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2012年7月10日のブックマーク (3件)

  • 「円のゆくえを問い直す」書評 円高の害 異様な密度で考証|好書好日

    円のゆくえを問いなおす 実証的・歴史的にみた日経済 (ちくま新書) 著者:片岡 剛士 出版社:筑摩書房 ジャンル:新書・選書・ブックレット 円のゆくえを問い直す 実証的・歴史的にみた日経済 [著]片岡剛士 異様な密度の新書。企業が円高で悲鳴を上げる中、一面的な容認論も聞かれる。書は為替レートの根を解説、金位制から変動為替制への推移などの歴史をたどり、購買力平価やマンデル=フレミングなど為替の基礎理論を押さえ、近年の円高がなぜ有害かを堅実に説明。そして、理論的な理解をベースに、いまの円高の原因や、それが各種対応策でも改善されない理由が明快に説明され、根底にある今の日のデフレ経済という大問題へと議論が展開する。 理論、歴史、政策と、これほど盛りだくさんの内容を、手抜きなしで新書につめこめたのは驚き。各種メディアの評論家や学者たちによる変な円高容認議論のおかしさもわかるし、円高にとど

    「円のゆくえを問い直す」書評 円高の害 異様な密度で考証|好書好日
  • キログラム原器が軽くなってメートル法にガタがくる懸念

    130年近く世界の質量標準としてドッカリ構えてきたフランスの国際キログラム原器「Le Grand K」が、いよいよおかしくなってきて昨秋廃止が決まりましたね。 国際キログラム原器は1879年にできた白金イリジウム合金製の円柱の分銅で、1889年にこの重さが「1kg」の国際標準と定められ、パリ郊外の国際度量衡局(BIPM)に3重に鍵かけて保管されてきました。 40年に1回、外に取り出してアルコールで洗って磨き、世界中に配った80個の複製と比べて測ります。科学者が1kgを正確に測りたい時はこの複製で質量を確認するんですが、その頂点に君臨するご山の「Le Grand K」が年々軽くなってきているのです! 公式のキログラムが軽くなるとどうなるのか? その辺のことをMental Flossが解説してるのですが、これが結構面白くて、例えば「キログラムとは何なのか?」という、そもそもの定義から考え直さ

    キログラム原器が軽くなってメートル法にガタがくる懸念
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