タグ

2014年11月2日のブックマーク (3件)

  • 薄氷の上のリフレ政策 - Baatarismの溜息通信

    10月31日(ブルームバーグ):日銀行は31日の金融政策決定会合で、追加緩和に踏み切ることを5対4で決めた。長期国債の買い入れを「保有残高が年間約80兆円に相当するペース」に増やすほか、指数連動型上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(J−REIT)の買い入れも「それぞれ年間約3兆円、年間約900億円に相当するペース」に拡大する。 マネタリーベース目標額は「年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」として、従来の「年間約60兆−70兆円」から引き上げた。今会合まで長期国債は「保有残高が年間約50兆円に相当するペース」で、ETFとJ−REITはそれぞれ年間約1兆円、同約300億円に相当するペースで買い入れを行っていた。 この決定に対し、木内登英審議委員、佐藤健裕審議委員、森宜久審議委員、石田浩二審議委員が反対票を投じた。エコノミスト32人に対するブルームバーグ・ニュ

  • クルーグマンは何を「失敗」と言ってるのか

    ポール・クルーグマンが,『ニューヨークタイムズ』(10月30日付け)のコラム "Apologizing to Japan" で,「日にごめんなさいしなくちゃいけない」と書いている. クルーグマンやバーナンキ元連銀議長は,デフレに陥った日のマクロ経済政策が間違っていると批判していた.もしもアメリカやヨーロッパで同様の経済問題が起きたならずっとうまく対処できる用意があると思っていたのに,いざフタをあけてみたら,日以上に対応がお粗末だった.だから「ごめんなさい」というわけだ. 1. 誤解をさそう新聞記事見出し 日語でも,この発言を伝える記事がいくつかでている. 《ノーベル賞経済学者の「日への謝罪」》(読売新聞 (Yomiuri Online),2014年11月1日配信) 《「欧米経済、もっと悪い」 クルーグマン氏 日に謝罪》(東京新聞,2014年11月1日夕刊) 《ノーベル賞経済学

    optical_frog
    optical_frog 2014/11/02
    いちおう書いておいた.| amazon2287さんのご指摘をうけて本文を修正しました.
  • ポール・クルーグマン「穏健派ならそこにいる,世間には見えてないだけだ」

    Paul Krugman “A Moderate, Hidden in Plain Sight,” Krugman & Co., October 31, 2014. [“The Invisible Moderate,” The Conscience of a Liberal, October 24, 2014.] 穏健派ならそこにいる,世間には見えてないだけだ by ポール・クルーグマン Doug Mills/The New York Times Syndicate デイヴィッド・ブルックスが先日の『ニューヨーク・タイムズ』に寄せた経済の苦難に関するコラムで書いてたことには,賛成点も多い. でも――案の定の「でも」でしょ――バラク・オバマって名前の人だって同じように賛成してる.ここで,いまの評論界隈の言論にずっと続いてる奇妙な特徴に話がつながる:極論を言う2派の中間にあるとされる穏健で良識

    ポール・クルーグマン「穏健派ならそこにいる,世間には見えてないだけだ」