▼売り手は、ヘッジファンドだけだったのか 先週以来の東京市場の大波乱ですが、先物主導でヘッジファンドが売り叩きに走ったということはほぼ確実でしょう。ただ、いくら先物をいじったところで、現物にそれなりの実弾売りがなければ、そう簡単に崩れるはずもありません。 その現物のほうは、筆者の想像ではヘッジファンドが事前からばらばらとポジションの利益確定をしていたのではないか、と思っていました。例の、値下がり銘柄数が、値上がりのそれよりも遥かに上回っていたためです。 もちろんそれはあったのでしょうが、それにしては、あまりにも大きな出来高でしたし(ヘッジファンドにしては)非常な違和感があるということは、前にも書いた通りです。 一体、ヘッジファンドだけだったのでしょうか? 現物を大量に売る、いわゆる「実弾売り」というものは、ヘッジファンドにしてはやや大きすぎたような気がします。ではヘッジファンドでなければ、
●非資源ナンバーワンを目指す伊藤忠 5月2日に住友商 <8053> が先行して行った総合商社セクターの13年3月期決算発表は、連休明けの7日、8日に他の大手4社も一斉に追随し出揃った。いずれも、13年3月期は不調にとどまった資源分野を非資源分野で補う決算となり、会社側は14年3月期も資源依存からの脱却を目指す姿勢を鮮明している。 伊藤忠 <8001> の13年3月期は繊維や機械、食料、住生活、情報などが利益を伸ばしたものの、鉄鉱石価格の下落が響き最終利益は前々期比6.7%減の2802億円にとどまった。14年3月期の会社予想は、前期比3.5%増の2900億円。食料事業におけるドールの買収効果に加え、前期に減益要因となったエネルギーや化学品の減損消滅などが増益要因となる。 また、新中期経営計画では「非資源・No.1商社を目指して」と銘打った方針が打ち出された。2年間で累計8000億円の投
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