Mac OS X独自のコマンドに「osascript」がある。プロセス間通信機構「Open Scripting Architecture(OSA)」の処理系であり、Mac OS XにおいてはもっぱらAppleEventを扱う目的で利用される。もっと砕いて言うと、AppleScriptのインタープリタだ。 このosascript、Mac OS X 10.0(Cheetah)当時から存在するが、あまり利用されてこなかったように思う。スクリプトエディタというGUIの専用ツールが提供されていることや、Tiger以降はAppleScriptのコーディングさえ不要な「Automator」が用意されたことを考えれば、あえて使う必要性が低かったともいえる。 さらに、10.0当時は可能だったダイアログボックスの直接呼び出しが、ふと気づけばできなくなっていた。以前は「osascript -e 'display
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