注目していた北総線運賃訴訟で、東京地裁は住民の訴えを退ける判決を言い渡した。NHKのニュースから。 北総鉄道値下げ訴訟 住民敗訴 東京と千葉県を結ぶ北総鉄道の運賃が高いのは、乗り入れている別の鉄道会社が線路の使用料を実質的に支払っていないためだとして、沿線の住民が、国に線路の使用許可を取り消すとともに運賃の値下げを命じるよう求めていた裁判で、東京地方裁判所は住民の訴えを退ける判決を言い渡しました。 東京・葛飾区から千葉県印西市までの32キロ余りの区間を走る第三セクターの北総鉄道は、JRや大手私鉄と比べて、同じ距離を乗車した場合の運賃がおよそ2倍から3倍と、割高になっています。 裁判で沿線の住民らは、運賃が高いのは、北総鉄道に乗り入れている京成電鉄の「成田スカイアクセス」が、線路の使用料を実質的には支払っていないためだとして、国に線路の使用許可を取り消すとともに、運賃の値下げを命じるよう求め