総長候補のライバルとされた東京高検の黒川弘務検事長(右)と名古屋高検の林真琴検事長(左) 東京高検の黒川弘務検事長の定年延長、検察庁法改正案をめぐり大揺れとなった国会。安倍政権は世論の反対に押され、今国会での検察庁法改正を断念した。しかし、週刊文春が黒川氏の賭け麻雀疑惑を5月20日、報じてまたも大揺れとなっている。かつて黒川氏を担当した記者はこう話す。 【写真】黒川人事で森法相と呉越同舟なのは? 「黒川氏は昔から担当記者を集めては麻雀をするのが、大好きだった。麻雀ができる記者を黒川番にしていたマスコミもある。カジノをするためにマカオまで行ったと聞いたこともある。こんなに偉くなっても、やっていたんだと驚いた」 文春記事では麻雀のためにマスコミの車で送迎をしてもらっていることも報じられている。自民党幹部は怒りをこう露わにした。 「コロナで不要不急と言っている時に、賭け麻雀はシャレにならない。法