Linux上のオープンソースプラットフォームであるMESAは、VulkanドライバにCPUベースのレイトレーシング機能搭載について発表した。Linux関連の情報を扱うPhoronixが報じている。 Linux用VulkanドライバにCPUベースのレイトレーシング機能が新搭載。開発者「性能については聞かないで」 レイトレーシング機能とは、現実と同様に光線状況をシミュレートすることで従来より忠実なグラフィックを実現する技術。最新グラフィックスカードにはこの光の動きを演算するための専用コアが搭載されており、ゲームプレイに必要な高速処理に対応している。 今回、このレイトレーシング処理をGPUではなくCPUで行う機能が描画APIに追加されたという内容。CPUでレイトレーシング機能を使うことができればGPUのようにハードウェアの制限もなく、環境を選ばず利用できるようになる。 この機能を開発したKons