世界食糧計画(WFP)外部リンクによると、アフガニスタンでは人口約4200万人の過半数が飢餓の危機に直面している。昨年のタリバンによる政権掌握後、同国の外貨準備が凍結され外国からの援助が断たれたため、経済の崩壊が進んでいる。ドイツ語圏のスイス公共放送(SRF)の南アジア特派員トーマス・グーターゾーン氏は「過去20年、公共支出の最大75%が外国からの援助で賄われてきた。今はその援助が途絶えている」と伝えた。この問題やアフガニスタンの人道危機を巡る状況については、国際都市ジュネーブでの諸会談でも取り上げられた。 スイス連邦外務省のラファエル・ネゲリ・アジア太平洋担当大使は10日、タリバン代表団とジュネーブで面会。スイス側はタリバンが人権を重んじ、国際人権法を守るよう望むと伝えた。 イスラム過激派タリバンを合法的な政府として承認した国はなく、代表団のジュネーブ訪問は物議を醸した。米ニューヨークの
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