アメリカがエルサレムをイスラエルの首都と認めたことにパレスチナ側が反発を強める中、イスラエル軍は9日未明にかけて、ロケット弾による攻撃への報復としてパレスチナのガザ地区を空爆し、生後6か月の赤ちゃんを含む住民15人がけがをしました。 こうした中、イスラエル軍は8日夜から9日未明にかけて、ガザ地区にある武装組織の施設など少なくとも4か所を空爆しました。 NHKの現地スタッフが8日夜に撮影した映像には、町の中で突然、炎が立ちのぼる様子が捉えられています。 この空爆で、標的となった施設のそばにあった住宅も一部破壊され、病院関係者によりますと住民15人がけがをしました。このうち生後6か月の男の赤ちゃんが頭の骨を折る重傷だということです。 空爆の前には、ガザ地区を拠点とする武装組織がイスラエル領内に向けてロケット弾を少なくとも2発、発射していて、空爆はこれに対する報復と見られます。 この住宅に住む女