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金融に関するownernismのブックマーク (25)

  • 中国発デフレ | JBpress (ジェイビープレス)

    筆者は昨年6月18日にMacro Information「CPIコアは日米欧英で低位安定継続」を作成。その中で、「国際的な需給逼迫観測といったファンダメンタルズ要因に基づく上昇に上乗せされる形で、マネーの動き主導で原油や穀物といった商品市況の高騰が加速している現状についても、そのまま持続的な動きだとみなしてしまうのはどうかと、筆者は疑問に感じる」とした上で、「内外の消費者段階の物価指標を見る際に、いわゆるコアベースではなく、原油や品などを含んだ総合ベースの上昇率が高くなっていることを材料視する傾向が強い」状況になっていたことに対して、いち早く警告を発した。 また、同じ6月には、月初から5回シリーズでMacro Information「債券売り材料は『戦線が伸びきった』」を作成し、急上昇していた長期金利が低下に転じるという予想を前面に強く出したという経緯がある。実際、債券先物は6月13 日

    中国発デフレ | JBpress (ジェイビープレス)
  • サブプライム危機がなぜ起こったか(解説編)

    すでにあちこちで語りつくされている内容ですが、少し前に作った図に沿って頭を整理してみました。「こんなの知ってるよ~」という人は、飛ばして下さい。 【市場プレイヤーの資金の流れ】 1.  貯蓄金融機関が国民に対して大幅に緩和された審査基準のもと、住宅ローンを過剰に貸し付けた(サブプライムかプライムかの区別よりも、固定金利ローンか変動金利ローンの区別の方が意味をもつことは、前回のエントリーをご参照) 2.  貯蓄金融機関が大量に資金供給できたのは、 ① 証券化技術の発達によって、個々の住宅ローンを束にして証券化した商品(Mortgage Backed-Securities)を買い取ってもらえるようになったから ② 政府系住宅金融機関(GSE)が持家推進の政策および株主利潤最大化の目標のもと、大量に資金供給したから 3.  証券化商品をバンバン売ることができた(=資金が大量流入した)のは ① 少

    サブプライム危機がなぜ起こったか(解説編)
  • 英政策金利、初の1%台 | JBpress (ジェイビープレス)

    大きな危機に直面した英国の経済政策運営は、大胆の一語に尽きる。ブラウン英首相が口にしているように、状況把握が遅れた上に経済政策発動が「小出し」になって失敗した日の教訓が十分生かされており、英国政府およびイングランド銀行(BOE)は現在、政策を「出し惜しみ」しない姿勢に徹している。 政府は、公的資金活用を積極的に行っているほか、景気刺激策として付加価値税率の一時引き下げを含む財政出動を打ち出した。 BOEは、「リーマン・ショック」で世界の金融市場に激震が走って景気悪化がきつくなった昨年秋以降、利下げペースを加速。10月に利下げを再開して政策金利(オフィシャルバンクレート)を0.5%低い年4.5%とした後、11月には一気に1.5%の利下げを金融政策委員会(MPC)の全会一致で決定。政策金利は年3.0%になった。1.5%という利下げ幅は1997 年にイングランド銀行の独立性が認められて以降で最

    英政策金利、初の1%台 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 今こそ、財政・金融政策の出番だ / SAFETY JAPAN [森永 卓郎氏] / 日経BP社

    昨年の12月19日、日銀は短期金利の誘導目標を0.2%引き下げて0.1%とした。それに先立つ12月16日には米国が事実上のゼロ金利政策を採り、スイスも4年ぶりのゼロ金利に踏み込んでいる。当然、市場は日のゼロ金利導入を織り込んでいたのだが、なぜか0.1%が残されてしまった。 この金融危機に直面して、ゼロ金利は避けられないところである。それどころか、特にデフレリスクの高い日においては、それより先の金融政策で量的金融緩和政策が必要とされていたのである。 では、なぜ0.1%が残されたのか。その理由は明らかだ。日銀が日経済を守ることよりも自分たちの体面を守ることを優先したからである。 0.2%利下げという奇妙な数字が示す日銀の体質 話は昨年の10月8日にさかのぼる。米国発の金融危機を受けて、米欧6カ国の中央銀行が協調利下げに踏み切ったのだが、日銀はそれに同調しなかった。その直前に行われ

  • また雑感 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    ○ なんとなく清算主義について分かった点 金利を考えず、火を消すコストを捻り出せれば「そんなことに注目する前にとりあえず火事を消せ、というのがここ数十年の学術面ではなくいま目の前で繰り広げられている現象面の出来事」というのは事実ですね。少なくとも、当方らの立ち位置からすると「火を消しましょう」「分かりました。で、見返りは?」という話でありまして。はい。 ついで、「むしろ旧態依然としたところが生き残る、というのが学術的ではなく現象面での出来事でした」については、旧態依然としたところは純然たる市場のなかに存在していないか、従前の既得権益における高利益率な仕事、あるいは前時代からの資産が値上がりして得られた収益(土地など)があるため、いわゆる商業活動上の収益や経済効率とは関係なく存続するのは往々にして見られますね。 一番分かりやすいのは毎日新聞社かと思うんですが、ボコスカの赤字で将来見通しも暗く

    また雑感 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 2008-12-25 - Economics Lovers Live■[ネタ]今日もお酒飲まない:雑感

    切込隊長へのきちんとした応答というわけではなく、雑感として読んでね。 不況という現象では、もともと赤字経営で非効率的なところが真っ先にドタバタ倒れている、ということですが、これ必ずしもそうじゃないところが面倒なところです。 なぜ面倒かというと学術的にではなく現象的にいえば、不況のときに個々の企業の赤字、黒字、効率、非効率を云々することは簡単にいえばど〜でもいいことで、そんなことに注目する前にとりあえず火事を消せ、というのがここ数十年の学術面ではなくいま目の前で繰り広げられている現象面の出来事です。 それができないところは火事の延焼はなかなかやみません。いまも太平洋の向こう側で議会と政府・FRBを中心にそのど〜でもいい企業の効率・非効率の判別をめぐっての対立があります。 それでは上記を踏まえたうえで、面倒なところも多少みてみます。赤字で非効率なところだけが都合よく淘汰されるのかといえばぜ〜ん

    2008-12-25 - Economics Lovers Live■[ネタ]今日もお酒飲まない:雑感
  • 田中先生と勝手にオルタナティブな議論をしてみる - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    ちょっと酔っ払って書いていたので、きちんと伝わるような書き方をしてなくてすみませんでした。 ■[ネタ](今夜もお酒は飲まない)日は不況をうまく活かせるのか??? http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20081223#p3 とはいえ、ちょっとお出かけをするので、簡素に書きますけれども…。 ○ 清算主義について 困ったことに、清算主義って概念が何だかよく分かっていなかった…。なので、いま適当に具具って得た解釈を勝手に真実と判じて論ずるので間違いも多いかもしれない。私が得た解釈は「不況によって、非効率な企業がより淘汰される」が清算主義とす。 で、私の言いたかったことは論理的に逆で、非効率な企業が(資金調達の不備や売上高の慢性的な現象によって)淘汰される局面を不況と呼ぶのが金融的なアプローチだろうと思います。つまり、非効率だから不況の際に銀行から借り入れをで

    田中先生と勝手にオルタナティブな議論をしてみる - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 「まあ、なんでも、いいですけど」@日銀金融政策決定会合 - shinichiroinaba's blog

    461: 名無しさんの冒険  2008/12/19(Fri) 09:10 やっぱり、今回は現状維持ぽいね。 アメリカの緩和で、アメリカが回復した恩恵で 日も多少良くなるから、また日銀が 責任逃れをするわけだ。 今まで、日が引き締め気味でもアメリカが金融緩和して 日を外需で支えるってパターンだからな。 462: 名無しさんの冒険  2008/12/19(Fri) 09:39 見送り?マジで驚いた。凄いなw 463: 名無しさんの冒険  2008/12/19(Fri) 10:56 読売は「日銀、量的緩和を実施へ」という見出しを打ってるんだが http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20081219-OYT1T00074.htm 日銀行は18日に開いた金融政策決定会合で、事実上の量的緩和政策を導入する方向で最終調整に入った。 企業の資金繰りを支援するた

    「まあ、なんでも、いいですけど」@日銀金融政策決定会合 - shinichiroinaba's blog
  • 中川秀直『(日銀)「はやきこと風のごとし」の対応を望む』

    私が前から指摘しているように、日銀がもたもたしている間に、日の金利の相対高になって円高が進展し、日経済の悪化が進んでしまった。 アメリカのバーナンキの対応と、それへの市場の評価をみても分かるように、この危機的状況で「動かざること山のごとし」では、ダメだ。 下記参照記事の「日銀が常に米金融緩和を追い掛ける展開では、円高進行のリスクは消えない。今回の利下げ後も日銀は0・1%という、いわば徳俵で金利を残した。『金利面での景気刺激の効果と、短期金融市場の機能を保つバランスを考えた結果だった』と白川総裁は説明する。一理はあるものの、大胆な量的緩和も辞さずにデフレと向き合うFRBに比べ、及ぶ腰の印象は否めない」は正鵠を突いている。 市場も、結局、前日比1円安の88円台後半、日経平均株価も前日比78円安の8588円の反落に終わった。市場の反応は「想定内」として限定的なものとなった。 市場が及び腰と受

    中川秀直『(日銀)「はやきこと風のごとし」の対応を望む』
  • 日銀0.2%利下げ | JBpress (ジェイビープレス)

    16日の米FOMC声明文のように、市場で観測が出ていた措置をほとんど盛り込んだ、「全部入り」に近い内容。ただし、米国と異なり、流動性供給を強化する「量的緩和」の姿勢を前面に出すことは見送られた。年明け後に株安・円高が加速するリスクが引き続き潜在している中で、日銀としてカードを温存した面があると、筆者はみている。 (1)【0.2%追加利下げ=翌日物誘導水準を年0.1%に引き下げ】 (賛成7・反対1。反対票は野田委員) 「無担保コールレート(オーバーナイト物)の誘導目標を0.2%引き下げ、0.1%前後で推移するよう促す(公表後直ちに実施)」 (2)【ロンバート金利を0.2%引き下げ=年0.3%に】 (全員一致) 「補完貸付については、その適用金利である基準貸付利率を0.2%引き下げ、0.3%とする(公表後直ちに実施)」 (3)【超過準備付利金利は年0.1%のまま据置】 (賛成7・反対1.反対票

    日銀0.2%利下げ | JBpress (ジェイビープレス)
  • 慌てろ これは日銀孔明の罠だ: 極東ブログ

    なるほどね。そうだったのか。「極東ブログ: [書評]この金融政策が日経済を救う(高橋洋一)」(参照)で日銀金融政策決定会合について「それなりの結果は出てくるだろう。たぶん、0.25%じゃなくて0.2%下げみたいな愉快なオマケもつくだろうけど」と書いたものの、どのあたりが愉快なオマケかなと。0.1%のしょぼさなんだろうなとは思った。 ロイター”無担保コール翌日物金利誘導目標を0.1%に引き下げ=日銀金融政策決定会合”(参照)より。 日銀は18、19日に金融政策決定会合を開き、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0.2%ポイント引き下げ、0.1%前後で推移するよう促すことを決めた。賛成は7人、反対は1人で、反対は野田忠男審議委員だった。 庶民にしてみると、金利差で0%と0.1%ではあまり意味ないしね、苦笑と思っていたのだが、こ、これが孔明の罠か。韓リフ先生”事前シナリオ通りか?―

  • 2008-12-19 - Economics Lovers Live■[話題]事前シナリオ通りか?―日本銀行の0.2%利下げ―

    これは僕の推測です、悪しからず。ただし僕はこれを真実だと思っています。いまからほぼ一月前に、このエントリーhttp://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20081107#p2で以下のようなことを書きました。 ちなみにどうも今回のしょぼい日銀行の利下げを「0.2→0.2→0.1」(この順番は詠み人知らずw)下げていきできるだけその利下げタイミングもストロークを長くとりたい、という意志らしいよ 笑。 これは石町よりのエコノミスト・マスコミうにゃみゅにゃ(と僕が勝手に判断した人たち)からの発言からこの時期に僕が知りえたものを書きとめておいたものでした。日銀行が「周辺環境で利下げに追い込まれたとき」のシナリオだと理解したものです。そしてこれをもって「事実上のゼロ金利」として、あとは今話題のCP買取り(そのときはCPは話題になってなかったと思う)などの「量的緩和」を

    2008-12-19 - Economics Lovers Live■[話題]事前シナリオ通りか?―日本銀行の0.2%利下げ―
  • 難局に立ち向かう“ヘリコプター・ベン” 超金融緩和政策とデフレ JBpress(日本ビジネスプレス)

    2008年12月18日(木) [ Financial Times ] 難局に立ち向かう“ヘリコプター・ベン” 超金融緩和政策とデフレ [Financial Times] 各国中央銀行は近く、デフレに対する最強の武器に頼らざるを得なくなるかもしれない。紙幣印刷機と空からカネをばら撒く「ヘリコプター投下」である。 …続きを読む

  • 中川秀直『(全政策の動員)市場は日銀の覚悟の明示を待っている』

    FRBが「全手段の動員」を明言したことは、ルビコン川を渡ったことを意味する。 日銀も同じく、後に続いて「全手段の動員」をして、ルビコン川を渡るか。 円高はその督促とも受け止める。この催促が、「失望」に終らないことを期待したい。 バーナンキFRB議長は、「世界大恐慌研究の第1人者」であり、「日の90年代デフレ研究の第1人者」でもある。そのバーナンキ議長が、腹をくくって、未踏のゼロ金利と量的緩和に踏み切ったのである。 特に「量的緩和」は、日銀の量的緩和の先を行くものであり、まさに未踏であるが踏み込んだのである。金融政策としての非伝統的手段総動員である。 理由は世界的デフレの未然防止阻止であるが、日経済はデフレが未だ脱却できていない周回遅れである。日のほうがより深刻と受け止めるべきだ。 06年に、日銀がゼロ金利解除、量的緩和政策解除をし、デフレが脱却できていないところに、米国発の金融危機が

    中川秀直『(全政策の動員)市場は日銀の覚悟の明示を待っている』
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「米国ゼロ金利時代突入の意味」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年12月17日 (水)時論公論 「米国ゼロ金利時代突入の意味」 アメリカの中央銀行にあたるFRBが16日、政策金利を事実上ゼロにしました。金融危機から世界同時不況に突入しつつある世界経済の何が問題になっているのか、大島解説委員がお伝えします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「不況脱出のためにはあらゆる手だてを使う」。FRBは声明の中で、史上初めてゼロ金利にした理由をこのように述べました。これに加えて、住宅ローンや企業が短期の資金調達を目的に発行するCPをFRBが直接買い上げることなどを通じて、量的にも金融緩和を進めることを初めて声明に盛り込んだ点も注目するべきです。 目的は二つです。消費、生産、設備投資が急速に落ち込んでいる中での不況脱出と、信

  • リフレ政策のさらなる前進へ 2008-12-17 - Economics Lovers Live

    それとクルーグマンの意見を久しぶりにみたのですが、彼はやはり民主党よりのせいもあるのか現行のFRBにはきつい評価ですね。ただマンキュー先生の意見http://gregmankiw.blogspot.com/2008/12/next-round-of-ammunition.html にあるように「物価安定」をさっさと放棄し、2〜3%のインフレ目標もしくは物価水準目標どちらでもいいですが(より望ましいのは後者ですが)それらを採用するradicalな金融政策の転換、つまりレジーム転換が必要でしょう。今回のも事実上レジーム転換ですから二段階、場合によれば多段階でも可能で矢はどんどん放つことができるでしょう。そうそれこそ伝説の「ケチャップを買う」までだって(まあ、真剣にいえばそこまでに確実にアメリカ経済は回復しているでしょう)。さらに来年早々のオバマ政権の誕生による期待転換もあるでしょうし、そしてオ

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  • 【金融危機】小さな金融大国アイスランド破綻の恐れ (1/3ページ) - MSN産経ニュース

    国家崩壊の恐れも出てきたアイスランド。首都レイキャビクの株式取引所でもトレーダーの表情は険しい=14日(ロイター) 世界最北の島国アイスランドが金融危機の激震に見舞われている。同国の高金利に海外マネーが吸い寄せられ、国内銀行の総資産は国内総生産(GDP)の10倍に。1人当たりのGDPでも富裕国に仲間入りした。しかし、バブルが破裂し自国通貨は暴落、銀行は国有化され「国家崩壊」の恐れもある。人口32万の“小さな金融大国”の破綻(はたん)を検証した。(ロンドン 木村正人) 昨年9月、「13%超(当時)の政策金利は危険すぎないか」という記者の質問に当時、アイスランド中央銀行幹部は「国内銀行やカード会社の全口座は中央データベース(CDB)で集中管理しており、カネの動きは一目瞭然(りょうぜん)。適切な金融政策を打てる」と胸を張った。 カードの普及で現金の流通量がGDPの1%と世界で最もキャッシュレスに

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | おはよう日本「おはようコラム」 | アジアを読む 「アジア波及金融危機最終稿」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年10月02日 (木)アジアを読む 「アジア波及金融危機最終稿」 (岩淵キャスター) Q1 アメリカの金融危機は、アジアにどのような形で影響を及ぼしつつあるのか?。 (嶋津解説委員) A1 震源地アメリカから世界に広がる様相を見せています。ヨーロッパでは既に、イギリスやドイツ、ベルギーの銀行が破綻するなど深刻な事態です。一方、アジアの場合は、ヨーロッパほどの深刻度ではありません。 中国の国有銀行がアメリカのサブプライムローンを組み込んだ金融商品を、数十億ドルの単位で保有していると言われますが、中国国有銀行の規模から言って、自力で損失処理をしていける額と見なされています。つまりアジアの金融機関はヨーロッパの金融機関に比べて、傷は浅いのではないかと見られます。 しかし、それにも拘らず香港やインドで銀行の取り付け騒ぎが起きたというの

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「激震走る国際金融」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年10月01日 (水)時論公論 「激震走る国際金融」 (金子キャスター) ニュースでもお伝えしている様に、昨日から今日にかけて、世界の金融市場は 大混乱となりました。 世界経済はどうなるのか、山田伸二解説委員です。 (冒頭陳述) サブプライム・ローンに端を発した今回の混乱は、 1930年代の大恐慌以来の深刻さだとも言われます。 昨日からの動きを見ていますと、まさに、この時起きた、金融恐慌を彷彿させます。 そこで、今晩は、大恐慌との比較も交えて、この問題を考えていこうと思います。 (今の状況) 今回の問題の火元はアメリカでしたが、株価が急落、ドルが大きく売り込まれた事で、 世界の金融機関を取り巻く環境が、如何に厳しいかを、浮き彫りにしました。 今の状況を絵にすると、こんな風になるでしょうか。 関係者は、問題のある金融機関はどこか、