ピカソは91歳で生涯を閉じたとき、なんと日本円で7,500億円近くにのぼる遺産を残していたそうです。美術市場、ピカソほど生前に儲かった画家はいないそうです。芸術で7,500億円はすごいですね…。 そんな商才に長けたピカソは小切手を好んで使ったそうで。その理由が面白いのです。 ピカソは、当時から有名であった。その彼が買い物の際に小切手を使えば、それをもらった商店主は、小切手をどのように扱うだろうか?ピカソは次のように考えた。 商店主は、小切手を銀行に持ち込んで現金に換えてしまうよりも、ピカソの直筆サイン入りの作品として部屋に飾るなり、大事にタンスにしまっておくだろう。 そうなれば、小切手は換金されないため、ピカソは現金を支払うことなく、実質的にタダで買い物を済ませることができる。 ピカソは、自分の名声をいかに上げるか、のみならず、それをどうやって、より多くのお金に換えるか、という点についても