米国のドナルド・トランプ大統領(左)と、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(2018年6月11日撮影)。(c)AFP PHOTO / SAUL LOEB AND ROSLAN RAHMAN 【6月11日 AFP】イラン政府は11日、米朝首脳会談の見通しについて否定的な見解を示し、米政府の約束に強く警戒するよう北朝鮮政府に対して呼び掛けた。 同国の首都テヘランでバフラム・ガセミ(Bahram Ghasemi)外務省報道官は記者団に対し、「米国の振る舞いやアプローチ、意図について、われわれは非常に懐疑的であり、米国の行動を完全に悲観的に見ている」と述べた。 また「当面の間、われわれは米国の振る舞いに対して楽観的になることはできない。また、北朝鮮政府はしっかりとした警戒心をもってこの問題に臨まなければならない」としている。 ガセミ報道官は、2015年に結んだイランとの核合意など、複数の国際合意から離