標高4.53m(15尺)の築山。国土地理院発行の地形図に山名と共に掲載されており、山頂には二等三角点がある[1]。大阪市ホームページ内[2]では日本一低い山と記載があり、天保山山岳会でも日本一低い山[3][4]としている(人工の山として)。しかし、2014年4月9日の国土地理院の調査で、日和山(宮城県仙台市)の標高が東日本大震災の影響で変化したことにより、日本で2番目に低い山となった[5]。また、この山は大阪五低山の中の1座とされている。 自然物として一番低い山は、弁天山 (徳島市)である。 葛飾北斎の描いた天保山 木津川と並んで大阪湾から大坂市中へ遡る二大航路の一つであった安治川は、当時は淀川の本流に当たり、淀川が運ぶ大量の土砂を浚渫する必要が生じた。洪水防止と市中への大型船の入港をしやすくする目的で、1831年(天保2年)から約2年間、安治川では「天保の大川浚」と呼ばれる浚渫工事が行わ