川風と水音満喫 日田市の三隈川アユやな場オープン [大分県] 2013年07月21日(最終更新 2013年07月21日 00時08分) やなで川魚と戯れる子どもたち 水郷日田の風物詩「アユやな場」が20日、日田市若宮町の三隈川河川敷にオープンした。やな場に隣接する食堂には県内外から大勢の客が訪れ、アユの塩焼きなどに舌鼓を打った。11月4日まで無休で営業する。 同川のアユやな場は1953年の大水害で途絶えたが、日田漁協などが89年、三隈川観光開発を設立して復活させた。 竹を組んだやな場では水しぶきが上がり、子どもたちが跳ねる川魚と戯れていた。食堂ではアユのほか、ウナギやコイ料理も提供している。 毎年来ているという北九州市若松区の龍田啓子さん(60)は「川風に吹かれ、やな場の水音を聞きながら食べるアユの味は格別」と話した。三隈川観光開発の相良勝彦社長は「川魚料理で体力をつけ、夏の暑さを乗り切っ