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XPは起動時に、「スタートアップ」と呼ばれる常駐ツールなどのプログラムを自動的に実行する。スタートアップは大量にあると負荷がかかってパソコンの起動が遅くなる。また数が少なくても起動作業が同時に行われるため処理が追いつかず、起動が遅くなってしまうことが多い。 スムーズに起動するためにスタートアップを整理しよう。まずは「スタートアップチェッカー」を利用し不要なスタートアップを無効にする。メーカー製のパソコンなどでは無意味な広告表示ツールなどがスタートアップに登録されていることがあるので削除するといい。 続いて「遅刻指導」を使い、プログラムを起動する順番などを設定する。CPU使用率によって、次のプログラム起動するまでの待ち時間を設定できるのが便利だ。遅刻指導で操作できないレジストリに登録されたシステムツールは「StartupDelayer」を使えば設定できる。 ■ スタートアップの起動順序を指定
XPはユーザーの目に触れないバックグラウンドで「サービス」と呼ばれるプログラムを多数実行している。サービスはネットに接続したりフォルダを開いたりするために欠かせない、XPの根幹に関わるものが多い。しかし中にはあまり重要でないサービスがいくつかある。 不要なサービスを停止するとXPの起動が速くなりメモリの空き容量が増やせるぞ。サービスの停止はXPの管理メニューから行えるが、一歩間違うとパソコンに大きなダメージを与えることがある。「デーモンバスター」を使おう。比較的安全なサービスだけをリストアップして手軽に無効化できる。どれを止めたらいいのか分からないという人はぜひ使ってみよう。 ■ 安全にサービスを無効化できる デーモンバスターを起動する。「バックアップファイルの作成」をクリックして元に戻せるようにしておく 「サービスの説明」「サービスを停止/無効にしても良い場合」を読みながら無効にするサー
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