お金を掛けずに赤外線通信したい 赤外線を使ってシリアルデータを送る方法としてはIrDA用のモジュールを使う方法がありますが、専用の受光モジュールはちょっと高くて気軽に手を出せない感じ。しかも、IrDAよく分からない。 IrDA赤外線通信トランシーバ・モジュールRPM851A(2個入) 一方、赤外線リモコンの受光モジュールは結構安く売られています。(今回の実験につかったPL-IRM-2161-C438は、秋月電子のカタログから消えてしまいました…) 赤外線リモコン受信モジュール PL-IRM2161-XD1 実験してみる 今回は、この赤外線リモコンの受光モジュールを使って実際にシリアル通信が行えるかどうか、実験してみました。 全体の構成はこんな感じ。送信部、受信部はそれぞれUSBシリアル変換器経由でPCに接続されています。PCからは2つのシリアルポートに見えます。 PC(COM3)→USBシ
Qiitaからのお引越し記事です。 目標 ステレオカメラ 概要 特徴 使用製品 パターンプロジェクションカメラ 概要 使用製品 iPhone ゾゾスーツ 工業製品(Ensenso, キーエンス) Time of Flight LiDAR Time of Flightの原理 特徴 スキャン型LiDAR フラッシュ型LiDAR 製品 Velodyne Series 追記 Livox Horizon iPhone iToF LiDAR 目標 通常のカメラは物体の明るさ、色を抽出するのに対し、距離センサは物体までの距離をセンシングします。そのため3DカメラやDepth Sensorなどと呼ばれたりします。 距離を知ることは多様なアプリケーションにおいて重要であり、例えば自動運転では前方車両までの正確な距離を知ることは必須です。またゲームなどのアプリケーションでは人の動作などを距離センサで抽出するK
最先端産業・研究を支える 縁の下の力持ち ガルバノスキャナは、ガルバノモーター先端のレーザー光反射鏡(ガルバノミラー)を2軸(X/Y)、 場合によってはレンズを3軸目(Z)で制御することによってレーザー光をピンポイントで照射するための制御装置。 レーザー加工やマーキングなど現代の精密加工技術を支える心臓部であるとともに、 共焦点顕微鏡など最先端の科学研究用機器にとっても無くてはならない機構です。 近年ではリモート溶接や3Dプリンタなどの最先端レーザー制御技術でも広く活躍していて、 まさに社会の今と未来を支える基幹テクノロジーといえるものとなっています。 「ガルバノ」というのは聞き慣れない言葉かもしれません。 これはガルバノスキャナの最も基本の動作原理である高感度で電流の検出計測可能な「ガルバノメーター(検流計)」に因んだもので、18世紀の医師・物理学者 ルイージ・ガルヴァーニの功績に由来し
レーザープロジェクタは基本的にプロユースなので、その構成は多くがカスタム設計となっていて、必要に応じた機能が組み込まれます。図1に代表的なレーザープロジェクタの構成を示します。既製品の場合は、汎用性の高いX-Yスキャナだけの構成が多いようです。このプロジェクトでもエフェクタは省略してX-Yスキャナのみの構成とし、レーザーグラフィックの投射を主な目標としました。 古くはHe-Neレーザー(赤)、その後、数波長を同時に生成できる混合ガスレーザー(白)が主流となりました。一昔前まではそういったガスレーザー(効率が極端に悪く、扱いも面倒)が主流でしたが、最近は半導体レーザーや、DPSSレーザーなど、小型で扱いやすい固体レーザーが台頭してきました。固体レーザーの波長は今のところ赤と緑ですが、青のコストパフォーマンスが良くなればガスレーザーに取って代わるようになると思われます。 ブランキング/モジュレ
光ファイバーの盗聴について考えたことはあるでしょうか?「光ファイバーって盗聴できるの?」「そんなの知ってるよ」など答えは様々かも知れません。ただ実際に試したことがある方は少ないのではないでしょうか?本稿では、光ファイバーの盗聴を実験した顛末を紹介します。実験は成功したのでしょうか? 本記事は、光ファイバー(光ケーブル)が盗聴されるリスクがある事を知っていただく事を目的としています。光ファイバーについて場合によっては必ずしも安全というわけではないことを知った上でセキュリティ対策を考えていただきたいと思います。 ご自身の環境以外では試さないようお願いします。 なぜ光ファイバーからの侵入? 技術部の安井です。長年制御システムを開発してきた経験から制御システムセキュリティ向上に取り組んでいます。以前LANケーブル(有線LAN)からの侵入・盗聴の実験を紹介したところ多くの方に参照いただけました。 サ
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