電子工作の自作をする時には (株)タカチ電機工業のケースがかっこいいので よく使います。 今回、製作依頼があった機器は もともとの一号機と同じUC 型ケースを使用します。 信号レベルがマイクロホンの回路の-50dB 近辺を扱いますので ケースのアース(グラウンド)の取り回しには注意が必要です。 回路全体のアース(グラウンド)は ② のキャノンコネクタのケースに接続されている端子で この全体のケースに接続し一点アースとしたいのです。 ところが 上記の画像で ① の上下部分を繋ぐ金具同士はテスターで導通があり 電気的に接続されているのですが ② のキャノンコネクタを取り付けている前後面パネルおよび ③ のボリュームのシャフトとも導通がありません。 そこで、② の部分はアース用の配線を行い ③ のボリュームはボリュームのシャフトを止める ナットの部分の当たるケース部分をカッターで磨いてあります。
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