5月12日、日銀は、小口決済技術の最新動向を議論する「リテール決済カンファレンス」を初めて開催した。写真は都内の本店、2月撮影(2016年 ロイター/Thomas Peter) [東京 12日 ロイター] - 日銀は12日、小口決済技術の最新動向を議論する「リテール決済カンファレンス」を初めて開催した。金融と情報技術を融合したフィンテックの発展を側面支援する一環。3月に開催された決済システムフォーラムで、日銀として初の試みである公募による参加企業を募集したところ、参加希望企業が多数に上ったため、小口決済技術に特化して新たな会合を準備した格好だ。 国内最大手のビットコイン取引所を運営するビットフライヤーやブロックチェーン技術ベンチャーのソラミツなど新興企業から、日本IBM、ゆうちょ銀行、メガバンク3行など大小約50社が参加した。 ビットコインのような仮想通貨を利用した国際送金や、銀行インフラ