スマート・エイジング(Smart-Ageing)とは、「個人は時間の経過とともに、たとえ高齢期になっても人間として成長でき、より賢くなれること、社会はより賢明で持続的な構造に進化すること」を意味します。 これは2006年に東北大学からの依頼で私が提案した概念で、私が所属する東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターの組織名にもなっています。 私は、24年間にわたる中高年向け事業と研究を通じて、個人のスマート・エイジングのためには、次の「三つの健康」が必要だと感じています。 一つ目は、自立して生活できるための「身体的健康」。 二つ目は、元気でいきいきと過ごせるための「精神的健康」。 三つ目は、自分らしく生きるための「社会的健康」です。 私の第一の活動は、この「3つの健康」を維持するための勘所を「スマート・エイジングの秘訣」として、主に中高年の個人の方にお伝えすることです。 第二の活動は