ブルネイと中国への訪問を前に、フィリピン・ダバオの空港で会見するロドリゴ・ドゥテルテ大統領(2016年10月16日撮影)。(c)AFP/MANMAN DEJETO 【10月17日 AFP】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は17日に放映された香港(Hong Kong)のテレビ局とのインタビューで、中国およびロシアとの合同軍事演習に前向きな姿勢を示す一方、長年の同盟国である米国との軍事演習は今後行わない考えを再度強調した。 ドゥテルテ大統領は、18日から4日間の訪中を控えている。今回の訪問により、埋蔵資源が豊富な南シナ海(South China Sea)の領有権をめぐって悪化した両国関係の改善を図りたい意向だ。 ドゥテルテ氏は香港のテレビ局「鳳凰衛視(フェニックステレビ、Phoenix Television)とのインタビューで、中国またはロシアとの合同軍