起業家とマクロ視点 今から起業する方に、非正規社員の解雇と言っても、それほどピンとこない話かも知れません。しかし、起業にはミクロとマクロの観点が必要です。 ミクロとは、起業家の力で対応できるもの。商品説計、価格設定、社員教育など自らの力でサービスUPを提供できる視点のことです。一方、マクロとは起業家の力では対応できないもの。最近の例では、国際的な情勢が絡む為替変動やガソリン価格高騰などが挙げられます。これらは、一個人や企業の力では対応できません。 ガソリンスタンドや飲食店が原油の値上がりで多く倒産したように、起業家もマクロ視点で、大きな波に対応できる力と眼をもっていないと死活問題になります。そして、毎年常に繰り返される、法律の改正もあります。その中でももっとも重要なのは、製造業の2009年問題です。 雇用維持や調整の助成金とは 事の起こりは2006年に電機・自動車など、国の基幹事業の製造現