クラウドファンディング「Makuake」で4000万円近い支援を集めて制作された劇場用アニメ「この世界の片隅に」が11月12日に全国で公開される。主人公「すず」役の声優に、能年玲奈から改名した女優の「のん」さんを起用。このほど、プロモーション映像が公開された。 「この世界の片隅に」は、こうの史代さん原作の漫画作品で、第二次世界大戦中の広島県呉市を舞台にした家族ドラマ。片渕須直氏が監督を務める。 クラウドファンディングは、スタッフの確保やパイロットフィルムの制作資金を調達する目的で、「Makuake」で昨年3月にスタート。2000万円の目標に対し、約2倍となる3912万円の支援を3374人の支援者から集め、話題になった。 主人公のすず役には女優の「のん」さんを起用。「やさしく柔らかく、どこか懐かしい親しみを感じさせる声で、すずさんに生命を吹き込む」という。夫の周作役には声優の細谷佳正さんを起