「私とは、いったい何なのでしょうか?」 人類はこの永遠の疑問を、哲学・宗教・科学という手法で解決しようとしてきました。 現在ではこの問いに対して、多くの部分が科学により解明済です。 しかし、全てではありません。 「私とは何か?」という難攻不落の砦。 まだ解明しきれていない最後の疑問が、「クオリア問題」なのです。 「クオリア」のウィキペディアはこちら。 「私」と一言に言っても、「私」を構成する要素は様々です。 例えば、「私」を形成する様々な「記憶」。 「私」の「名前」「肉親や親戚の顔・名前」「思い出」等々。 「記憶」は、科学で解明されている物理現象です。 記憶障害の例を見ればわかるとおり、「記憶」を切り離しても「私」は「私」です。 「記憶」は「私」の本質ではありません。 次に、「意思決定」する「私」。 これは、前日のブログで説明しましたが、 「意思決定」しているのは、「私」ではなく「無意識」