注意力と、疲労や痛みの感じやすさが関わっている場合がある。この話題について、このブログでは以前から何度か話題にしてきました。 たとえば、その名の通り注意力に関する問題を抱えているADHD(注意欠如・多動症/注意欠陥・多動性障害)の人は、慢性疲労症候群や線維筋痛症などの、疲労や痛みの症候群を抱えやすいという国内外の専門医の見解があります。 線維筋痛症の専門家の戸田克広先生はこう書いています。 時間と共に, ADHD (大部分は不注意な型) は慢性疲労と痛みの症候群に進展することをこの論文は示唆。 しかし、どうして注意力に問題があると、慢性的な疲労や痛みを感じやすいのでしょうか。 その点については、参考となる資料はあまり多くなく、現時点で集められたのは断片的な情報です。しかしそれでも、情報を整理してみると、それなりに理由が見えてきたように思います。 以下に書くことは、あくまで個人的な推測で、現
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