きのう何食べた?(1) (モーニング KC) 作者:よしなが ふみ講談社Amazon 隠しても隠しても、にじみ出る頭の良さ。 よしながふみの特徴を一言でいうと、これだと思う。 この人は実は、自分が「頭がいい」っていうことをあまり良いことだと思っていなく、 できれば、「そこ」で目立ちたくない、と思っている、 でも、どうしても、書くものからあふれ出してしまう―― 読んでいていつも、そう感じているのですが。 その「頭の良さ」が一番、「きのう何食べた?」には、濃く表れていると思う。 この洗練度、構成力、そして男男カプ語りの技術。 どれをとっても見事で、はっきりいって、ケチのつけようがない。 この、あまりの完成度の高さが実は苦手で、モーニングで毎回読んでいたのにコミックは買ってませんでした。 今まで、よしながふみ的な「クレバー」な感じは、びしびしと感じれど、いやだと思ったことはなかった。 でも、この
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