川に豚の死骸2800匹超=伝染病感染で投棄か−上海の水源 川に豚の死骸2800匹超=伝染病感染で投棄か−上海の水源 【上海時事】中国・上海市当局は11日、市中心部を流れる黄浦江の上流で2月初めから、2800匹以上の豚の死骸を発見・回収するとともに、一部が豚の伝染病である「豚サーコウイルス2型」に感染していたと発表した。回収作業は継続中としており、さらに増える可能性がある。水道水の水源にもなっているため、市民からは不安の声が上がっているが、当局は「人にはうつらず、現段階で水質への影響もない」としている。 豚の耳に付けられた目印から、死骸は上海に隣接する浙江省嘉興市の複数の農家が捨てたものとみられている。11日付の上海紙・新聞晩報によると、同市には小規模の養豚農家が多く、これまでも豚の死骸を川に投棄。ここ1、2年も年間200匹前後が上海に流れ着いていたという。(2013/03/11-23:0