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ブックマーク / science.srad.jp (4)

  • 「貯蓄下手で肥満が多い」のは言語のせい? | スラド サイエンス

    各国において貯蓄や健康管理などの傾向はそれぞれに異なるが、イェール大学の研究によれば、これらの傾向はその国で話されている言語の文法に左右されているのだそうだ(家/.、Mother Board記事)。 たとえば英語やギリシャ語の文法は現在と未来を明確に区別している。そのため英語やギリシャ語を話す人は将来をずっと先のことのように感じてしまい、長期的な見通しや動向を無視してしまう傾向があるのだという。逆にドイツ語の場合現在と未来の境目がより曖昧なため、ドイツ語を話す人は将来がより目前に迫っていると感じられるとのこと。実際に統計上、英語やギリシャ語を話す人は貯蓄下手で肥満の人が多く、ドイツ語を話す人は貯蓄残高で勝っており肥満の人も少ないのだそうだ。 文法上「現在形」と「未来形」の区別は「FTR」と呼ばれているが、Keith Chen氏の論文によれば日語はこのFTRが弱いとのこと。日には貯蓄上

    optical_frog
    optical_frog 2012/02/18
    にわかに信じがたいけど,やってる手順はまともにみえる.回帰分析を使って,他の要因が同じときに未来時の文法標識が義務的かどうかの要因が有意な影響をもってるかどうかという研究.せめてアブストくらい読もうよ
  • 精子バンクが製造物責任法により訴えられる | スラド サイエンス

    Law.com記事より。 脆弱X症候群という障害をもって産まれた13歳の少女Brittany Donovanとその母Donnaが、精子を提供したIdant Laboratoriesを訴えた裁判において、担当したThomas N. O'Neill Jr判事は「精子バンクは製造物責任法の対象になりうる」との判断を下した。 今の段階ではペンシルバニア州(精子が製造物責任から除外される)とニューヨーク州(除外されない)のどちらの州で裁判をするかについて、ニューヨーク州で裁判するのが適当という判断が出たということと、母親Donnaについては「時効が成立しているが、娘のBrittanyについては18歳になるまで時効は停止されるので訴えは有効」との判断が出ただけで第一ラウンドといったところらしい(識者の見解を求む)。

  • 心理学者は確率計算が苦手? | スラド サイエンス

    New York Timesの記事、家/.記事によると心理学の実験の分析結果の間違いをエール大学の経済学者Keith Chenが指摘したとのこと。 問題の実験方法は、1956年にJack Brehmが行なったものなどを改良したものでfree-choice paradigmと呼ばれ、心理学の認知的不協和の実証に使われている。 元の実験では、まず猿に赤と青のM&Mのどちらかを選ばせ、赤を選んだ場合、次に青と緑から1つ選ばせる。この場合、青と緑では緑のM&Mを選ぶ確率が高くなることから、赤と青では赤の方が好みだっただけなのに「青が好きじゃなかった」と自身に思い込ませることから青の順位を下げてしまうと結論づけられている。 しかし、Chen博士が執筆中の論文によると、これは確率の計算で簡単に説明できる現象であるとのこと。 赤、青、緑の3色を好みの順番に並べるときに順列の数は3 P 3=6通りであり

    optical_frog
    optical_frog 2008/10/10
    えーと──ちょっと紙と鉛筆をもってきますね
  • ヒトの言語はネアンデルタール人よりも前に始まっていた? | スラド サイエンス

    ネアンデルタール人の祖先と考えられている、53万年以上前のホモ・ハイデルベルゲンシス人の頭蓋骨をCTスキャンして外耳道を再現したところ、現在の人間の言語伝達と同じ2~4kHzの周波数に最大感度域があるということが明らかになりました(Science News、家記事)。 感覚系のシステムは神経学的には高度であり、目的がなければこのように発達するとは考えにくく、言語が今まで考えられていたよりも早く始まった可能性を示唆しているとのことです。 今までもネアンデルタール人の言語発達を、声道を再現して突き止める試みが行われてきましたが、声道は組織から成るため殆ど痕跡が残っておらず、解明出来ずにいました。耳の場合、骨からより多くのことが分るとのことです。この発見はハイデルベルク人が話せたということを直接的に示すものではないとのことですが、ヒトの祖先の耳に何らかの変化が起き、それが言語の発達を促した可能

    optical_frog
    optical_frog 2008/07/16
    Science Newsより引用:The results don’t necessarily show that the ancient humans could speak, Quam says. “We're saying that the ear changed for some reason and that those changes facilitated the possibility of language development,” he says. 「言語が発達する可能性を促進」
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