昨年5月に新潟市で小学2年生の女子児童、Aさん(7=当時)を殺害し、その遺体を線路に遺棄したとして、殺人などの罪で起訴された小林遼被告(25)の裁判員裁判初公判が11月8日、新潟地裁(山崎威裁判長)で開かれた。 小林被告。県内の工業高校を卒業後に、電気設備関連の会社へ就職していた 小林被告が問われているのはAさん殺人罪に加え、同じくAさんに対するわいせつ略取、強制わいせつ致死、そして死体損壊、死体遺棄、電汽車危険往来の罪。そして2017年に別の女児の児童ポルノ動画を所持したという児童ポルノ禁止法違反。昨年の逮捕時の報道では知り得なかった、おぞましい犯行の詳細がこの日、法廷で明かされた。 逮捕当時と変わらぬふっくらした体型に黒いスーツを着用し、少し伸びた坊主頭で法廷に現れた小林被告は「えー、いま無職ですけど、逮捕当時は会社員でした」と人定質問にはっきりと答えたのち、罪状認否で同じくはきはきと