トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 158眼カメラがギネスに認定 名工大・石野准教授開発 2009年12月13日 10時21分 「世界で最もレンズ数が多いカメラ」としてギネスに認定されたカメラを手にする、名工大の石野洋二郎准教授=名古屋市昭和区の名古屋工業大で 名古屋工業大(名古屋市)の石野洋二郎准教授(燃焼工学)が、研究用に作った158個のレンズがついた特殊カメラが、「世界で最もレンズ数が多いカメラ」としてギネスブックに認定された。 石野准教授らは、エンジン内などで揺れ動く火炎の構造を研究。「多方向から撮影できれば詳しい解析が可能」と、多眼カメラの開発に着手。2003年には半円形で40個のレンズが並んだカメラを製作。これを基に、炎の時間的な経過も撮影しようと39、40、39個と4段積み、計158個の「2号機」を今年8月に完成させた。パソコンで3次元映像として映し出
ウェブの分野で世界的に影響力のある研究やビジネスを生み出すためにはどうすればよいかを議論することを目的に、12月7日に東京大学の安田講堂で「第1回ウェブ学会シンポジウム」が開催された。国立国会図書館館長の長尾真氏が「ウェブ研究に求められるもの−課題と期待−」と題した基調講演を行った。 長尾氏は国立国会図書館の館長、さらに工学博士としても出版物の電子化やウェブサイトのアーカイブ化に取り組んでいる。従来はサイトごとに許諾を取る必要があったネット情報のアーカイブ化は、2009年7月に成立した改正国立国会図書館法により、国や行政法人、国立大学のサイトに限っては、許諾不要で情報の収集が可能になった。 今後は「この対象をどこまで広げていくか。短期間に消えてなくなることがあるネット上の情報に対処する技術も必要」と長尾氏は語った。 国立国会図書館は現在、すべての紙の出版物に対して献本を義務付けているが、今
NEC、奈良先端科学技術大学院大学、情報通信研究機構(NICT)などは11月26日、インターネット上で、IPアドレスを詐称したサイバー攻撃源を“逆探知”するトレースバック技術を開発し、実稼働中のネット上で有効性と実用性を実証したと発表した。 北海道から沖縄まで全国のISP 15社の協力を得て、発信源のIPアドレスを詐称したパケットで模擬サイバー攻撃を発生させ、逆探知に成功した。実ネット環境で、複数のISPにまたがるトレースバック実験は世界で初めてとしている。 追跡すべきパケットの情報を効率良く探し出す技術、パケットの痕跡をたどる際、攻撃に関わるパケット情報を匿名化して通信の秘匿性を確保する技術などを組み合わせた。セキュリティポリシーやプライバシーポリシーの異なる複数ISP間で協力する際の運用面や制度面での課題もクリアした。 NICTの委託研究事業で、パナソニック電工、クルウィット、日本デー
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空気抵抗を下げると、走るのに無駄なエネルギーを使うことがなくなり燃費を下げることができる……ということが、車に限らず飛行機やバイクなどを設計するときは常識となっています。そのためにデザイナーは知恵を振り絞って、空気抵抗の少なそうな流線型のボディをデザインするわけですが、いったい空気抵抗を下げることでどれくらい燃費は変化するのでしょうか?実際に検証したムービーを見てみましょう。 詳細は以下。 空気抵抗がどれくらい燃費に影響を与えるのか。表面にゴルフボールのような凹面(ディンプル)のある車を作って検証しています。 VIDEO: Mythbusters test golf ball-like dimpling effect on fuel economy (*Spoiler Alert!*) - Autoblog まず普通のボールとディンプルのあるボールの違い。左側のような普通のボールでは、ボー
10月28日から30日まで、日経BP社は横浜市で「グリーン社会」をテーマにした展示会「Green Device 2009」を開催しました。 展示会場の各ブースには太陽光発電パネルやLED照明機器など、ハイテクを応用した最新の省エネ、創エネ、蓄エネ機器がところ狭しと並んでいました。 そのなかで、「ほー、こんな省エネ方法もあったのか」と思わせるユニークな製品を発見したのです。 ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、 23℃で“凍る” 「バイオPCM」という植物由来の物質を使ったシート状の建材なのでした。 これは、米国ノースカロライナ州アスベロに本社を置くフェーズ・チェンジ・エナジー・ソリューション社(Phase Change Energy Solutions)が開発したものです。 シートには数センチ角の袋が整然と並んでおり、その中にはバイオPCMが入っています。この物質の融点は、23℃に調整してあります。朝
我々の研究室では,流体計測,流体計算,およびそれらの融合手法により,航空宇宙システムの革新,安全,ものづくりに貢献する研究を行っています。 革新的ものづくりのための研究ー数値流体力学(Computational Fluid Dynamics)と多目的設計探査(Multi-Objective Design Exploration)の研究 革新的工学設計や航空安全に活かすデータ同化(Data Assimilation)の研究 次世代空力実験法の研究ー磁力支持天秤(Magnetic Suspension and Balance System)と風洞デジタルツインの研究 新型コロナウィルスは航空宇宙分野にも大きな影響を与えています。ポストコロナ時代の航空業界再建のために、航空輸送の2050年カーボンニュートラル実現に役立つ研究を行いたいと思います。 流体科学は、体内や身の回りの流れを明らかにするこ
ブラザー工業は10月20日、メガネ型ディスプレイの電源ボックスを小型化し、持ち運びできるようにしたと発表した。現実の空間に映像を重ね合わせたような形で見られる点が最大の特徴だ。 これは、目に入れても安全な明るさの光を網膜に当て、その光を高速で動かすことで残像を作りあげて映像を見せる「網膜走査ディスプレイ(RID)」という技術を使ったもの。ブラザー工業がプリンタなどのレーザープリンティング技術を開発する中で培った光学システム技術や、インクジェット方式のプリンティング技術で使われている圧電方式(ピエゾ方式)技術などを応用しており、2010年度の事業化を目指している。 最大の特徴は、実際の視野と重ねてRIDの画像を見ることができる点にある。こういった技術はAR(拡張現実)技術と呼ばれて注目されており、アニメ「電脳コイル」などで話題になった。 ブラザーはメガネ型の試作機を2008年11月に開発して
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19世紀末に登場した空気入りのタイヤは、乗り物の効率を飛躍的に高めましたが唯一の弱点が突然のパンク。一度パンクしてしまうとほぼ走行不可能になってしまうのですが、現在、空気を入れる必要がなく絶対にパンクしないタイヤが開発中とのこと。 ランフラットタイヤなどある程度パンクに対し耐久性をもたせたタイヤがありますが、それらと比べてどれくらい実用的なのでしょうか。 詳細は以下。 Reinventing the wheel - the airless tire ノン・ニューマチック・タイヤと名付けられたこのタイヤはアメリカ・ウィスコンシン州のResilient Technologiesが国防総省の資金提供を受け開発したもの。 イラク戦争では仕掛け爆弾でタイヤがパンクし立ち往生したトラックの乗員が攻撃を受け死亡するというケースが相次いだため、このような絶対にパンクを起こさないタイヤの開発が急務となってい
Hondaは、人との調和を目指し、人の歩行のような前後左右や斜めへの自由自在な動きと、人の両足の間に収まるコンパクトなサイズを両立したパーソナルモビリティ技術を新開発し、試作機「U3-X」を公開した。今後は、実際の使用環境における実用性の検証を含め、研究開発を継続していく。 新開発のパーソナルモビリティ技術は、二足歩行ロボット「ASIMO」のロボティクス研究で培ったバランス制御技術と、前後移動に加えて、真横や斜めにも移動できる世界初※の全方位駆動車輪機構(Honda Omni Traction Drive System 以下、HOT Drive System)により、身体を傾け体重移動するだけで速度や方向の調整が可能で、様々な方向に動き・曲がり・止まれるものである。また、「U3-X」は乗車時の足着き性が良く、目線の高さを歩行者同等とするなど、乗る人と周囲の人に優しい、コンパクトなサイズの一
2008-07-31 STRAIGHT HowToUse STRAIGHT History 2008-07-15 STRAIGHT Demo 2008-07-11 STRAIGHT Wiki 2008-06-16 RecentDeleted 2008-04-30 SandBox InterWikiName 2004-11-20 MenuBar STRAIGHT Wiki † 高品質音声分析変換合成方式STRAIGHTのWikiへようこそ. このWikiは,音声合成に関する技術(VOCALOID等合成方式は問いません)について,技術・作品を通じて情報交換が出来る場を目指しております.管理人はSTRAIGHTと呼ばれる分析合成方式を使う研究者なので,STRAIGHTに関する話題が多くなると思います. でも,他の優れた方法と連携してみたいな,なんて思っていたりします. STRAIGHT Wiki
ストーリー by hylom 2009年09月11日 15時45分 空を飛べるようになるのはいつでしょうか? 部門より 筑波大学発のベンチャー企業CYBERDYNE社の開発するロボットスーツHALの福祉用レンタルが開始されたそうで、本家/.にて取り上げられている。 HALは人間が筋肉を動かそうとするときに皮膚表面に発生する微弱な生体電位信号を検知し、装着者と一体となって動作することで運動動作を支援する「装着型ロボット」。身体に障害がある人の自律動作支援や介護者や重作業従事者などへの動作支援などに使われることが期待されているそうだが、今回は下肢の動作に不自由がある人への自立歩行支援のためのレンタルとなる。HALを装備することで例えばトレッドミル運動などのエクササイズを行うことが可能になるという。 元記事によとレンタル料は片足ユニットでは月額15万円、両足ユニットで月額22万円だそうで、実験者
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