広島県福山市保健所は16日、同市内の70代の男性2人がダニに刺され、日本紅斑熱を発病、うち1人が死亡したと発表した。もう1人は回復に向かい、命に別条はない。 厚生労働省によると、日本紅斑熱による死者は、平成20年に宮崎市で70代の女性が死亡して以来。 福山市保健所によると、感染した2人は別々の場所でダニに刺された。 亡くなった男性は11日、発熱や発疹を訴え、同市内の医療機関で受診。日本紅斑熱の疑いがあるとして入院したが、14日に多臓器不全で死亡した。農作業や野山を散歩中にダニに刺されたとみられる。 日本紅斑熱は病原体「リケッチア」に感染しているダニに刺され、2~8日で発病。人から人へは感染しない。薬の服用で回復するが、発見が遅れると重症化することもあるという。
科学誌「サイエンス(Science)」に掲載された、琥珀に閉じ込められた8000万年前の恐竜か鳥類のものとみられる羽毛(2011年9月15日公開)。(c)AFP/Science/AAAS 【9月16日 AFP】博物館が所蔵する琥珀(こはく)の中に、約8000万年前の恐竜か鳥類のものらしい羽毛が封じ込められていることをカナダ・アルバータ大学(University of Alberta)の大学院生が発見し、15日の科学誌「サイエンス(Science)」に発表した。 ライアン・マッケラー(Ryan McKellar)氏は大学内のロイヤル・ティレル古生物学博物館(Royal Tyrrell Museum of Palaeontology)が収集した琥珀4000点以上を検証し、うち11点に保存状態の良い羽毛を見つけた。約9900万年~6500万年前の白亜紀後期のものとみられる。白亜紀は、陸上・海洋生
【2011年9月16日 SETI研究所】 映画「スター・ウォーズ」に登場するような、2つの太陽を持つ惑星が実在することが明らかになった。探査衛星「ケプラー」の観測から、200光年先の連星の周りを回る「周連星惑星」が初めて発見された。 惑星「ケプラー16b」(手前の小さな暗い点)と、中心の連星(奥側の2つ)のイメージ。2つの太陽の世界では、どのような光景が繰り広げられているのだろうか(提供:NASA/JPL-Caltech/R. Hurt) NASAの系外惑星探査衛星「ケプラー」は、惑星が恒星の手前に来ることで起きるわずかな減光を検出する手法(トランジット法)で惑星の存在を検知する。 はくちょう座の方向約200光年先にある「ケプラー16」も、この手法で惑星が発見された恒星の1つだ。SETI研究所のLaurance Doyle氏らが、惑星が手前に来るタイミング以外でも減光が起きていることに気づ
東日本大震災があった3月から7月末までの5か月間で、茨城県の人口が1万179人減少したことが15日、分かった。 県議会代表質問で、橋本知事が佐藤光雄氏(民主)の質問に答えた。例年、転入者が転出者を上回る4月に転出超過となっており、県は「原発事故の影響が大きい」とみている。 県統計課によると、自然増減と転入・転出などを合わせた5か月間の月別人口増減数は、3月が5786人減、4月が3537人減、5月が498人減、6月が134人増、7月が492人減で、計1万179人の減少。例年は転勤や卒業などで3月に転出が多く、4月は転入が多い傾向にあるが、今年は4月に転出超過となった。減少した3537人のうち転出超過は8割強の2874人に上った。 中でも外国人の減少が顕著で、3118人と全体の3割を占めた。特に、鉾田市や大洗町など外国人の研修生や労働者の多い市町村で減少幅が大きいという。 昨年1年間の人口増減
君が代訴訟 最高裁が弁論へ 9月16日 17時13分 卒業式などの式典で「君が代」を斉唱する際に起立しなかったとして停職処分を受けた東京の教員2人が、処分の取り消しを求めている裁判は、最高裁判所で双方の主張を聞く弁論が開かれることになりました。処分は妥当だと認めた1審と2審の判決が、見直される可能性が出てきました。 この裁判は、平成18年に行われた卒業式などの式典で、君が代を斉唱する際に起立しなかったとして、東京の教員2人が停職処分を受けたことを巡り、「処分は重すぎる」と主張して取り消しを求めているものです。1審と2審は「起立しなかった行為は式典の厳粛な雰囲気を損ねるもので、軽い違反とは言えない」として訴えを退けました。この裁判で、最高裁判所は双方の主張を聞く弁論をことし11月28日に開くことを決めました。2審の判断を変える際に必要な弁論が開かれることになったため、処分は妥当だと認めた判決
羽田空港の男性主任管制官による情報漏えい問題で、管制官の個人サイトには、管制塔から撮影した政府専用機や、それに関係するフライトプラン(飛行計画)などの画像が多数掲載されていたことが16日、わかった。 管制官の個人パソコンなどからは、こうした画像が100枚以上確認されているといい、国土交通省は今後、管制室やレーダー室など職場へのカメラの持ち込み禁止を内規などで明文化する方針。 同省によると、管制室などでは現在、見学者らの写真撮影は各職場の内規で禁止している。しかし、管制官のカメラの持ち込みや撮影を禁じる内規などはなく、「『管制官も撮影しないのは当然』との暗黙のルールだけだった」(同省幹部)という。
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