2011年04月14日 言葉は道具ではない、精神そのものである カテゴリ:カテゴリ未分類 井上ひさし著 『日本語教室』 10年ほど前の上智大学での講演をまとめた本です。 井上ひさしさんの本を読んだのは高校生のとき以来ですが、非常に興味深い内容でひと息に読み通してしまいました。 “言葉は道具ではない。第二、第三言語は道具かもしれないが、母語は精神そのものである。” と説く本書は、日本語の成り立ちや世界での立ち位置を含めた大きな構造的視点でわたしたちの言葉を見つめなおす機会を与えてくれると思います。 私自身は、やまとことばや正しい日本語を継承していくことの重要性が、最も気づかされるところでした。 縄文期から使われていた言葉に漢語やカタカナ語が入り混じって、現代日本語は成り立っているんですね。 本書の実験を引き合いに出せば、かずの数え方ひとつにしても、 「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち
語学オタク"ばんじゃまん"の備忘録。憧れてやまない、そして忘れられないフランスでの生活や大好きなフランス語に関する話を中心に気楽に、気ままに書きつづります。2012年秋、念願だった1年間のフランス留学(リール)から帰国しました。 フランスの学生のようにはいかないけれど、僕なりに回答を作ってみた。Thèse - Antithèse - Synthèseみたいなフランス式の論述メソッドには全く当てはまっていないし、過去の哲学者の言葉を引用しているわけでもないのでこれで20点中10点の及第点がつくとは思えないけど、せっかく書いたので公開してみる。 -------------------------------- Sujet : Le langage est-il un outil ? (ことばは道具に過ぎないか?) Réponse: まずここではっきりさせなければいけないのは、この「ことば la
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