最初に断っておきたいのは、私は政治の話をすること自体が悪いと言いたいわけではない。 オタクが政治を語ってはいけないとも思わないし、生活・労働・表現・戦争・社会保障・人権が政治と切り離せないことも理解している。 ただし、政治的な主張や危機感を広げる文章には、読み手の判断力を助けるものと、読み手を不安や罪悪感で押し流すものがある。 問題にしたいのは後者だ。 今回流れてきたnoteは、内容の賛否以前に、文章構造として非常に強い動員のロジックを持っている。しかもそれは、単なる「政治的意見表明」というより、読者の抵抗感を解体し、行動へ向かわせるための心理的導線がかなり精密に組まれている文章だった。 (ここではURLリンクなどは載せませんが、かなりの数読まれているnote記事なのですぐに出てくると思います) それを読んで私なりに感じたことをまとめてみた。 まず、冒頭の入り方が巧妙だ。 「オタ垢で政治の

