普通の健康診断ではわからない病気の手前の“未病”段階での体の異常を見つけ出し、栄養バランスを整え直すことで、120歳長寿も夢ではない!? 驚異の検査と治療法を紹介する。 オーソモレキュラー療法では、体内の栄養バランスを整えて病気や、その症状を治すのが基本。実際には食事療法とサプリメントを併用して治療を行うが、「食事の分野では糖質を制限し、タンパク質を増やすのがメーンです。実は糖質は内臓脂肪のもとなので著しい治療効果を表します。『食事制限=カロリー制限』という考え方は誤りです」と、新宿溝口クリニックの溝口徹院長はいい切る。 現代人は、糖質をとりすぎている半面、タンパク質が不足しているというのが、オーソモレキュラーの基本的な考え方だ。現代の日本人が糖質過多になっているのは、白米やパン、麺類を主食とする食生活とも深くかかわっている。これらの主食は炭水化物(糖質)である。 「食生活の歴史を振り返る
![うつ、アレルギー……原因不明の病がみるみるよくなる食事](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7f57db37ed9e0035f47627b631aa69167364ab4a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2F7%2F1200wm%2Fimg_97d8718b1f2eb6160c2fa7ba92f1ed8e16048.jpg)