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ブックマーク / blog.slndesignstudio.com (17)

  • 新しい切り口の話 - SLN:blog*

    屋を歩いている時にたまたま出会う、Amazonでレコメンドされる、ブログで知る、人から勧められるなど、との出会い方は色々。今日たまたまをとある切り口で紹介しているtumblrを見てなるほど、と思うことがあったのでメモ。 I don't know. http://silonil.tumblr.com/ 様々なの冒頭や終わりに記されている謝辞だけをひたすら紹介しているtumblr。誰かもわからない「実も心もドラッグに浸りきって、あっちの世界へ行ってしまったニック」に捧げられたはどんななのだろう、「烏山に、調布に、そして清水」に捧げられているは?たった1行か2行の言葉だけれどもそのテキストの後ろには著者の人生を感じさせる大きなストーリーが横たわっている。もしかしたらのタイトルや、の内容そのものよりも興味をくすぐられる面白いの紹介方法だ。 もう一つ、面白いの紹介の仕方は、以前

  • タケイグッドマン公演ログ - SLN:blog*

    慶応義塾大学佐藤雅彦研究会 タケイグッドマン公演ログ ※間違っている部分、かけている部分等ありましたらコメントで御指摘お願いします ※佐藤:佐藤雅彦先生 タケイ:タケイグッドマンさん SDP 大人になっても いったいどういう考えでこのビデオに行き着くのか、という事はあまり考えていなくて、感覚的にモノをつくっています。SDPとはデビューする前から友達で、彼等が何が好きで何をべてるのかみんな知ってる。音楽聴いて、それから映像をつくる。ビデオクリップをつくるときは、なんでこのクリップをつくるようになったか、という事はあまり考えていません。その場、その時にあるものでビデオクリップをつくるようにしてます。一回やった事は二度とやらない。ゼロから最後まで一人でつくっていて、絵コンテは書きません。自分の写真をきりとって割り箸に自分をつけて、動かしていて、コレだと思って、家にあるものでセットを組もう、とい

  • はかなさのデザイン - SLN:blog*

    最近「はかなさ」に注目したサービスが気になっている。 基的にテクノロジーって解像度をあげていく方向に進化してますよね、すべての空間の情報を、すべての時間において、どれだけ精彩に生け捕り、どれだけ精彩に再現するかっていう方向に。最近気になっているのは、あえてそうしたテクノロジーの進化の方向とは逆のアプローチをとることによって、情報や体験の質を上げるという戦略。極めて解像度の高いもはや人間の手に余る情報量がバンバン放出されている今でこそ、このアプローチはズシンと響きます。 One Memento http://www.onememen.to/ 一枚しか写真がとれないカメラアプリ。たった一回の撮影のチャンスに何を残すか、ユーザが問われるアプリ。デジカメになってフィルムの制限もなくなった今だからこそ、逆に一枚しか撮れないという制限が「何を残すか」という事をユーザにじっくり考えさせるとってもよくで

    orzie
    orzie 2012/11/08
    一回性ゆえに生まれるアウラへの志向。回帰的というよりはこれも進化だろう。
  • レトロシミュレーショニズム - SLN:blog*

    60年代〜70年代中頃のデザインというのは、ミッドセンチュリーなんていわれるようにファン層が多かったりして、デザイントレンド的にも再帰率の高い時期だと思うんですけど、一方70年代後半〜80年代ってまだ、ある種のトレンドとして観測できるまでにはリバイバルっぽい動きって無い感じがするなあと思ってた。で、最近その時期のトレンディーなペラペラした感じだとか、ニューウェーブの無駄にとんがった感じとか、子供向けのテレビ番組のテイストを踏襲したものが、ここ数年の音楽側の80sリバイバルに呼応する形でよく見るなと感じていて、かつそれが一種のスタイルとして完成されつつあるな、と思ったので適当にまとめてみた。 ファンタジスタ歌磨呂によるDorianの一連のPVはかなりシミュレーションレベルが高くて素敵です。いわゆる「あるある」を積み重ねていった結果独特の質感に到達していてすごい。 そういえば、同じようなアング

  • テクノ民族楽器入門 - SLN:blog*

    最近「音が出るおもちゃ」が楽しい。引き金はKaossilatorとDS-10を買ったこと。もともとRoland MC-303っていうオールインワン型のマシンから打ち込みをはじめたというのもあって、やっぱり手頃な価格でちょこちょこ触れる電子楽器がでてくると無条件で反応してしまう。 ふと考えて見ると、DTM以前のテクノはTR-909やTB-303といった単機能のマシンをシンクさせてセッションさせる方法がメジャーだったわけだけど、リズムマシンやシンセが小型化した今、電子楽器はカリンバやアサラトのように手軽にセッションして遊べる民族楽器のような存在になってきている気がする。そういえばその昔、テクノを「都市の民族音楽」なんて呼んでいた人もいたけれど、こうしたガジェットを見るとなんだかそれもすごくナットクできる気がする。今回は、こうした高機能な音が出るおもちゃ=テクノ民族楽器をいくつかまとめてみた。

  • 官能のUIデザイン - SLN:blog*

    ちょっと前にJonas Erikssonさんというデザイナーのつくった「76-Synthesizer」という架空のiPhoneアプリUIデザインがめちゃくちゃセクシーで驚いたんですよ。色っぽいとしか表現しようがない。 最近のiPhone/iPadアプリのデザインとか見てると、ものすごくよくできているものがたまにあって、フォトリアリスティックなんだけど真俯瞰でUIっぽさを担保している...みたいな独特の質感になってる。こういうデザインって、UIデザインの歴史としてとらえると、まず、OSで描画できるグラフィックが32ビットになったことからはじまり、Photoshopの機能の充実、デザインのメソッド化、Illustratorのグラデーションマップ芸の成熟なんかも影響して、結構自然な流れのように感じちゃうんだけど、グラフィックデザイン史として見るとかなり特異な状況になってきているんじゃないかとい

  • 既視感のスイッチ - SLN:blog*

    最近周りで話題になっている、Parker Itoによる作品 "The Most Infamous Girl in the History of the Internet"。インターネットをやっている人なら必ず一度は目にしたことがあるであろう期限切れドメインのサイトによく表示される、リュックを背負った女性("Parked Domain Girl"あるいは"The Most Infamous Girl in the history of the internet"として知られている。日だとmixiのログイン画面にでてくる芝生の上の二人組の女性なんかもそう?)をモチーフにした絵画作品。(しかもこれ、アジアの油彩画家にクラウドソーシングで描かせていて、いろんなバリエーションがあるらしい)。個人的にこの作品が面白いなとおもったのは、「あれ、これなんかみたことあるな・・・」という既視感が突如「あ!あ

  • 道具を鍛える - SLN:blog*

    コーヒー好きなので、毎朝時間がある時は、ネルドリップかペーパードリップでコーヒーを淹れて、水筒で会社へ持っていくようにしている。最近はバタバタしていて、なかなか朝コーヒーを淹れる時間がつくれていなかったのだけど、先週末から棚にしまっていたマキネッタをつかってエスプレッソをいれるようになった。これが結構いい感じ。 味はじっくりドリップしたほうがおいしいんだけど、とにかく朝コーヒーのんでシャキッとしたいという時に、あっというまにできるのが楽ちんでいい。豆を細かめに挽いて、バスケットの中にいっぱいにいれて3分くらいで出来上がる。 マキネッタは使った後洗剤などで洗わずに、あえてサッと水洗いする程度にしておくと、コーヒーの油脂が内側に付着して膜になることで、コーヒーの香りがましていくらしい。イタリアの家庭ではマキネッタは決して洗剤では洗わずに、こうして水洗いすることで「マキネッタを鍛える」んだって。

  • アウトサイダー・ウェブデザイン - SLN:blog*

    「アウトサイダー・ウェブデザイン」あるいは「ロードサイド・ウェブデザイン」。トレンドからは大きく外れた、デザイナーとは異なる文法によって構築されたいくつかのウェブサイトを、多大なリスペクトとともにいくつか集めてみた。どのサイトも、まるで「野菜炒め頼んだらおまけに餃子ととんかつとフルーツパフェ(しかもおかわり自由)がついてくるサービス定」みたいな、「過剰なおもてなし感」で満ち溢れている。その過剰なデザインの後ろには、我々が見落としてしまったたくさんのヒントや、別の進化の方向性が隠されているような気がする。 アウトサイダー・アート(英: outsider art)とは、特に芸術の伝統的な訓練を受けていなくて、名声を目指すでもなく、既成の芸術の流派や傾向・モードに一切とらわれることなく自然に表現したという作品のことをいう。 フランスの画家ジャン・デュビュッフェがつくったフランス語「アール・ブリ

    orzie
    orzie 2010/07/12
    カッコ良くなくていい。まっすぐ育って欲しい。
  • インタラクションと慣性 - SLN:blog*

    先日CBC-NETに公開された、エキソニモ・センボーさんの記事「ケーコク小説」が抜群におもしろかった。文字通りアラートボックスを利用したストーリーテリングの手法を実演するもので、もちろんそこで描かれているプログラムの奥ゆかしさや悲哀は、最近話題になった「はやぶさ漫画」や「初音ミクの消失」みたいな感じで結構グッとくるんだけど、僕が個人的におもしろいなあと思ったのは、アラートボックスのつぶやくセリフをどんどん読み進めるために、どんどん「OK」を押してしまったこと。たとえばこの中に突然「この商品を購入しますか OK」とかでてきてもつい押してしまう気がする。 これは、いわば「インタラクションの慣性」ともいえるもので、何か特定の作業をすると見返りがでてくるというインタラクションをしばらく連続させると、快感物質のようなものでるのか、あるいは「手がすべって」なのかはわからないけれど、つい同じ操作をしてし

  • マイクロ・インサイト系 - SLN:blog*

    Twitterの登場によって、ひとりひとりのちょっとした心情の変化やひとりごと、いままではネットにうかびあがってこなかった言葉がネットにあがってくるようになってきた。そこで、どんどんネットに流れ込んでくるひたすら雑多な言葉の断片をフィルタリングし、気づきを抽出するというアプローチが出てきていて気になっている。このアプローチは、たとえばブックマーク数とか星の数とか数値化できるものをあつめてランキングを生成するアプローチとはちょっと違って、独特の味わいと示唆にあふれている。これを「マイクロ・インサイト系」と勝手に名付けてみたい。(まあ身も蓋もない言い方をしてしまえばTwitter検索キーワード芸みたいなものなんだけど。) ■気づき抽出 voice of awareness #kizuku 日常の中の気づきを#kizukuというハッシュタグとともにTwitterに投稿すると、いろいろな人の気づき

  • キャンペーン・スクワッティング - SLN:blog*

    今日はちょっと仕事に関連する話なんかをしてみよう。最近のインターネット広告業界では、何らかのキャンペーンをやるときに、TwitterやブログやSNSにいる様々なユーザをどうやってキャンペーンに巻き込んでいくか、というような、いわゆるソーシャルメディアに関する議論が盛んだったりする。 いろんな企業が広告をする時にソーシャルメディアをどう扱っていこうか、みたいなことを考えてるわけだけど、わりと最近よく見かけるのが、企業側が一方的に情報を配信するようなコミュニケーションではなくて、例えばその商品が好きな人たちや、興味をもった人たちがサイトを通じてゆるいコミュニケーションをとったり、はたまた商品とは全然関係なく単純に遊べるコンテンツだったり、コミュニティを形成できるような、ネットの人たちをうまくとりこんでいく戦略。(そもそもこの議論はソーシャルメディア云々の議論以前から存在していたとは思うのだけど

  • タイポロジー2.0 - SLN:blog*

    以前「フェチ化する世界」というタイトルで、フェティシストの視点によって切り取られた、様々なニッチなシチュエーションの写真を取り扱うサイトを紹介しました。今回は、1960年代にドイツをはじめヨーロッパ諸国で給水塔やサイロを執拗に撮影し続けた写真家、ベッヒャー夫の開拓した手法「タイポロジー」のアップデート版とも呼べそうな(?)「一つの対象物を撮影し続ける」というアプローチをとっているサイトをいくつか。 Scanwiches サンドウィッチの断面をスキャンし続けているブログ。ただ単に毎日べているものを記録するといった趣のブログはいろいろとあるけど、断面を豪快にスキャンするという手法は斬新。ちなみに、スキャナーってカメラのイメージセンサよりもはるかに高解像度で画像をとりこめることもあって、画質がかなりハイファイ。カリッカリの画質が独特のトーンを生み出している。サンドウィッチという対象に対する解

  • ミュージックビデオとリップシンク - SLN:blog*

    最近MonkeyMajikの「桜」という曲のPVを見て、「歌詞の内容やリップシンク(口パク)によって楽曲と映像がゆるやかに手をつなぎつつ、斜め上の世界観をぶつけることによってその差異を面白がる」という手法がかなり好きだということに気がついたのでざくっとまとめてみた。 企画自体は「桜」→「桜吹雪」というところでつなげてきたんだと思うんだけど、「青い目の遠山の金さん」という斜め上の感じが素敵だ。とにかくこのPVの素晴らしいところは、アイデアだけじゃなくて、ちゃんと映像のぼやけや色合いを、夕方にテレビでちらっと見ちゃう「遠山の金さんのあの感じ」にキッチリあわせてることにつきる。これを今風のカリッカリのハイデフなトーンにしてしまったら一気に寒いものになっていたと思う。(主な理由は元ネタから遠くなる分意味が分からなくなるから) このPVを見て真っ先に思い出したのは、TMRevolutionの「魔弾」

  • ツマミとインタラクション - SLN:blog*

    先日DOMMUNEでFrank Muller (Beroshima)のライブを見てたら、ラップトップにつないだMASCHINEとTR-707(!)を同期させていて、リアルタイムにシンバルの音をフェードインフェードアウトさせたり、リズムを分解したりしていて、相当格好よかった! TR-707ってスッカスカで、あえてユルさを出すときに使うような「ポンチ系」のドラム音源っていうイメージがあったんだけど、使い方によってこんな格好よくなるのか、いやむしろこのスカスカ具合がすごいテクノっぽくてかっこいい!というわけで、すっかりボタンやツマミがたくさんついたハード機材が欲しくなってしまった。やっぱりハードはいいなあ。 ツマミの魅力というのは「だいたい」を許容してくれるところだ。数値だと厳密に入力しなくてはいけないものを、手をクイッとひねるだけでパラメーターをかえることができる。大きくパラメーターを変えたい

  • 逆転の発想について - SLN:blog*

    先日First Person TetrisというFlashでつくられたゲームを見て、その動きが予想外というか、つい「そっちかよ!」とつっこみたくなってすごく面白かった。こういうアイデアって笑えるし、つい人に教えたくなるよね。要するにこれが逆転の発想ってことなのかも。今回はこういう「そっちかよ!」とつっこみたくなるアイデアを利用したもので、比較的わかりやすいものをいくつか集めてみたよ。 First Person Tetris →http://firstpersontetris.com/ テトリスブロックを回転させると・・・これはやっぱり背景の写真がリアルなのがいいんだよね。ゲームの世界と周りの世界をトーンとしてもちゃんと切り離した上で、画面の中の事だと思っていた操作が裏切られるということが大切。 Cameltry First Person Tetrisを見て思い出したのが「キャメルトライ」。

    orzie
    orzie 2010/01/25
    トリックアート的な映像各種
  • 「これはひどい」とは、こういうことさ - SLN:blog*

    世の中には沢山の素晴らしいものがある一方、サイテーなものも沢山あるわけで。中でもサイテーのレベルがブッチギリすぎているものは、サイコーになってしまうという奇妙な反転現象が起こる。やっぱりこういうものにこそ、「これはひどい」タグをつけたいよね。サイコーにしてもサイテーにしても、とにかくブッチギリなもの、というのはやはり魅力的。やるなら徹底的です。 Worst movie scenes ever Schulte Fiaja氏による映画史にのこるサイテーシーンの盛り合わせ。サイテーの演技、サイテーのスタント、サイテーの展開、サイテーの演出などなど。素晴らしいセンス!個人的にヒドすぎる馬のスタントがツボ。 Worst movie scenes ever - Part2 「Worst movie scenes ever」の第二弾。もう冒頭からヒドすぎる。spider-man3のうかれシーンもヒドすぎ

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