米航空宇宙局(NASA)の最新の地球観測衛星「スオミNPP(Suomi NPP)」に搭載されているVIIRS(Visible/Infrared Imager Radiometer Suite)が捉えた地球の画像(2012年1月26日提供)。(c)AFP/NASA/NOAA/GSFC/Suomi NPP/VIIRS/Norman Kuring 【4月26日 AFP】地球の核(コア)の温度は、従来の推計値より1000度近く高いことが新しい研究室実験で示されたと、欧州の研究チームが25日、米科学誌「サイエンス(Science)」に発表した。 ただし、鉄を主成分とする核がこれまでより「熱くなった」わけではなく、新技術によって以前の温度計算方法にあった欠陥が正されたためという。 フランスにある欧州シンクロトロン放射光施設(European Synchrotron Radiation Facility