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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (81)

  • 「理屈としての正しさ」と「処世術としての正しさ」 - いつか電池がきれるまで

    togetter.com delete-all.hatenablog.com 僕自身、「何者にもなれなかった」中年男なので、これを読みながら、「自分が言われたら、きっついだろうな……」と思っていたのです。 fujipon.hatenadiary.com でもまあ、「何者にもなれなかった」という言葉を使う時点で、具体的な目標を持って何かをやってきた、というわけでもないのでしょうね。 具体的に「何か」になろうとしていた人は、プロ野球選手になれなかった、プロ棋士になれなかった、という言い方をするのだろうから。 フミコさんが言っていることは、至極もっともではある。 「何者か」がどんなものであるかのイメージもない人が「何者か」になれるはずがないのだから。 ただ、こういう「結局、自分は何ものにもなれなかった」という述懐が口をついて出てくるシチュエーションが、ネット以外では、あまり思いつかない、というの

    「理屈としての正しさ」と「処世術としての正しさ」 - いつか電池がきれるまで
    ornith
    ornith 2019/02/26
    “しだいに「ネットで語られているような「正しい理屈」が、「正しい処世術」を侵食している”
  • 「平日の日中に男一人で楽しめること」大全 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp b.hatena.ne.jp 僕も最近、他の家族は仕事か学校で、日中は自分ひとり、という平日があるので、実際に自分でやってみて楽しかったことを紹介してみたいと思います。 僕の場合は、だいたい週に1日そういう日があるので、役場での手続きとか片づけとか(あとは、ブログの書きだめとか)に使ってしまうのです。 この増田さん(『はてな匿名ダイアリー』を書いている人)の場合は、2ヵ月に1回ということなので、朝から夕方まで、全部自由に使える時間である、ということと、予算3000円~上限1万円、間隔的に習い事やジムでの継続的なトレーニングは(体験、的なものでなければ)難しい、そして、「はじめての何か」に挑戦してみたい、というのを踏まえて、考えてみます。 (あと、僕はアウトドアに関しては興味も自信もないので、今回は触れていません) (1)映画 増田さんも実行済み。朝の映画

    「平日の日中に男一人で楽しめること」大全 - いつか電池がきれるまで
    ornith
    ornith 2019/02/25
    工場見学、楽しそう!なんだかんだで平日日中の寄席は未経験なので、今度ふらっと覗きに行ってみよう……。
  • 戸田真琴さんと、しの(@raf00)さんと、画面越しのコミュニケーション - いつか電池がきれるまで

    tenshoku-web.jp この記事が、たいへん面白かったのです。 rioysd.hateblo.jp 戸田真琴さんのことをはじめて知ったのは、このAVデビュー時の記事で、僕は正直、「なんでそういうことになってしまったのだろうか、こういう人の「不安定さ」を利用してコンテンツにするって、なんか引っかかるよな、と思っていたんですよ。 自分の娘であってもおかしくない年齢でもありますし(僕には娘はいませんが)。 戸田さんのnoteが話題になっていて、僕もこれを読んで、「平凡な人生にギリギリのところで適応している自分」を応援してもらえたようで、けっこう感動したのです。 note.mu ただ、その一方で、「平凡な人生も立派です!」という発言がこんなに注目され、もてはやされるのは、発言者が「平凡じゃない人」だからなんだよなあ、とも思っていたんですよね。 戸田さんに対しても、「とはいえ、あなたはその『

    戸田真琴さんと、しの(@raf00)さんと、画面越しのコミュニケーション - いつか電池がきれるまで
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    ornith 2019/02/20
    「定点」の話、そして「直接よりも画面越しにコミュニケーションを取る方が安心する人の味方でいたい」という言葉に強く共感。
  • 2019年の個人ブログと「自分にも他人にも期待しないインターネット」の時代 - いつか電池がきれるまで

    あけましておめでとうございます。 皆様にとって、2019年が良い年になりますよう願っております。 さて、このブログでは、毎年、新年最初のエントリは、「現在のブログ情勢と今年の展望」みたいなことを書いているのです。 fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com 1月2日、3日と、Eテレで、『平成ネット史』という、面白い番組が放送されていました。 www6.nhk.or.jp ちなみに、再放送も決まっているそうです(2019年1月12日予定)。この番組の話は、また別に詳しく書くつもりです。 皆さん #平成ネット史 をご視聴いただき、ありがとうございました!!!! 見逃した!という方、夜は無理!という方、まだまだ語りたい!という方、お待たせしました。 再放送日

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    ornith 2019/01/04
    “「フェイク上等で踊り続ける」か「なるべく狭い世界で無難に過ごす」かの二極化がすすんでいくなかでは、「その中間、自分が知っていることを、そのまま発信するというのが、いちばん空いている場所」である”
  • 「最近のネット検索では、欲しい情報が手に入らなくなっている」理由について - いつか電池がきれるまで

    nlab.itmedia.co.jp これは当にそうだよなあ、と。 それでも、2000年くらいのネット黎明期に比べると、はるかに全体の情報量は多くなっているし、良質なサイトもたくさんあるんですよ。 でも、あまりにもノイズが多くなりすぎて、自分にとって必要な情報にたどり着くのが難しくなっているのです。 ちょうど1年くらい前、中川淳一郎さんが、『ネットは基、クソメディア』という著書のなかで、こんな話をされています。 fujipon.hatenadiary.com 中川さんは、2017年5月22日に広島市内で逮捕された「渋谷暴動事件(1971年)」の大坂正明容疑者の逮捕直後の検索結果について紹介しています。 逮捕報道から6時間、グーグル検索で「大坂正明」と入れると、トップに来るのはウィキペディア、続いてこの件を報じた産経新聞の記事が来る。 私がこの文章を書いているのは23日朝5時だが、産経の

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    ornith 2018/10/01
    「上位表示されている/多くの人に読まれているから、良いコンテンツだ!」と思い込んで没個性化していくブログを見ると、なんとなくモヤモヤする。本人が喜んでいるのなら、それでいいのかもしれないけど。
  • 「買った本読んでから次の本買いなよ」という、至極真っ当なご意見に、どう答えればいいのだろうか? - いつか電池がきれるまで

    に「買った読んでから次の買いなよ」と言われたんだけど、この至極真っ当なご意見への対応が非常に困難を極める理由を説明するのがとても難しいのです— どくだみ (@dokudamiY) 2018年6月13日 僕もよく言われます、これ。 だけじゃなくて、テレビゲームとかもけっこう積んで(遊ばないまま手元に置きっぱなしになって)いるのが少なからずあって、「もったいない!」って。 『ドラゴンクエスト11』とか、クリアしたの先月だものなあ。いや、面白かった、遊びはじめたら、すごく面白かったのだけれど。 『ウイニングポスト8 2017』を開封すらしていないのに『2018』が出てしまったり、『デトロイト』が積まれている状態で、『オカルティック・ナイン』に、「これはオッサンがやるにはキツイな……」と悪戦苦闘したりしているというのは、傍からみれば「もったいない」し、人にも「余命を考えると、面白そうなほ

    「買った本読んでから次の本買いなよ」という、至極真っ当なご意見に、どう答えればいいのだろうか? - いつか電池がきれるまで
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    ornith 2018/06/15
    “「ある本を読み終わったときに、次に読む本がない、という状況に耐えられないから」”
  • 「山に登る」「山で死ぬ」ということ - いつか電池がきれるまで

    news.livedoor.com www.moriyamakenichi.com 「あなたはなぜ山に登るのか?」 「そこに山があるからだ」 登山家・ジョージ・マロリーの、このあまりにも有名な言葉は、誤訳というか、日語に訳されるときに美しく訳されすぎていて、来は、 「なぜあなたはエベレストに登りたいのですか?」 「そこに(エベレストが)あるからさ ”Because it’s there.”」 というやりとりだったそうです。 マロリーは、「山」という存在全般に対してではなくて、世界最高峰の「エベレスト」への思い入れと野心を語っていた、ということのようです。 栗城史多さんについては、なんでこんな無謀な挑戦を続けていたのだろうか、人は、当に登頂できると思っていたのだろうか?と疑問ではあったんですよ。 承認欲求を満たすためとか、スポンサーや支持者へのアピールということであるならば、単独・無

    「山に登る」「山で死ぬ」ということ - いつか電池がきれるまで
  • かわん(id:kawango)さんと、川上量生さんのこと - いつか電池がきれるまで

    kawango.hatenablog.com ネットのなかで「半匿名」でいたいという気持ちは僕にもわかるような気がします。 ネットのおかげで発言ができるようになった人というのは、まさに僕のことではないか、とも。 個人的に、ネットには恩を感じているし、なるべく居心地の良い場所であってほしい、と願っています。 以下の話は、かわん(id:kawango)=川上量生さん、と決めつけて書いたものです。 そういうのは、川上さんの意ではないだろうということはわかっているつもりです。 最初は、もう少し、のらりくらりとしたものを書こうと思っていたのですが、過去から川上さんの言葉をたどっていると、批判するとか賛成するとかはさておき、インターネットの時代を生きてきて、変化していく現実がみえすぎるくらいみえている経営者(川上量生)と、ルーツである「自分を救ってくれたネット」に恩義を感じ続けているひとりの男(id

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    ornith 2018/05/10
    “ネット原住民たちがその文化を守りつつ、生き延びていくためには、ある程度、自制というか、自治・自浄能力があることを証明していかなければならない”
  • 自衛隊の『バグダッド日誌』に便乗して、面白かった「日記本」を10冊紹介します。 - いつか電池がきれるまで

    www.itmedia.co.jp 自衛隊の『バグダッド日誌』がすごく面白い!と話題になっています。 僕も断片的にですが読んでみました。 うん、これはたしかに、面白い。 こういう「みんなに読まれるつもりではなく、仲間内でニヤリとできるようなことを、リラックスして書いた日記」というのは、けっこう貴重ですよね。 ネットでも日記というのは主要コンテンツのひとつで、とくに2000年くらいまでは、他者に読まれることを前提とした「ブログ」よりも、自分の内面を掘り下げて、読者の視線を感じていない(ようにふるまう)「日記」のほうが目立っていた記憶があります。 ネットが一般化したことによって、そういう「誰かに読んでほしいけれど、知り合いに読まれると、ちょっと困る」ような日記って、あまり見なくなってきましたよね。 僕は自分でもけっこう長い間ネットに日記を書いていて(最近は、あまり日記らしくなくなってしまいまし

    自衛隊の『バグダッド日誌』に便乗して、面白かった「日記本」を10冊紹介します。 - いつか電池がきれるまで
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    ornith 2018/04/19
    前々から気になってる『八本脚の蝶』、そろそろ読んでみたいな……。
  • 「ブログを書き続けている、どうしようもない大の大人」の述懐 - いつか電池がきれるまで

    p-shirokuma.hatenadiary.com p-shirokuma.hatenadiary.com 長年ブログを書き続けている人間のひとりとして、実に「刺さる」エントリだった。 『さるさる日記』の頃から数えると、かれこれ20年近く書き続けている僕としては、自分の人生で、この時間に何か他のことができたのではないか、と考えることはよくある。 英語の勉強をしておけばよかった、とか、論文をちゃんと読んで、もっと勉強しておけばよかった、とか、もうちょっとお金を稼いでおけばよかった、とか。 せっかく、半日アルバイトをするだけで、それなりに稼げる仕事に就いたというのに。 真面目な話、家の一軒くらいは建てられたのではなかろうか。 なぜこんなに続いてきたのか、ということについては、以前、自分なりに考えてみたことがある。 fujipon.hatenablog.com 続けようと思っていたというより

    「ブログを書き続けている、どうしようもない大の大人」の述懐 - いつか電池がきれるまで
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    ornith 2018/01/16
    “個人ブログというのがあまり読まれなくなったとしても、こうして続けているものには、続いているだけでも、少しは「意味」みたいなものがあるのではないか”
  • 「2017年にブログで紹介して売れた本ベスト10」から、紹介する側と読む側の「温度差」を考えてみた。 - いつか電池がきれるまで

    blog.gururimichi.com この記事を読んで、僕はちょっと意外だったのです。 『ぐるりみち。』を読んでいて、2017年にいちばん印象に残ったのは、この記事だったんですよ。 blog.gururimichi.com ブックマークもたくさんついているし、このは何位だったんだろう? あれ、ランクインしていないのか…… 僕も読書感想のブログをけっこう長い間やっているのですが、感想を書いている側の思い入れや評価と、そのがブログ経由で売れるかどうかというのは一致しないものなのだろうか、と疑問になったので、自分のブログ経由で売れたを調べてみました。 いやまあ、そんなにものすごく売れているわけでもないし、別に僕のブログ経由で買ってくれなくても、近所のリアル書店で手にとっていただければ十分なのですが。 とりあえず、自分が紹介したを読んでくれる人がいる、買ってくれる人がいる、というのは、

    「2017年にブログで紹介して売れた本ベスト10」から、紹介する側と読む側の「温度差」を考えてみた。 - いつか電池がきれるまで
    ornith
    ornith 2018/01/09
    たしかに、熱を込めた記事は読まれても買われない印象がありますね……。実際、言及していただいた感想記事は、思い入れがある割に本は売れなかったので。こうして話題に挙げてもらえるだけで嬉しくはありますが!
  • 2018年の個人ブログと「新しい自意識」の時代 - いつか電池がきれるまで

    あけましておめでとうございます。 皆様にとって、2018年が良い年になりますよう願っております。 さて、このブログでは、毎年、新年最初のエントリは、「現在のブログ情勢と今年の展望」みたいなことを書いているのです。 fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com さて、2018年。 Google様の機嫌を損ねてしまったのか、『はてなブログ』のなんらかの仕様の問題なのか、僕自身の「飽き」が伝わってしまっているのか、昨年くらいから、とくに昨年の秋から、僕が書いているブログを読みにきてくれる人が、最盛期(2〜3年前くらい)から、半分くらいに減っています。 僕はかれこれ、15年くらいこうしてブログをやっているわけですが、最初は1日6アクセスとか、自分ひとりしか見ていない、という状況でした。 それを考えると、今で

    2018年の個人ブログと「新しい自意識」の時代 - いつか電池がきれるまで
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    ornith 2018/01/03
    “読んでくれる人は少なくても「他者の目を意識して発言・行動する」というのは、間違いなく、人を変えていく”
  • 「見知らぬ相手と仲間意識を持ち、他者と繋がるためだけのインターネット」の時代を生きている。 - いつか電池がきれるまで

    多くの人は、インターネット上でボコスカ言われることに耐えられない。なので、発言すべき人が萎縮してしまう。結果、情報発信をするのはソーシャル的にタフな人に限定され、そういう人に権力も名声もチャンスも集中してしまう。それはとても勿体ないことに思える。— 深津 貴之 (@fladdict) 2017年10月7日 あんまり昔話ばかりしていると嫌われてしまうのですが、ときどき、無性にしたくなるんですよね。僕の場合は、もうこれ以上、嫌われようもないだろうし。 4年近く前に、こんな文章を書きました。 fujipon.hatenablog.com 10年前のネットで個人サイト、あるいはブログを書いていた人には大まかに言って2つのタイプがあって、ひとつは「とにかく自分自身をアピールしたい!」というタイプ、もうひとつは「何かモヤモヤしたものがあって、それを誰かに話したいのだけれど、知り合いには恥ずかしくて話せ

    「見知らぬ相手と仲間意識を持ち、他者と繋がるためだけのインターネット」の時代を生きている。 - いつか電池がきれるまで
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    ornith 2017/10/10
    “いろんな「お金儲けのシステム」が追求されていった結果、「近づいてくる他人に、むやみに関わると、ロクな事にならない」世の中になってしまった”
  • その「認知の違い」は、埋められない。 - いつか電池がきれるまで

    僕はけっこういろんなブログを読んでいるのですが、映画の感想を書いている人が、「自分の記事にアクセスが集まるのもわかる。よく書けているもの」というようなことをつぶやいておられて、驚きました。 その記事かどうかはわからないけれど、僕はその人の映画の感想を読んで、「これって、WikipediaYahoo映画の内容を切り貼りし、あらすじのネタバレで文字数を稼ぎ、『おすすめです。好きな人が見たら面白いと思いますよ!』って書いてあるだけじゃないか」と思ったのです。 「こんなの誰が読むんだよ、自分の言葉での感想らしきものがほとんどなくて、ただただ冗長で、有名サイトの内容をコピペし、ネタバレしているだけの『感想』なんて、その映画を観にはいかないけれど、観たふりをしたい人にしか役立たない、検索されやすさしか考えていないクソ記事じゃないか」というのが、僕の認識なんですよ。 僕だってあらすじとかも書きます

    その「認知の違い」は、埋められない。 - いつか電池がきれるまで
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    ornith 2017/08/06
    方針の違いというか、完全に別世界を見ている感じなのかなーと。ただ、そういった「まとめ」と「感想」とでは読者層がそもそも違うとも思うので、あまり気にすることもないかーと最近は考えるようになった。
  • 15年近く書き続けてきた僕の「ブログが続いた7つの理由」 - いつか電池がきれるまで

    www.procrasist.com 1年で30%の継続率というのは、15年近くブログを書き続け、読み続けてきた僕も「そのくらいかな」と納得できる数字です。 fujipon.hatenablog.com でもまあ、趣味なんてそんなもんじゃないかな、という気もするし、続けたら偉いってものでもないんですよね。 こういうことには向き不向きがあるし、僕の場合は、これだけ書いている時間、英会話の勉強をしていたら、とか、論文を書いていたら、とか、いろいろ思うところもあります。 僕の場合、続けてきたというより、その日その日に思いついたことを書いているうちに、いつの間にかこんなに時間が経っていた、という感じです。 そういう、行き当たりばったりなところが、あまり成果をあげられていない理由なのでしょう。 ブログって、アップロードしたものに対して、すぐに結果が出てくれるところがあるから、試行錯誤が癖になるところ

    15年近く書き続けてきた僕の「ブログが続いた7つの理由」 - いつか電池がきれるまで
    ornith
    ornith 2017/07/21
    “ブログって、「これから何かをやろうとする人」と「何かをやってきて、とりあえず落ち着こうという人」の踊り場、という感じがします”
  • 「バイトや仕事よりもブログで稼ぐ」ことを学生や若者が主張するようになったのは、「絶望」のせいかもしれない。 - いつか電池がきれるまで

    azanaerunawano5to4.hatenablog.com 当にその通りだよなあ、と思いながら読みました。 ブログを他人に薦めることが悪いわけではないけれど、アルバイトを貶める必要はありません。 純粋に稼ぐという点では、ほとんどの場合、アルバイトのほうが安定しているし。 若いうちにブログで稼ぐことに挑戦してみる、というのも、ひとつの「人生経験」ではあるという気もしなくはないのですが、うまくいかないようなら、あまり深入りしないほうが良いでしょう。 fujipon.hatenablog.com 冒頭のエントリをはじめ、多くの人が指摘していますが、アルバイトをやると、否が応でも「いろんな人」と接することになるんですよね、とくに接客業の場合。 僕は、専門職に就く人や「エリート層」に属する人こそ、学生時代に一度はサービス業のアルバイトを経験しておくことをおすすめしたいのです。 あの豊田真由

    「バイトや仕事よりもブログで稼ぐ」ことを学生や若者が主張するようになったのは、「絶望」のせいかもしれない。 - いつか電池がきれるまで
    ornith
    ornith 2017/07/14
    “教えてもらうのだとしたら、「教えたがっている人」にではなく、「自分もこうなりたいと思える人」に付いたほうがいい”
  • phaさんの「ひきこもらない」と、僕の「ひきこもれない」 - いつか電池がきれるまで

    keizokuramoto.blogspot.jp これを読んで考えたこと。 僕は最近、phaさんの『ひきこもらない』というを読みました。 fujipon.hatenadiary.com そのなかで、ものすごく印象に残ったのが、この文章だったのです。 結局、自分が欲しいものは最初からすべて狭い部屋の中にあった。外に何かを求める必要はない。 ただ、同じ空間にずっといると飽きてしまったりするから、ビジネスホテルに泊まるみたいにときどきちょっとだけ環境を変えてやって、何か少し世界に新鮮味があるような錯覚を自分に与えてやればいいんだろう。大体世界に画期的な変化なんてほとんど起こらなくて、ほとんどは自分が少し世界の見方を変えることで何かが変わったような気がするだけだ。 人生なんていろいろあるようで結局そんなもので、狭い範囲を行ったり来たりしながら同じことを繰り返して、体力が余ったら適当に消耗させて

    phaさんの「ひきこもらない」と、僕の「ひきこもれない」 - いつか電池がきれるまで
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    ornith 2017/06/27
    “「社会の役に立たなくても、良いんじゃない? どうせ、そんなにたいしたことが自分ごときの力でできるわけじゃないんだしさ」そう考えたほうが、人間というのは「幸せ」に近づけるのではないだろうか”
  • 「家、家族というものは、その家、その家族にしかわからない事情をかかえていることが当たり前だ」 - いつか電池がきれるまで

    人生なんてわからぬことだらけで死んでしまう、それでいい。』という、読者からの人生相談に作家・伊集院静さんが答えたものをまとめたを読みました。 そのなかで、こんなやりとりがあったのです。 35歳女性・会社員からの質問 私の兄は小学生のときに海水浴中におぼれて亡くなりました。私はまだ小さかったので覚えていないのですが、母の悲しみは大変大きく、以降一度も海に連れていってもらえませんでした。ところで先日、小学生の息子に「海で泳ぎたい」と言われて困ってしまいました。連れていってあげたいのですが、同居している両親に悪いように思うのです。私の気にし過ぎなのでしょうか? この質問に対する、伊集院さんの答えが、すごく印象的だったんですよ。 伊集院さんも20歳のとき、17歳の弟さんを海の事故で亡くされていて、そのことはエッセイでも繰り返し語られています。 「40年過ぎた今でも母は弟の話を、夏が来る度に、口

    「家、家族というものは、その家、その家族にしかわからない事情をかかえていることが当たり前だ」 - いつか電池がきれるまで
    ornith
    ornith 2017/06/23
    “隠し事はよくないとは言うけれど、あえて触れない、という暗黙の了解が最善の場合もある。こういうのが「人生の知恵」なのだと思うのです”
  • ネットが生んだのは、フラットな社会ではなく、これまでの「党派」の焼き直しでしかなかった。 - いつか電池がきれるまで

    d.hatena.ne.jp このエントリについて、思ったことをつらつらと。 清水さん上から目線で感じ悪い、というコメントがたくさんあって、僕も正直、ヨッピーさんはいくらもらってもPCデポの提灯記事とかは書かないだろう、とは思うんですよ。 いまの広告というのは、「商品をあからさまに宣伝する」というものではなくて、企業やブランドのイメージ、あるいは好感度を上げる、というようなもののほうが目立ってきていますし。 少なくとも、ヨッピーさんの記事の多くは、クライアントへの「親しみ」をアップさせるのに貢献していると感じます。 いまのネット界隈をみていると、イケメンや美人が思い入れもないのにやっている「ビジネスアニメ好き」「ビジネス鉄道好き」みたいなのって、すぐに底が見えてしまうんですよね。 みんなの「人を見る目」は、けっこう正しい。 でも、このエントリには、清水さん感じ悪い、で読み飛ばしてしまっては

    ornith
    ornith 2017/06/10
    肩書きが目に見えてわかるリアルと違って、ネット上ではフラットでいられる面もある。けれど、発信し続けていれば少なからずその人の「立ち位置」が生まれてしまうから、それを自覚する必要性があるのかな、と。
  • ヨッピーさんの『記事タイトルに「PR」って入れるかどうか問題について』を読んで、考えたこと。 - いつか電池がきれるまで

    yoppymodel.hatenablog.com いや、「PR」って入ってるかどうかなんて、あんまり関係ないですよ、って言いたいところなのですが、僕も『はてなブックマーク』から、いま人気のエントリを読みに行くときに「PR」って書いてあるのをみると「あやうく地雷踏むところだったぜ!」とクリックするのをやめることがほとんどです。 PR記事って、宣伝のための記事て、なんらかのバイアスがかかっている、少なくとも、広告主への配慮はあるはずです。 中には、面白い記事もあるんですけどね。 というか、実際に読んでみると、PR記事だから、他のネットで人気の記事よりクオリティが低い、とも限らない。 企業がお金と自社名を出してネットに公開しているものですから、企業にもライターにもそれなりの責任があるし、平均的なクオリティも高めだと思います。 それでも、「なんとなくPRを読まされるのはイヤ」なんだよねえ。なぜな

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    ornith 2017/06/08
    “ネット初期の面白さというのは、「なにものにも制約されない個人の価値観や感想が、校正なしで読めたこと」だった”/“お金が稼げるようになってきたことで、「お金ほしい」しか書かれていないブログが増えた”