米) ③『ハッド』“Hud”(1963/米) 🏆受賞歴 ④『ハスラー』“The Hustler”(1961/米) 🏆受賞歴 ⑤『アラビアのロレンス』“Lawrence Of Arabia”(1962/英) 🏆受賞歴 ⑥『明日に向って撃て!』“Butch Cassidy and the Sundance Kid”(1969/米) 🏆受賞歴 ⑦『JAWS/ジョーズ』“Jaws”(1975/米) 🏆受賞歴 ⑧『北北西に進路を取れ』“North By Northwest”(1959/米) ⑨『博士の異常な愛情』“Dr. Strangelove”(1964/米・英)
さらに、この映画の背景となる50~60年代が郊外化の黄金時代にあたることにも注目しておくべきだろう。戦後の好景気のなかで、中流の白人たちは、過密、騒音、犯罪、人種対立などの問題を抱える都会を離れ、真新しい閑静な郊外住宅地に続々と転居していった。そして都会には、貧しいマイノリティの人々が取り残されることになった。ラビング夫妻がワシントンD.C.の生活で目にしているのは、そんな取り残された人々の世界である。 もちろん南部もずっと農業中心ではなく、北部に近い形態へと変化していくが、社会の本質的な部分まで変わるわけではない。南部人の視点でアメリカを見直すジェームス・M・バーダマンの『ふたつのアメリカ史――南部人から見た真実のアメリカ』では、産業化、都市化が進んだ現代の南部が以下のように表現されている。「南部産業界に特徴的なことだが、労働者は、遠く離れた大都市に移動せずに自分たちの土地にとどまり、家
韓国で日本統治時代を題材にした映画が次々に公開され、ヒットしている。その一つで「軍艦島」よりも1カ月早く公開された「朴烈(パクヨル)」は、関東大震災の直後、皇室暗殺を企てたとして大逆罪に問われた無政府主義者の朝鮮人と、その相方だった日本人女性の愛を描いた異色作で、観客動員数は約230万人に達した。なぜこの時代の映画が増えているのか。歴史を題材にした映画で、創作はどこまで許されるのか。「朴烈」のイ・ジュンイク監督に聞いた。 ◇ ――2015年夏以降、「暗殺」「鬼郷」「徳恵翁主」「軍艦島」(いずれも原題)など植民地時代を題材にした韓国映画の公開が相次いでいます。なぜでしょうか。 「韓国は植民地時代の傷をいまだに整理できていないからだ。日本は明治維新を経て主体的に近代化を遂げたが、韓国は日本帝国主義によって受け身の近代化を余儀なくされた。戦後も長く経済的に日本に従属した。戦後70年経って戦後世代
青いオーバーオールとゴーグルを身につけた小さな黄色い生き物・ミニオンは、エンターテインメント業界にとってはカネを生み出す存在だ。2010年公開のコンピューターアニメーションコメディ『怪盗グルーの月泥棒』で、悪党グルーの子分として登場したのち、ミニオンは、彼らの起源について描く2015年公開の映画『ミニオンズ』で主役の座を与えられ、最終的に全世界で11億ドル以上の興行収入をあげた。また彼らは、2016年にユニバーサル・スタジオの公式マスコットにもなった。 ミニオンは、ハリウッドのマネーマシンであるだけでなく、いまやもっともよく見かけるインターネットミームのひとつにもなっている。害のない日常的なジョークが添えられた彼らの似顔絵は、TumblrやPinterest、Facebookのニュースフィードなどを席巻している。スポンジ・ボブやミッキーマウス、ピクサーのキャラクター、コミックブックのスーパ
クリストファー・ノーラン監督が多用する、不安を煽る耳の錯覚効果「無限音階(シェパードトーン)」2017.08.11 22:0018,035 岡本玄介 映画を作るのもサイエンスを利用します。 映画『ダークナイト』シリーズや『インセプション』、『ダンケルク』など大人が楽しめる極上のSFエンターテイメントを撮り続けるクリストファー・ノーラン監督。彼の作品にはさまざまなテクニックが使われているかと思いますが、映像に限らず音にも秘密が隠されています。 それは心理学者ロジャー・シェパードに由来する、「無限音階(シェパードトーン)」という音のマジック。「音階が高くなっていっているように聞こえるのに、実際は高くなっているわけではない」不思議な音のループなのです。 たとえばエッシャーの『階段の家』や、床屋の赤青白がグルグル回る看板のように、頂上に辿り着いたと思ったら、いつの間にか出発地点に戻っていたかのよう
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