イランのシャハリアリで発生した反政府デモで、破壊された店舗(2019年11月20日撮影)。(c)ATTA KENARE / AFP 【12月6日 AFP】米国は5日、イランで発生したガソリンの値上げに対する抗議デモへの弾圧で、1000人超が死亡したとみられると発表し、弾圧はイラン革命以降最悪の国内問題と指摘した。 米国は中東で敵対するイランへの圧力を強めており、ある当局者によると、米国防総省は5000~7000人規模の増派を検討しているという。 米国務省のブライアン・フック(Brian Hook)イラン担当特別代表は記者団に対し、「イラン政権は反政府デモの開始以降、市民1000人超を殺害した可能性がある」と述べ、マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官の呼び掛けに応じてイラン人3万2000人から送られてきた写真や動画などに基づく数字だと説明した。 この数字は、情報の裏をとるのが