思い出というよりは記憶。 思い出すだけで苦しくなってきて息がうまくできない。何度も何度も,それでも思い出しては毎回苦しくなって落ち込んでその繰り返しの中で突破口はないかと探してる。ひとつひとつ言葉にすると重くてぼたりと床に落ちる。涙と一緒に。 あっという間に人生が終わればいいのに。のろのろとしか景色は変わらない。いつまでたっても苦しかったことや辛かったことや痛かったことは憶えているのに,楽しかったことはどんどん忘れていってしまう。新しい楽しみや喜びを手にするたびに嬉しすぎて握り締めて,それから不安になって手を離してしまう。 もう少し,がんばれ。