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2013年3月1日のブックマーク (3件)

  • 日産のEV「リーフ」が売れないワケ

    日産自動車は11月20日、電気自動車(EV)「リーフ」(=上写真=)を一部改良(マイナーチェンジ)して発売した。車体の軽量化やモーター、インバーターなど駆動装置の全面的な刷新により、フル充電での航続距離を228キロメートル(従来[旧型]は200キロメートル)に引き上げたのが特徴だ。 標準価格はほぼ据え置きとしたうえで、新たにカーナビを省いたり、空調・内装を簡素化した「Sグレード」も設定した。Sグレードは335万円で、補助金分を控除した実質価格で250万円を切る価格に設定した。 2010年12月に、格的なEVとして世界で初めて市場に投入されたリーフは、現時点までの全世界累計販売台数が約4万3000台、日で1万9000台、米国で1万7000台、欧州その他で7000台となっている。 実売は生産能力に達しない水準 それなりの実績にも見えるが、日産のもくろみどおりには売れていない。というのも、日

    日産のEV「リーフ」が売れないワケ
  • 日産と三菱自、EV陣営“生みの苦しみ”

    タマゴが先か、ニワトリが先か――。 世界に先駆け格的な量産の電気自動車(EV)「リーフ」を投入した日産自動車。「i-MiEV(アイミーブ)」を展開する三菱自動車など、次世代のエコカーとして普及を目指すEV陣営が、“生みの苦しみ”に直面している。普及に不可欠な充電インフラの整備が進まないのだ。 全国10万基の充電スタンド設置目指す 経済対策の名目で13兆円超の大盤振る舞いが決まった2012年度の補正予算。産業政策を所轄する経済産業省の目玉施策のひとつが、EVやプラグインハイブリッド自動車(PHV)のインフラとなる充電スタンドを整備する「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」だ。充電スタンド設置の補助金として、実に1005億円の予算を計上、2014年3月までに全国に約10万基の充電スタンドを整備するとした。 10万基のうち、30分程度で80%までの充電ができる急速充電器を3万5700基、満充

    日産と三菱自、EV陣営“生みの苦しみ”
  • 日産がダイムラー、フォードと組んだワケ

    日産自動車が、燃料電池自動車(FCV)の共同開発で、独ダイムラー、米フォード・モーターと提携した。ルノー・日産連合は、もともとダイムラーとは包括的な戦略提携を結んでおり、FCVの開発も重要な提携案件のひとつ。ダイムラーはフォードとFCVの心臓部ともいえる燃料電池(FC)スタックの共同開発を行っており、ダイムラーを媒介に、日米欧三極のトップメーカーによるFCV連合に発展した。今回の提携合意にはルノーは参加していないが、ルノーと日産の関係上、ルノーも自動的に関与することになる。 FCVとは、燃料電池(FC)スタックで発生させた電気で動く自動車だ。FCは、水素と酸素を化学反応させて電気を取り出す仕組みの電池(というより発電装置)で、反応後には水しか排出されない。二次電池(バッテリー)のみから電力を取り出すいわゆる電気自動車(EV)に比べ、一度に積載できる水素から多くの電力を取り出せ、現在のガソリ

    日産がダイムラー、フォードと組んだワケ
    okikeiji
    okikeiji 2013/03/01
    電気自動車