トヨタ自動車は「グランツーリスモ」と共同開発する「実車走行データからのCG再現技術」の体験試乗会を開催。同技術は、自動車の車両制御に用いられるCAN情報とGPSの位置情報を用いて、現実世界における実車の走行を「グランツーリスモ」上でリアルタイムにビジュアライズしようというものだ。 同技術を実現するために、トヨタとデンソーが共同開発した『CAN-Gateway ECU』が採用された。クルマに装備したCAN-Gateway ECUは、走行中の車両から、GPS信号、アクセルペダルストローク、ステアリング回転角、ブレーキ操作信号、シフト操作信号、エンジン回転数、車速など自分の走行データを受信する。 今回の試乗会では、CAN情報と位置情報をUSBメモリに書き出し、その情報を「グランツーリスモ」のシミュレーションエンジンに読み込ませ、「グランツーリスモ」のリプレイ映像としてビジュアライズするようす