米ニューオーリンズのレストランでランチをとったときのこと。隣のテーブルは、専門的な話題が軽妙に飛び交い、楽しげな笑いに包まれていた。ふと目をやれば、会話の中心人物はエリック・カンデル氏。のちにノーベル賞をとる彼の偉業は、すでに専門コミュニティ内ではよく認知されていたが、その日の会話の様子から、カンデル氏の広範な知識、ユニークな発想、そして雄弁で機知に富んだ話術が如実に伝わってきた。本書はそのよ
「クレイジーエディ!! 狂気の超安売りだよ」。中年白人男性が派手に叫ぶ。1970年から80年代にかけてニューヨークで暮らした人なら誰もが知っているCMだ。安売り家電チェーンとして一世を風靡したクレイジーエディ。電化製品をどこよりも安く売って急成長したが、実は会社は会計操作、架空在庫、マネーロンダリング(資金洗浄)の温床になっていた。『Retail Gangster--The INSANE, R
大和証券グループ本社はスタートアップ向け融資に参入する。まず数億円を投じて、ノンバンクのブルー・トパーズ(東京・港)を買収する。大和はスタートアップの新規株式公開(IPO)やビジネスマッチングを支援している。融資まで手がけることで金融サービスのラインアップを拡充し相乗効果を高める。ブルー・トパーズは独立系ファンドのトパーズ・キャピタルとオンライン融資の仕組みを開発するクレジットエンジンが共同出
「三国志」や「信長の野望」などのゲームシリーズで知られるコーエーテクモホールディングスは、実は多額の手元資金を株式などで運用する機関投資家としての顔も併せもっている。襟川恵子会長は1200億円もの運用資金を一手に引き受けている。その投資経験や運用哲学を聞いた。――投資収益が業績を底上げしています。どのような運用を手掛けていますか。「日米・香港の株や仕組み債を中心に投資しています。注目しているのは米国で、GAFA各社は昔から保有しています。人工知能(AI)やIoT、クラウド、セキュリティーなど先端分野にも注力しています」「個人的に一番好きな銘柄はネットフリックスなのですが、これはどういうわけか乗り遅れました。買いのタイミングをつかめないうちに大きく上昇してしまい、悔しい思いをしています。今後はコロナ禍の終息を見据えて先端技術を駆使した旅行関連や、売られすぎた銘柄への投資も考えています」――全
カーブスHD:有価証券届出書(新規公開時) カーブスHD カーブスホールディングス[7085]: 2020/1/27 発表資料 日経会社情報DIGITALで詳細情報をみる /
訪日外国人の増加で「ベジインフラ」の整備という課題が浮上してきた。動物性食材を使わない料理の用意や食品への表記などが欧米に比べ遅れ、肉を食べないベジタリアンや、卵や牛乳も避けるビーガン(完全菜食主義者)が安心して旅行・生活できない問題を指す。解消に向け国会で議員連盟も発足したが、省庁間の温度差は大きい。2020年の東京五輪に食のバリアフリー化は間に合うか。【関連記事】肉と思ったらキノコ 気軽に完全菜食メニュー「これで安心して日本を旅行できますと、箱買いしていく個人旅行者もいます」。ビーガン向けカップめんを食品メーカーのヤマダイ(茨城県八千代町)と開発、販売しているティーズレストラン(東京・目黒)の下川万貴子取締役は語る。Nikkei Views編集委員が日々のニュースを取り上げ、独自の切り口で分析します。動物性の食材や調味料などを一切使わないビーガン向けメニューを充実させたレストランを東京
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