「トリノホシ ~Aerial Planet~」は、グライダーという“風の影響を受ける”乗り物を操縦し、“鳥の群れを率いて飛ぶ”ことを目的としたシミュレーターとは赴きを違えたフライト系のゲームである。本作には、種類や環境、飛行する時間帯や摂取する食料、鳴き声、外敵などが異なるオリジナルの鳥たちが登場する。主人公はグライダーで飛行しながらも、その鳥達の生態を観測し、理解し、収集して、鳥を仲間にしながら物語を進めていくことになる。 舞台は何世紀も未来。人類がついに相対性理論による光速の壁を迂回する方法を見つけ、恒星間航行に乗り出した時代。数々の星が植民地として開拓され、人類は星の海に広がっていこうとしていた。 白鳥座α星デネブ(※1)の近くにある小さなG型恒星を巡る惑星「コニウス・ブルー」。地球から三千光年以上(※2)も離れた辺境にあるこの星は、惑星表面の98%を海に覆われた水の惑星だった。 巨