駅近くの広い土地の活用といえば近年はタワーマンションを建てるのが定番だが、在日米軍基地の横田飛行場、自衛隊の立川飛行場に近いことからここには高層建築物は建てられない。また、国有地落札時の条件として住宅不可かつ文化施設を作ること等の要件があり、その結果が一部には無謀の声もある多摩最大のホールなどになった。 ここで注目したいのは街区単体ではそれほど大きな収益が見込めないものの、それをわかったうえで立川市の中央にすでに94haもの土地を持つ、立川の大家ともいうべき立飛ホールディングスがこの街区に取り組んだことである。 1924年創業の同社の前身は軍用機メーカー。終戦後、接収された工場その他の土地や建物を活かして1976年に不動産業に転じており、2015年以降はららぽーと立川立飛、人工砂浜を備えたタチヒビーチ、男子プロバスケットボール・Bリーグのアルバルク東京の本拠地アリーナ立川立飛など街の賑わい
まず、駅については2017年に市が北口駅前に駅直結の高層ビルを建設、バスターミナルを整備するなどの計画を打ち出しており、バリアフリー化も同時に進められる予定。さらに2019年12月には外環自動車道の新倉パーキングエリア(以下PA)のサービスエリア化を目指す計画も発表された。 現在、外環自動車道では東名高速までの接続トンネルの工事が進んでいるが、東名高速から東関道までが一気通貫となった場合、1カ所しかない既存の新倉PAの存在意義がこれまでに以上に大きくなる。であれば、サービスエリアにすることで単なる休憩場所ではなく、地域のためにも役立つ多目的な場として使いたいという構想である。 住宅供給が追いつくかが問題 いずれも街の活気に寄与しそうな動きで、和光人気はさらに高まりそうだが、ひとつ気になるのは住宅供給がそれに追いつくかどうか。地図を見ればわかるが、和光市は線路を挟んで南側、北側が大きく異なる
いくつか、選ばれる要因がある。1つは住宅、住環境そのものの魅力だ。都内では100㎡以下の一戸建ても少なくないが、飯能住まいでの最低敷地面積は300㎡(90坪)以上。建ぺい率、容積率は30%以下、50%以下と厳しく、建てられるのは地上2階、地下1階までだが、それでも5人、6人家族には十分な広さの家が建ち、駐車場2台分をとっても、余裕で庭が作れる。隣家との間隔も広く、家庭菜園、バーベキューは思いのままだ。 価格は3000万円ほど。飯能市市内の市街化が進んだ地域ので土地面積120~150㎡の一戸建てとほぼ変わらないが、広さ、環境では「飯能住まい」に分がある。さらに市外からの転入、地元の西川材を使って市内事業者で建設するなど一定条件を満たせば最大285万円の補助もある。 それなのに都心通勤が可能だ。池袋駅までは特急利用で約40分。急行だと約50分で、さらに渋谷までは10分強。始発、終着駅で座って通
生鮮食料品店のレベルも高い。例えば八百屋。このエリアには豪徳寺駅前、豪徳寺商店街内に八百屋旬世、九百屋(くおや)という名称は異なるが経営母体が同じ2店があり、地元世田谷の野菜を中心に鮮度、品揃えは抜群。野菜・果物を使ったスムージーやサンドイッチ類もおいしいと評判だ。肉なら自家製のソーセージやハムが並ぶデリカテッセン トミナガがあり、鶏肉は鳥武などと専門店も多い。 最近ではやきいも専門店ふじ、重慶の郷土料理というすっぱ辛い極太春雨の専門店辣上帝(ラシャンティ)、北欧菓子専門店FIKA FABRIKEN(フィーカファブリーケン)と変わった店も続々登場、幅が広がってきている。住んで、食べて楽しい街というわけだ。 住まいの選び方が変わってきた 埼玉県飯能市~都心通勤可の農のある暮らし 住まい選びが変わってきている。最初に予算、勤務先への利便性を考えるのは変わりないとしても、「自分たちがしたい暮らし
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